伊豆御蔵島沖、韓国済州島などで20kgオーバーのヒラマサジギングで結果を出して来たフック。
これまで2社からの製品リリースがありましたが、現在は廃盤に。今回お客さんからの依頼で久しぶりに作成する事になり、微調整をして作ってみました。
《フェイクアシストフック8/0》
以前作成してきたモデルは、チモトの長さを4.5cm前後にしてきました。これはKEITAN-JIGなどロングタイプの形状をしたメタルジグを意識した長さで、近年人気なジグサイズのセミロングタイプには少し長く感じていた。
チモトの調整を少し取り入れて今回は作成してみたのです。
KEITAN-JIGの様な、フットボールの魅惑な動きのジグではなく、姿勢が安定したGummy の様なヘッドバランスの前方向に沈む形状だとチモト1cmの短かさがフッキング率を向上させてくれる。
だから、チモトを短くし、より現在主流のジグに合わせた設計を取り入れたのです。
フックは、オーナーばりの《アキツイスト 8/0》。現在、国内販売があるかどうかはわからないのですが、太軸でありながらシャンクがストレートで特殊な形状のフック。
これをケプラー糸20号で編む様な絡みをし、熱収縮チューブで圧着しシャンクに結び着けるのです。
熱収縮チューブはライターで加熱する事で形状を整えられるので、現場(釣りの最中)でもチモト部分が簡単に整えられます。
そのチモト部分先には、打ち抜きリング(6mm)に結ばれており、フックの可動域を増やしてくれ、ヒットしても魚をバラすストレスを軽減してくれます。
全てにおいて、何度もテストを繰り返し、決定したスタイル。絶品のテスト結果が安心に変え、自信を持ってお勧めできるフックに仕上がっています。
今回、平松慶が手結びで作成した《フェイクアシストフック8/0》を数量限定で近年モデルメタルジグに合わせたサイズで作成しました。
この機会にぜひ販売ページから入手してもらえれば、幸いです。