【玉ねぎの町、訓子府町からの贈り物】仲間が作った玉ねぎで健康管理‼️
ナビゲーションに従いながら車を運転し目的地まで走る距離が途方もなく長い。これ北海道での話です。どこまでも続く畑の画面。フロントガラスの先には緑色や黄色の巨大な農機具がガンガン大地で動いている。
じゃがいも畑が丘を越えて広がり、その先には町内を記した看板が目に入る。ついアクセルを踏みたくなる大地と直線の道路。
ラグビーボールを持ったキャラクターの街を抜けると、玉ねぎがモチーフになって記された町へ、訓子府町。クンネップと呼ぶのですが、最初の頃は全く読めなかった。
釣り仲間との繋がりから訓子府町は身近になった今、北見市内を拠点にしては、よく釣り歩くエリアとなったのです。
北海道への繋がりは、最初は海からの繋がりでした。札幌へ商いで通う様になり、積丹半島をベースにオフショアゲームを展開してきた。いつしかオフショアゲームだけでなく、少しずつトラウトゲームをする機会も増え、そこから私は広く北海道のエリア拡大に繋がっていったのでした。
オフショアゲームでの繋がりは、長崎県対馬ヒラマサツアーがクンネップとの繋がりで外せません。
私がトラウトゲームを楽しませてもらい、クンネップの釣り仲間にヒラマサゲームを楽しんでもらう。このキャッチボール関係が構築されていく事で信頼度が増し、現在の関係になっています。
一時は私を利用しようとする者などもあり、それが顕著に表れ人間関係が崩れかけた時もありました。不義理を当たり前にする、自己中心的な言動、仲間への無礼、そう言った輩が哀しいですが居た事も事実…。
寂しいなぁとは感じましたが、身勝手さや横柄さに振り回され、傷つけられる事は排除させてもらい、今を楽しんでいます。
北見拠点で釣りをさせてもらう際、毎晩お付き合いをして下さるクンネップの釣り仲間。感謝しかありません。そんな仲間たちの中で玉ねぎを中心とした農業を営まれている釣り仲間から今年もシンタマ(新玉ねぎ)が届いたのです。
紫色のもの。日本武道館を思い出させる様な大きな玉ねぎ、はち切れんばかりの「パッツンパッツン」な小ぶりな玉ねぎ、どれも収穫されて直ぐの状態で巨大段ボールいっぱいに送って下さった。
女房と私は、猛烈に嬉しかった。段ボール箱を開けたら女房は感激していた。普段スーパーでみる玉ねぎとは、弾け方が違う。「パッツンパッツン」と表現しましたが、まさに弾けそうな程に瑞々しく膨らんだ玉ねぎは感激そのもの。
私はサラダだ!と言えば、女房は鉄板焼きだ、と。長男夫婦がタイミングよくやって来て、お裾分け。スーパーでは見られない玉ねぎの美しさに長男嫁ちゃんも大喜び。
さっそく私はスライスして、まずはと生で頂かせてもらいました。紫色の種類をサラダで食べたかった。玉ねぎは血液をサラサラにする、と子供の頃から父親に言われてきた。
私は19歳で大量の輸血をしており、献血が出来ない。父親は献血をして新しい血を身体で作れ、と教えてくれたのですが私の血は世の中に不必要なので仕方がない…。だから玉ねぎをたくさん食べ血をサラサラにする事は若い頃から地味に守って来たのだ。
新鮮な玉ねぎを好きなだけ食べられる環境、これは年越しのタイミングで最高に嬉しい事なのです。
紫色の玉ねぎをスライスして水に浸す。少し浸したら水を切り、サラダ皿に盛る。安いキャベツの千切りと合わせてゴマドレッシングをぶっ掛ける…。至福の時。
身体中の血液が動き出し、血液がサラサラになった気分を勝手に感じてみる。あまり自分自身ではわからないのだが、これでまた健康になったと思えるのだ。
女房は鉄板焼きを準備。冷凍庫内のお肉やら、適当に準備し、晩ご飯を楽しませてもらいました。
北海道の玉ねぎ。クンネップの玉ねぎ。カレーにもシチューにも、肉じゃがにも、どれにも主役にはならない絶対的脇役なのですが、その主体をガチッと脇役で支えてくれているのが玉ねぎ。
まるで生産者の人柄を表してくれているとつくづく思うのでした。西森隊長、また川下りボート隊長で遊んで下さいね。
神奈川県座間の自宅で今夜もクンネップを感じながら晩ご飯を楽しみにします。感謝です。