【京都発⁉️久々の錦市場商店街《豆招福》】懐かしさと三密を考えながら。

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【京都発⁉️久々の錦市場商店街《豆招福》】懐かしさと三密を考えながら。

四条河原町は大学生の頃に寮(柔道部寮)が解散になる週末は当番じゃない時によく出掛けていた。

飲めないお酒を飲んでは悪酔いをよくしたもんだ。今の様に日常的に他大学生とコンパなども当然なく、お見合いコンパみたいな、学生新聞が企画した集いに参加したら、なんと京女(京都女子大学)とコンパになり、最悪につまらない思い出なんかもあったりした。

また鴨川の河川敷を紹介された看護婦さんと歩いた思い出や、暑い暑い祇園まつりにシャツが半乾きの匂いで気分がめいた思い出もある。まだまだたくさんの思い出があり、キライじゃない京都の繁華街であり、学生時代、また社会人なりたての頃の淡い気持ちなんかも含んだ街なのである。

四条通りからすぐに、寺町商店街、新京極通、錦市場商店街とあり、寺町商店街よりも30年前は新京極通の方が賑わっており、私は毎月の親からの仕送をちょい溜めしては、AVIREXやらアメリカ軍払下げなどのジャケットを買い漁ったり、リーバイス501の古着なんかも朝から「これぞ1本」ってのが見つかるまで探しまくっていたよなっ。

古着が大好きで、特にアーミー系ミリタリージャケットは型も色々持っていた。N-2BやらMA-1なんかのメジャーなモデルだけでなく、アメカジで組み合わせられる様なスタイルが気に入り、探すのが楽しくて仕方がなかった。

リーガルやら、レッドウィングのブーツなんかも当時の物を今でも持ってるし、実家を探したら、間違いなくB-3なんかも眠っている。

柔道部に所属していたけど、頸椎の手術で体重を落とさなくてはならず、リーバイスなら30インチ、スカジャンやMA-1なんかもLサイズでガバガバな時。ファッションと魚釣りにお金をかけるのが一番のストレス解消になった時代でした。

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さて、今回はそんな思い出深い寺町やら新京極、錦市場などをゆっくりと家族で散策してきた。

長男と次男はふたりして古着屋の梯子、女房は「あらっ、ここはあーだった。そこはこーだった。」と浦島太郎セリフを連呼しながら歩く。

私も古着屋などは何軒かうる覚えだがなんとなく、のレベルで覚えている店を懐かしみ、あとは京都の台所「錦市場商店街」がシビレる楽しさに取り囲まれたのであった。

覚えているお店はなかったけど、あっここに神社、はいはい、となりおっ、この四角は知ってる、と。

そんな中でも、めっちゃ気さくに話してくれた、長男と年齢が多分あまり変わらない売り子さんから勧められたのが「干し芋」なのであった。

今、サツマイモにハマっている。

酒は抜いているから、芋焼酎は飲んでないけど、干し芋に芋けんぴ、きんつばの芋味、芋菓子、焼き芋、と芋尽くし。そのタイミングで勧められた「干し芋」は四角い型で表面に軽い砂糖がまぶされている。

このご時世で試食を勧めてくれたので、ついガチ食い。

お砂糖の予想以上に薄い味に対し、正方形に切られた干したサツマイモを口にした瞬間。舌に載せる前に奥歯で正方形をひと噛みした時点で「秋の京都、おいでやす。」となり、つい本能でもうひとつ試食を求めていたのだ。

お芋好きの発祥者は次男坊。次男坊にも試食を勧めると、なんと自分のお小遣いで買いたいとまで言い出した。

ゲームやオモチャなんかは自分の小遣い範囲内で好きに買わせているが、この干し芋だけは、私が買ってあげる事にした。私は大袋を2つ。次男坊は大袋を1つ。

これは、絶品を越えた絶品の干し芋と私が勝手に言い告げるのには、ほんと恐ろしい京都マジックでもあるかの様な奥深いお菓子の奥義を感じてならなかった。

表面にまぶされたきめの細かいサラッサラな砂糖は手で摘んでもベトつかない。それをパクリと口に放り込み、ひと噛みすると、表面の砂糖味をゆうに越えた秋の味覚、サツマイモの甘さが爆発してくれるのだ。

お砂糖より甘い干したサツマイモ。そりゃ、どんな贔屓を使っても芋好きには嘘は付けやしないのだ。噛む毎に清水寺が出てきたり、ひと噛みすれば、秋の金閣寺なのだ。

だから、どうしようもなく芋好きな野郎、いや老若男女はその味に右倣え‼️してしまい、つい「えーい、大盤振る舞いじゃ‼️」となってしまうのだ。ここで、お店の紹介をしちゃいます。

《豆招福》

京都市中京区錦小路通寺町西入ル
075-221-3392

まあ、騙されたと思って食べてみて欲しい。通販とかやってるかはわからないけど、私が次にまた錦市場商店街へ行くなら、絶対の絶対に買いに行くと言い切れる「干し芋」さんの紹介でした。

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