【パタゴニア ダックビルキャップが好き】ストレートに被り心地が最高です。
暑い夏の日にラントレをしていた頃、必ず被って走っていたのですが、アキレス腱負傷からラントレ禁止令が出てしまいました。
走る事、いや足首に負担をかける事すらダメになってしまい、今年2025年は全く走るトレーニングをしなかった…。走る時に被ってきた『ダックビルキャップ』の出番は庭の草刈り時くらい。ほぼ被っていませんでした。

パタゴニア Patagonia ダックビル・キャップ BOB ALL
それがあるタイミングで毎日被ることに…。
今年の夏は例年に増して暑い夏だったのは皆さんもわかっている大変な夏でした。その暑い夏に北海道での釣りがあったのですが、8月の北海道も避暑地ではなく37℃と言う狂った暑さでした。
私は《グラフィック・マクルーア・ハット》をいつもの様に被って道内入り。日差しを遮る程度、薄くなってきた頭皮を隠す程度、と考えていてあまり実用性を意識した使い方はしていませんでした。

パタゴニア Patagonia P-6 ラベル・マクルーア・ハット TMBL ALL
道内に入り、そこからフィールドへ向かった時の事。
容赦なく照り付ける太陽光に額だけでなく全身から大量の汗。暑さで汗が止まらないのです。更にはTシャツ、短パンではアブの餌食になってしまう。
山の中に入っての釣りだったので暑さよりも虫対策と《フーディニ・ジャケット》でアブから身を守るために着用。しかし汗と体内から出る二酸化炭素でアブは喜んで私を狙ってくる。
もう最悪な暑さとウエアーからの熱さにグッタリ。
《マクルーア・ハット》も汗でびっしょり。これじゃダメだ、と予備で持参した【ダックビル・キャップ】に交換。この瞬間に【ダックビル・キャップ】の素晴らしさを再確認することになったのです。
フィールドには4日間の滞在でした。初日に《マクルーア・ハット》から【ダックビル・キャップ】に変えたのですが、まず暑さからの頭蒸れが一瞬で無くなった。
わかりやすく言えば、頭部にサァーっと爽やかな風が常に吹く感じ。キャップの中で扇風機が回っているかのような感覚。暑いけどキャップの存在を忘れてしまうほどの爽快感。
更には軽くて頭にストレスがなく、汗で汚れてもシャワーを浴びるタイミングで一緒に入浴してキレイになる。これを感じてからは朝から寝るまでフィールドで【ダックビル・キャップ】を脱ぐ事はなかったほど。
頭の中に風が抜けていくっていうイメージが伝わりやすいかなっ。ほんと最高だったのです。
暑い現場で得た本当の素晴らしさを知り、それからは神奈川に戻ってからも【ダックビル・キャップ】が離せなくなりました。
暑い夏の日に寝る時と風呂に入る時と柔道の時以外は必ず頭に着けていた【ダックビル・キャップ】。
家族からは「絶対に似合わないよ」と笑われ、息子嫁からは「お義父さん、なんで自宅でキャップなんですか?」とキモがられ、奥方からは「あんたおかしいんじゃない?」と罵られ…。LINEで次男坊からも「そのキャップは無しだなぁ」と書かれるし。
それでも、もう手放せない魅力が詰まったのが【ダックビル・キャップ】だったのです。
誰が見てもファッションで被っているとは思わない短いツバ。頭にフィットしたメッシュの包み。幼稚園児のお遊戯の被り物みたいなソレは間違ってもカッコ良さは無く何なら笑いが取れる位のソレ。
でもね、一度でも夏に被り、頭部の爽快さを知ってしまった人はこんな私の戯言をきっと理解してくれるはず。
7月終わりにパタゴニアのイベントで黒松内町に行った際に、今写真を見直すとパタゴニアスタッフは【ダックビル・キャップ】を何人か被っていた。
その時は私は気付かなかったのですが、やっぱりスタッフは製品をよく理解してるんだなぁと改めて感じたのでした。
「あれっ、まだ前のモデル、持ってるはず」と古い【ダックビル・キャップ】をタンスの中から探し出し、更にはストアへ行って新しいモノを入手までした。
今の手持ちは7色。1週間、毎日色違いで身につけられるぞ。
もう【ダックビル・キャップ】は毎日下着を着ける感覚だ、と奥方に言うと「アホじゃない?」とバカにされたのですが、まあこれほど気に入ってると言う事と、快適さが半端ないって事は理解してもらえたら嬉しいです。

パタゴニア Patagonia ウィンター・ダックビル・キャップ CASG ALL
しかし…これから寒い冬に突入します。ウィンターダックビルキャップは一応ひとつ入手しましたが、頭が大きな私は今のところ「コレじゃないんだよなぁ」が本音かも。
この冬は優先的に被ってみるつもりでいますが。またその感想などは春前辺りに書く様にします。
【ダックビル・キャップ】の素晴らしさ、オフショアゲーム時はちょくちょく被ったりしていましたが、今リアルに気に入っているのでした。




