今年もホッツマガログの撮影で韓国は済州島へ行ってきました。
僕のメインスポンサーであるホッツより、2008年度用のカタログDVDの撮影を兼ねて、恒例の韓国・済州島に取材釣行ロケに行ってきました。
もう、ここに何度通っただろうか・・・位、ヒラマサを求めて通っているポイント。
20kg以上のヒラマサに執着し、それもアジアで狙いたい。日本のフィールドに近い匂いの中で、獲りたい。そんな想いだ。
今回は、ホッツテスターの永井誠一師匠、ホッツ代表の南知之さん、それと、ジュニアの愛称で知られる、今井君も一緒だ。
ホッツ組はいつもならトウさんも本来ここに参加するのだが、今回は旧正月の関係で一緒することが出来なく、少し残念であった・・・。
でも、いつものメンバーでこうして今回も済州島ヒラマサを狙える、絶対にヒラマサを獲る!!そんな気持ちでのスタートであった。
初日、南東の風。小潮。潮と風がケンカし大荒れの中スタート。
永井師匠がやっぱりスタートと同時に物凄いサイズの魚を掛ける。ルアーは、ドリフトチューンの330g。
今日は、「これや!」とスタートから豪言されていた。
(ドリフトチューン330gです。)
よっしゃぁ〜、いける。デカイ!!スタートから、飛ばす師匠。・・・がしかし。
あと少しのところで、・・・とある部分でライン切れ。
続いて、またも永井師匠に15kgクラスがヒットしたのだが、タモ入れの時にリーダーがペラに触り・・・。
「悪夢だ・・・」
今回は、ドリフトチューンのヘビータイプと、ケイタンジグのヘビータイプこの2種をメインにデカマサを狙って行く。
(KSや、ケイタンジグに凄い反応のYUMIさん)
2発の悪夢からすぐに切り替えて、師匠、すぐにメジロ(ワラサ)をキャッチして、とりあえずホッとする。
ただ、狙っていたサイズではなく、目標はあくまで30kgオーバーだ。そんな雰囲気がすぐに感じ取られる。
僕も負けじと、ワラサをヒット。
これは、流れの中での大きくアクションさせないドリフトチューンの食わせ方だ。このスタイルしか、この日は口を使ってくれない。
巨大マサではなかったが、僕もメジロをキャッチ。しかし、きちんと写っている画像がなくて、すみません。
僕のは、ほとんど画像がありません〜。
まっ、いいか。
ヒラマサに執着してここへと何度も通い続けている。これからも、意欲的にもちろん何度も来るし、夢を追い続けたい。執着は、ヒラマサだ。何といっても、ヒラマサだ。
ヒラマサが好きだから、九州に行く。対馬に行く。済州島に行く。前回よりも、大物を。前回よりも、明確に。前回よりも、確立を。その姿勢をいつも見せて下さっているのが、師匠の永井誠一さん。いつも背中を追って、京都のフィールドを付いて回った。
とにかくマネをして、そのスタイルを理解しようと一生懸命であった。
あの頃があったから、今もこうして魚に対して、熱くなれる。求めているのは、いつも魚だ。
人との競争ではなく、魚との知恵比べ。経験値での勝負。
今回の済州島は、そんな姿勢が、ふっと思い出せ、もう一度、自分自身を見つめ直すことが出来た。
3日間の船上であったのだが、物凄い満足度を僕自身、得ることが出来た。
それは、20kgや、、夢の魚を抱けたからじゃ、ない。今回は、またも抱くことが出来なかったけど、ちょっと忘れかけていた魚への姿勢、そしていつもの「座右の銘」である、“釣りは楽しく!!”を思い出すことが出来た。
「楽しく」、とは、やっぱりマジメで集中し、魚と向かい合うこと。
それに尽きる。
ヒラマサを追った3日間は、そんな気持ちになれた。だから、嬉しい。師匠を見て、また海に向かう。
今秋、また同じ海で、同じ魚を狙うことが出来る。狙うぞ、ヒラマサ。獲るぞ、デカマサ。
・・・そんな気持ちを抱いて、いつもお世話になっているモスルポ港の
船宿の「オモニィ〜」愛称“愛ちゃん”と、パチリとする。
(また秋にお世話になりますねぇ〜♪)
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