【真冬の北海道にトライ⑤】食いしん坊、満腹‼️痛風恐怖は裏腹で。
北海道の食文化、これまで愛してきた九州食文化ヒイキをもしかしたら越えてしまったのかも…と最近感じている。
脂で醤油を弾くヒラマサの刺身を柚子胡椒でいただく。鷄のモモを炭火で焼くそれは間違いなくヒイキしちゃうのだが、北海道の食の魅力に完全にやられている平松慶。今回は、そんな贅沢行脚の数々を今回の旅に合わせてお伝えいたします。
◆2021年2月24日(日)
《春夏秋冬活魚料理 北海》
晩ご飯でここを利用した。苫小牧入りしたのが日曜日だと言う事もあり、市内のお店は半分以上が閉まっていた。そんな中、魚料理を美味く出してくれる、と定評の《春夏秋冬活魚料理 北海》さんを予約。
私はビールを昨年夏からやめており、スタートからハイボール。季節のお刺身から始まり、サラダも海鮮、それに北海道の生牡蠣、じゃがいもも贅沢にブランドモノをいただき、コーンやらザンギやらを美味しくいただきました。
ハイボールは、ちょっと贅沢に白州。グリーン瓶の白州が北海道の鮮魚の旨みをさらに引き上げてくれました。ザンギに辿り着く時にはかなり満腹。美味しくいただきました。《ホテル内夜鳴きそば》
セイコーマートで夜酒を入手し、ホテル内の温泉へ。晩ご飯が早い時間であったので、まだ寝る時間でもなかった。
温泉に浸かり、ハイボールを呑んでいると、軽くラーメンが欲しくなり…でホテル内夜鳴きそばを食べに。ホテルで無料配膳してもらえる夜鳴きそば、特別美味い訳ではないのだが、なんとなくホテルの愛情が籠ったラーメンなので、私はこれも宿泊の楽しみにしているのだ。苫小牧だけでなく、北見や旭川、小樽などのドーミーインホテルで味を楽しんだ。
統一だろう、とは十分にわかっているが、優しい味に満足した初日夜になりました。
◆2021年2月25日(月)
《Cafe HINNA(ヒンナ)》
初日サクラマスジギングロケを終えた我々は、お昼のランチはサクラマスだと決めていた。Cafeの女性オーナーさんがサクラマスジギングアングラーでママさん手料理サクラマスランチに舌鼓してくれると。
白老港から先にヤマト運輸で釣果のサクラマスを送り、その帰りにお店へ。いかにも女性受けする澄み切った店内に猛者苦しい男オッサンが4人も押入り、コーナーの広い場所に分ズリかえってしまったのは反省。レモン水を遠慮なくグビグビ頂き、骨のストレスゼロなサクラマスのフライをメインに食べさせて頂き、本当に大満足であった。のちに気付いたが、もしかしたらサクラマスフライの横に盛られた小皿に入ったタマゴの混ぜ合わせは、タルタルソースの感覚で添えて食べるのが正解だったかも。そんな気配りひとつ出来ないオッサン4人は食への欲を解消するごとく、ガッツリと頂いちゃったのでした。
お近くの方だけてなく、遠方の人もぜひ。店に行く前に釣魚はあるか聞いてみたら、また違う期待が持てるかもしれませんね。二日目滞在の晩ご飯は「北海道だよ、ラムだよねん的ノリ」でジンギスカンをホテル近くのお店で頂きました。ググッてみたお店の評価は高い、とノリさんも言っており期待大。身体をホテル温泉で仕上げ、いざジンギスカンへ。
たくさんの玉ねぎにラム肉を載せていく。ラム脂が玉ねぎを炒めてくれる感じに仕上がり、ラム肉をいただく。生ビールが絶対に美味いだろうな、とを横目にお願いしたのは焼酎炭酸割り。徹底してビールは避けたい。人生でこれまで一生分のビールをきっと呑んだから神様が「お前はもう飲むな‼️」と痛風と言う辛さを代償に言ってくれてるのだと勝手に、解釈。生ビールを我慢し、焼酎炭酸割りで美味しくいただきました。
北海道の方ならわかってるみたいですが、ツーリストの私はジンギスカン後のお茶漬けに初トライ。感動。あまりの美味しさに写真を簡単に撮りがっついてしまったほど。
白米をもらい、ラム脂で仕上がった玉ねぎをのせ、そこにジンギスカンの付け汁を少し垂らして番茶などでお茶漬けするのだ。らむらむさんではコーン茶を使うとの事で、コーン茶の風味とジンギスカンの旨みが白米に染み込んだローカルでしか味わう事の出来ない逸品で締め、これまた満足な夜でありました。
◆2021年2月26日(火)
《麺屋 雷文》※泡カレーらーめん。
Facebookにも感情込めて投稿しちゃいましたが、苫小牧と来たら、カレーラーメンだ。とやたら大王ラーメンを食べたかったのですが、それはそれ。こちらを食べてみて下さいよ。と沖上がりからそのまま行ったお店が《麺屋 雷文》。
ここでいただいたのが、ただのカレーラーメンではない。上澄にクリームがふんだんに乗っているのだ。このクリームと、カレースープを混ぜ合わせて頂く食感を味わってきたのだ。もう、秀樹感ゲキ‼️と言ってしまいそうな美味さ。
優しい麺を包むカレー味のスープにクリームを混ぜ合わせる事でカレー味が素直に優しくなる。黄色い縮れ麺とクリームカレースープが食の勢いを促進させる。気付けば、ラーメン鉢を抱えてスープを飲んでいた。この美味さに脱帽でした。野菜9割のモツ鍋、それ幸せじゃんとなり、ノリさんが古くから通い続けている石鍋亭に向かった。今夜はサミーズの佐藤代表、それに積丹半島のブリジギングでお世話になった岡田三四郎船長も合流しての晩酌となった。
石鍋亭のモツ鍋は本当に野菜が多い。キャベツとニラベースでグツグツやり、シナってきたらガバッといただくのだ。モツ鍋の楽しみはその後にある。福岡で散々色々なモツ鍋を食べてきたが、やはり最後に美味かった、と感じるモツ鍋は、クドさの無いおじややラーメンで締めるパターン。まさに石鍋亭でいただいたモツ鍋のラストは二時満塁ホームランでありました。じわじわと塁を攻め、配球で追い込まれた後の一発ホームラン。この場合、締めをラーメンだけでもダメで、おじやだけでもダメなのだ。ダブルで絶賛してこその締め。それをいただけた喜びであったのでした。
◆2021年2月27日(水)
《THE END CAFE》
スープカレー初トライは昨年夏。そこから何度も北海道に来ているが、完全なるスープカレー派になってしまった。
最初にスープカレーを口にした際、何となく物足りなさを感じてしまった。しかし、その後Go toトラベルなどで地域クーポン券が大量に配布されそれをお土産でスープカレーにあててから、どんどん最初に食べたザ エンド カフェのスープカレーが恋しくなってしまったのだ。
あまりにも美味しいスープカレー。この日はハンバーグがトッピングされ、定番の根菜たっぷりのスープカレー。もちろん今回も動画撮影をしてもらい、その味に魅了したのでありました。
今回も、旅の楽しみにある美食時間楽しませていただきました。冬の北海道行脚、これにて2月分は完了となります。来月(3月)も再び、北の大地へ入ります。有難うございました。感謝です。