【釣り雑誌。今では仕事も無くなったが】400日振りに購入して開いてみるキッカケとは。

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【釣り雑誌。今では仕事も無くなったが】400日振りに購入して開いてみるキッカケとは。

これまで「釣り雑誌」と言われるジャンルの雑誌は各社連載や寄稿、製品インプレッションなどで毎月入稿に追われる生活をしてきました。

しかし時代の流れに沿って私の仕事にもイヤな風が吹き、最近では紙媒体からの仕事はほぼ無くなった状態になっています。

その代わりにweb執筆は継続的にあるものの、何となくスピードで書いたものも流されていく感が否めなかった。

そんな毎日の釣りに向き合う仕事の一部をこなしながらも、新たな釣りジャンルに顔を突っ込んでみようと動き始めた2025年。

私のアカウントのインスタやYouTubeをチェックして下さっている方ならお察しだろうと思いますが「フライフィッシング」への興味を持ち、何となくですがこの1年は私のフライフィッシング元年と位置付けて楽しむようになってきました。

興味を持つものへの探究心は昔から変わっておらず、いざスタートしてみたらわからない事ばかり。

釣り仲間に聞いたり、ネット検索で探ってみたり、と時間がある時は意識をフライフィッシングに向けるようになってきた。

「ハマってるね」沖縄の船長からLINEが入り「次はどの川に行く?」と北海道の釣具屋店主からLINEが入る。

海仕事の計画は継続してブレないスケジュールを組んでいますが、プライベートフィッシングの「フライフィッシング」への熱量がどんどん増してきた。

パタゴニア

先日、石川県金沢市に息子の柔道試合応援があり、私は奥方を乗せて行ってきました。奥方は朝から試合会場入り。私は普段なかなか行けない金沢市内の小売店様回りをする業務で動いたのです。

奥方を試合会場で降ろし私は釣具店様へ。ご担当者様との商談をさせていただき、次の釣具店様へ。そんな営業活動をしている時に、ふと店内入口にある書籍コーナーに目が行った。

「フライフィッシングのハウツー本なんか、ないかな?」そんな気持ちで覗いた書籍コーナー。

私が知っている時代に比べ釣り雑誌の種類は極端に少なく、現実を叩きつけられたのでした。そんな中、1誌が目に入った。

《フライフィッシャー》。つり人社さんの老舗雑誌。つい手にしてみる。ペラペラっと中をチェックしてみると、当たり前だがフライフィッシングのネタで埋め尽くされている。

「雑誌かっ。買ってみよう」と本誌をレジに持っていき購入。釣具店様担当者さんは私がフライ雑誌を持っている事で「すごい世界に足を入れましたね」と苦笑いの様子。

そうでしょうね…。40年間フライフィッシングを避けるように歩んできた私の釣り年表。まさかこの歳でフライフィッシングをイチから学ぶなんて本人が一番驚いている位だから。

《フライフィッシャー》誌を購入し、柔道会場に持ち込んで読んでみる。知ってる方が知ってるフィールドの解説をしていたり、それこそリールのインプレッションを書いていたりしていた。

フィールドリポートページは釣りにまつわる写真だけでなく、空港であったり、食事場、その土地がわかる様な絵(写真)を含めて掲載されていた。

私がこれまでアングリング誌やソルトワールド誌、SW誌などカラー連載原稿を頂いていた頃と同じ校正に懐かしさまで感じてしまった。

こんな仕事を毎月してたよな。なんて思いながらページを捲る。

知りたい内容が最新情報としてわかりやすく掲載されている。読み返す事が出来る。どんな場所でも開くと欲しい情報が目に入る。

これってiPhoneやiPadでも当たり前に検索したら出てくるだろうし、持ち運びも軽量化しており便利。だけど、気に入ったページを開いて折り目がつくまで読むってのが私は好きだし。

偶然手にした、今最も気になっている専門ジャンルの雑誌をこうやって手に出来、あの頃、ベッドでもトイレでも電車内でも持って読んでいた自分を思い出せたのでした。

この日のホテルで、ゆっくり誌面を捲りながらの至福の時を過ごせたのでした。やっぱり紙は、良い。と感じたのでした。

パタゴニア

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