【8/9 北見エリアでGoldicトラウトツアー! 秋の北海道行脚スタートです】4日目はどこへ…止水しか無いな…。11/3
天候は雨こそ小雨程度の朝でしたが、やはり河川での釣りは無理。さあどうしようかと考えたのですが、この日も老沼さんと私は阿寒湖へと向かったのです。
道のりは前日も通っており、わかっています。しかし、現場に到着した際に愕然としてしまいました。「ボッケ前ポイント」は向かい風なのです。それも、爆風…。
数人、撒き餌を持ったフライマンが辛そうに死んだワカサギを撒きながらフライを振っているのですが、あまりにも強烈な風に私の気持ちはど下がり。
でもどんな風でもフライのキャスト練習は出来るはず。せっかく来た北海道。このフィールドでフライが振れるなんて、というポジションな気持ちで釣りをスタートしたのでした。
とにかく寒い阿寒湖。ボッケ前ポイントは砂地が火山活動で地熱が温かく、少し掘っては天然風呂の様にもなるのでお尻をべったり座り込んで温める。
これをすると、最高に身体が温まるのですが釣り欲は低減しちゃいます。
私はフライフィッシングでチャレンジしているので、他の上手な方のフォームをずっとチェック。みてるとほぼ全員が「撒き餌」をしているのがわかった。これは、阿寒湖の文化?スタイル?なのでしょうかね。
餌を持参?購入?してそれらを撒き魚を寄せて狙うのかな。
昨日阿寒湖から戻ってフライに詳しいローカルアングラーから聞いたら、ワカサギの漁師さんが網から溢れたワカサギにバコバコ魚が出て、それがアングラーに伝わって「撒き餌スタイル」になったとか。
私の様な「一見さんアングラー」はこうしたローカルルールも知らないし、気持ちよく入漁券を支払いフライやルアーを投げてフィールドに馴染む事で満喫しており、それで良いのかもしれないなぁ。
そんな事を考えながら天然温泉化した砂地に座り込んでみていたのでした。
老沼さんは両鼻水が溢れながらもキャストをやめない。何としても釣ってもらいたいと思っているので、納得するまで投げてもらった。
私もキャスト練習になる。この日はきっと釣りが出来るギリギリの状況だと思うから、そんな日の組み立てをずっと頭に描いてのキャスト練習。
「投げなきゃ、釣れない。ルアー(フライ)が水の中になければ釣れない」これを呪文の様に心で唱え、10投に1回くらいの割合でフライラインがぶっ飛んだ時には「圧倒的飛距離…」とおふざけで、ぶつぶつ言いながらキャスト練習に励んだのでした。
時計をみると、14時。風は全く落ちる気配もない。頃合いを見計らい、阿寒湖2日目を終了したのでした。
それにしても、寒かった…。今夜の予報は気温マイナス。翌日の朝が心配だと考えながらの戻りだったのでした。







