【メンズ・ストレッチ・ハイドロボートパンツ】履き込んで直して履いて。
そろそろ生地と生地とを抜い合わした部分の縫糸劣化が始まり、目止め作業が追いつかなくなってきた程になってしまった。
生地自体はまだまだ丈夫だから十分使えるのだが、貼り合わした部分の縫糸がどんどん解けてきてしまい、お尻位置などは…。
「メンズ・ストレッチ・ハイドロボートパンツ」とは現在の名称であり、このハイドロボートパンツのスタートが私が履いているパンツであるのだろうが、正式名称は実のところわからない。
パタゴニア公式サイト メンズ・ストレッチ・ハイドロフロー・ボードショーツ 19インチ Port Blue
忘れてしまったし、今から調べようとしても無理だ。私が愛してきたこのパンツ、今の様な細見で短いデザインではなく太もも部分の裾は広がり太く作った平成中期なデザインになっている。
ランニング時から着用し、船上でハードに使用、洗車する時も寝る時も日常でも主役の様に着用し続けてきた。
『バギーズパンツ』前まではいつもハイドロボートパンツで夏場はずっと生活しており、やはりこのパンツを穿く時も「ノーパン」で。
速乾であり、強烈なる伸縮性を持ち海外でも国内のトリップでも本当に重宝した。
「バギーズパンツ」はお腹周りがゴムなので伸縮でずれてくる事はないが、その分腰でルーズな穿き方は出来ない。
「ハイドロボートパンツ」は伸縮性がしっかりした生地でありながら、お腹周りはヒモで締めるため、裸時見た目が良い。痩せたシックスパットな人ならどちらでも似合うのだろうが、私のようなビール腹のおっさんにはゴムで留めているお腹周りは見苦しいのだ。食い込んじゃうし、ね。
今まで破れたら直す、破れたら縫う、これを徹底してきたけれど、そろそろ限界かもしれないなっ。「ハイドロボートパンツ」に変わる「バギーズパンツ」も数揃ってきたから、そろそろお蔵入りして終了にしようかとも考えている。
でも、シャワー浴びた後や寝る前は草臥れた生地が地膚となじみ、どうしても着慣れている分着てしまう。
昨夜も飲んで帰ってきて、記憶も定か出ない状態でお風呂に入り寝たのだが、朝「ハイドロボートパンツ」を身に付けている自分に笑えた。
無意識に穿いている「ハイドロボートパンツ」。
毎年夏のお気に入りだからなかなか手放せない自分がまだここにいるのであった(笑)