【5/7 ヒラマサを求めて、春の対馬】ツアーメンバー、釣果はいかに⁉️
ブリを避ける様に、この日は上対馬に向かった。
対馬東側は、砂地が多くて、岩礁帯を好むヒラマサの付き場はおおよそ検討が付く。
魚道に設置されている魚礁周りや、島からの瀬周りが代表となる。まずは上対馬の魚礁に入った。
私はヒラマサ狙いに徹底している。この日、スタートから私は猛烈な勢いでヒラマサだけを掛けていく。魚が濃いエリアでヒラマサだけを狙うには、テクニックが必要となる。
他のアングラーも魚場ポツポツ釣れているのだが、大半はブリ(ヤズ)やヒラゴ。
これはみんなのアクションを見ていてわかっていたが、前日の七里が曽根でブリが釣れていた動きのままを同じ動きでやっており、ヒラマサとブリが同居しているポイントでブリばかりが口を使っているのだ。
私の横でシャクっていた今泉善幸さんには、その違いを少し話したら直ぐに理解してくれた。
それからは、回収中のヒット以外は全て狙ってヒラマサを食わせてくれた。
ヒラマサとブリとの釣り分けは別枠で解説しますが、他のアングラーは楽しそうにブリを釣っていたので、アレコレ言うのをやめて、見守る様にした。
ヒラマサは本当にはっきりしている。
捕食スタイルがブリとは全く違うので、釣り方さえわかれば、狙いやすい。この日、私は14本の魚をキャッチし、ブリ(ヤズ)は内3本。
ジグを回収している時に食ってきたりしたのも含まれ、いかに魚(ヒラマサ)の習性を釣りに当てはめているのかを実証出来た1日でした。
ラストはどうしても島際瀬周りがやりたかったので、帰港戻り際のひと流しだけお願いした。
ボトムについているベイトを追っているヒラマサに標準を合わせる。ボトムタッチし、好奇心を煽るようなしゃくりを入れ、食わせの間を取った。そしてホバーリングした際に「ガツン!」と。
春田大船長、若船長の二人は操舵室からずっと私の動きを見ていた様で、見事に掛けた事へのお褒めまでいただけた。
そこでは8kgクラスのヒラマサをドンピシャで掛ける事が出来、組み立てた考えと日頃の練習成果に大満足な結果となったのが嬉しかった。
ラストのヒラマサは、本当に嬉しかった。計算通りの組み立てで、狙った魚をガッツリ釣り上げる。至福の時を得た1尾になりました。
さあ、次が最終日です。ブリで楽しむのは、そろそろ…と伝えようか、どうしようか…と悩んだ夜でした。