ずっと焼酎炭酸割りだったのですが、いつからかハイボールが美味しいと感じる様になりました。
多分、北海道滞在時に、色々なウイスキーを飲ませて頂いたからかなぁ。
米、麦、黒糖、芋、と焼酎はどれも好き。たくさんの氷をグラスに入れて炭酸水で割る。晩酌の毎度の楽しみでした。
そんな私だけに、炭酸水は無くてはならないもの。シュワっとした喉越しと、グラスを口に運んだ時に焼酎の香りがたまらなかったのです。
そんな私がこれほどウイスキーを好きになるだなんて。
10年ほど前に北海道積丹半島で飲んだ余市、竹鶴、は本当に美味しかった。竹鶴は積丹半島滞在時には毎晩の様に飲み、魚料理と共に楽しませてもらった。
余市は、ニッカウヰスキー工場を見学した際に、お土産で頂き、それからのファンに。それからは、あまり焼酎炭酸割りではなく、ハイボール生活になったのです。
SNSは様々な情報がいち早く流れ、私はそこでサントリーから限定発売される「白州」ハイボールの事を知りました。
「白州」自体は、楽しみながら飲んでいましたが、高価なお酒ですし、ガブガブとは飲めません。晩酌は安いハイニッカでハイボール、その後にゆっくり2杯程楽しむスタイル。
「山崎」も同じ飲み方でしたね。勢いよく飲むのは、居酒屋さんのハイボール。味わって飲むのは自宅酒、これが毎晩の至福の時でした。
SNSで知った「白州ハイボール缶」。気にかけてみたら、コンビニで見つける事が出来ました。値段をみてびっくりしましたが、BARで飲んだら…と考えると値段は納得。
「白州ハイボール缶」の出回りが無くなった頃に「山崎ハイボール缶」の情報が流れ、そちらも無事入手。
高価な缶酒ってイメージがこれまで無くて、冷えたグラスに氷を入れ、味を確かめながら飲む。2種類のプレミアムハイボールをいただいた。これには喜びました。
「白州」と「山崎」は共に何度も缶ハイボールは飲みましたが、こうして2缶揃えて飲み比べが出来るなんて。さっそく頂いちゃいます。
まずは「白州ハイボール」。スモーキーな香りがしっかりしていて、深い味わい。これぞ「白州」じゃん、とまずニンマリ。
続いて「山崎ハイボール」を氷グラスに注ぐ。缶を開けた瞬間から香りが素敵。ミズナラ樽の深み、と缶に書かれていますが、ミズナラ樽の味がわからない私。
グラスから口に注ぐ。深み、とはこの味なのだろう。「あ〜、はい、山崎だ!美味い山崎だ!」率直に感じた。「白州ハイボール」と「山崎ハイボール」を交互に味わう。
ソムリエみたいな言葉は私からは出る訳がない。しかし、私個人の意見としたら「白州ハイボール」の方がより香りがはっきりしている。「山崎ハイボール」は口に慣れたら滑らかな味になる」と感じた。
個人の好みがあるから、どちらに優劣を付ける様な舌など持ってもおらず、あれこれ言える立場じゃないけど、好みはどっちと聞かれて美味いなぁと感じたのは「白州ハイボール」でした。
「山崎ハイボール」が不味いって事じゃなく、ふたつの飲み比べで私の好みはどっち?と言う低辺レベルな感想です。
今回こうして贅沢にも2缶同時に飲み比べれた事、これが嬉しかった。ありがたかった。ただ、正直に言うと、缶ハイボールって開けたら飲み干さなくてはならず、チビチビとやれない。
自分好みの濃さも出来ない贅沢品だなぁ、と貧乏性が出た飲み比べ時間でした。
それにしても、美味い。ナッツもチーズもそっちのけで、2缶を充実させてもらいました。美味しかったです…。もう飲み干しちゃいましたが。