【筋肉痛MAXに泣く‼️柔道乱取り】次男坊との乱取りはグッタリでした…。
やっと時間が作れた休日の夕刻、次男坊とのタイミングが合い彼の恩師になる福井学先生の稽古に参加する事になった。
卒業式を直前にした次男坊は高校の部活に顔を出していない時は、ラントレやジムに通い筋トレなどをしており、それなりに体力は持続している様子。
私はと言えば、次男坊との生涯一回と決めた送り出し試合も済ませ、何となく達成感に包まれ、もう柔道意欲も低迷気味だった。
そんなタイミングで次男坊から「福井先生の夜練行かない?」とのお誘いに賛同しギオンアリーナへと向かったのでした。
それにしても今年に入り、益々稽古時間が持てない状況の私。5月の高段者大会や、日本マスターズの試合なども以前なら意欲果敢に向き合ってきたのですが、ここ近年はあまり熱も入らない。
これじゃあアカン‼️とは思いながらも、仕事とのバランスが取れずで、つい稽古を疎かにしてきた。「今は仕事中心。柔道は程々に」この言葉に甘えてしまう私であり、怪我も怖かったから乱取り稽古はほんと離れていた。
だから余計に次男坊から誘われた夜練はカラダを心配しながらの参加となったのでした。
19時に道場のあるギオンアリーナへ到着。先生方へのご挨拶を済ませて猛烈にストレッチを始める。それにしても身体が硬い。無茶をしたら、すぐに筋を伸ばしたり傷付けそうなカラダだ。
相当にストレッチをして、道場内をランして動かしていく。寝技は小学生と軽くやってみた。小学生と寝技の乱取りをしながら首周りの筋も伸ばす様にする。じわっと汗が滲んできた。やっと冷え切っていた身体に血が通い始めた様だ。
寝技が終わり、立技になる。打ち込みは次男坊とする。ケンカ四つ、相四つ、と組み位置を意識した打ち込み。私も必死にメニューについていく。
それにしても動くない。技を忘れた訳じゃないけど、思って通りに動けない身体にイラ付きすら感じる。20分近く打ち込みをして反復稽古を得て乱取り稽古に入る。
1本目、さあ誰と…と見渡すと次男坊と目があった。スタートから次男坊との乱取り。「最初は慣らしでお願い」と伝える。息子だけに勝手が言える。それが失敗の始まりだった。
3回ほど乱取りしながら投げてもらい、身体が確認できたとわかった次男坊。そこからはスピードを変えて組み手や技を掛けてくる…。3分での乱取りを2本やり、もうギブアップ…。
最初から次男坊との乱取りは、やっぱりアカンかった。
1本休み、中学生と。おじさんはそれくらいからが良かったのだ。現役高校生はテスト前みたいで誰も来ていなかったが、教え子の高校生が来ていたので乱取りをする。
新人戦で県5位に入ったから本人も強気で組んできたのだが、そこは問題なく乱取りが出来る。そう考えると、いかに次男坊が私にガンガン向かってくるのかをわかってもらえるのでは。
21時までが稽古時間、乱取りがラスト2本と言われ、再び次男坊とやってみた。技出しのスピードや組んだ時のチカラが中学生とは全く違い、やっぱり「乱取りやって後悔した」のだった。
稽古が終わり、帰宅して晩ご飯。向き合いながら食べる次男坊に聞いてみた。
「お父さん、動けてた?」これに対し「組まれたらチカラが強いからスピードで崩して…」とアレコレ言い出す。どうやら中学生と激しく出来ない分、私が彼のターゲットになっていた様だ。
小さい頃から次男坊に身体を貸してきたから、今も同じ様にガシガシと本気で組んでくる…。
「もう貴方と対等に稽古なんて出来ないおっさんなんだぞ‼️」と言い掛けだが言葉を飲み込んで、いつまで出来るかわからないけど、次男坊との乱取りを楽しんでいきたい。
それにしても、翌日の身体はロボット化しており、朝イチでいつものメンテナンスに整骨院直行だったのでした。