エイ出版社【海楽 ECSTA-SEA】が面白い

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【海楽 ECSTA-SEA】
この雑誌、エイ出版社から2005年に『NALU』別冊として出版されたもの。
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神奈川県も昨日からどうやら梅雨入り宣言した様で、今朝は蒸し暑い曇り空からの始まりであった。

7時前には起きて、「今日も走ろうかなっ」と考えたのだが、首、膝、腰、背中、がやけに痛い。特に関節の痛みはツラく、
朝のラントレはやめにした。
これって、見事に「気圧による痛み」だと小生は解釈しており、本当に梅雨入りしたんだなっと実感。

毎年、梅雨の時期はあちこちの古傷が痛み、スッキリしてくれない日が続く。
こんな状況がずっと続くと思うと、ぞっとするが、四季折々の変化が美しいと言われる日本で育っている以上、仕方が無い。
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じゃあ、どうしよう…。そう思って、この【海楽 ECSTA-SEA】を本棚から取り出して、ペラペラァ〜っとページを
めくってみる。

すると、10年以上も前の雑誌なのに、どの特集も「新鮮」であり、つい朝から読み入ってしまった。
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     ★海辺で暮らすということ ★Gerry Lopez などの特集は、特に面白い。

海辺とまではいかないが、海からすぐのところで暮らしていたことがあり、鎌倉の生活を思い出してみた。

風が吹くと、潮風でガラス窓がすぐに汚れ、自転車は茶色にさびてしまう。
洗濯物を干す竿も、気付くと塩害が出て、潮風で身体はペタペタする…。
それでも「鎌倉」で住んでいた頃って、長男を自転車に乗せ、由比ケ浜で朝から遊び、海水浴を楽しんだ。

家の前を流れている滑川では、テナガエビや毛ガニ、ドンコやハヤ、アユなど、魚種豊富にガサガサや釣りが出来て楽しかった。

134号線の大渋滞からの回避で極楽寺の裏道などを抜け、細い道を大きな車で走ったりしてハラハラしたことなどなど。

なんだろう、海辺の生活って。 
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何だか開放的で、「鎌倉」って気取る事も無く、素直に海に常に接していた気がする。
夜7時には小町通に観光客が居なくなり、お店も閉まる頃に、路地裏の立ち飲みBarで酔っぱらったり、八幡様(鶴岡八幡宮)の一番上まで登り、海風とは違う風を感じた事も思い出。
ママチャリでサザンのライブに出掛けたり、歩いてユーミンのライブも楽しめた。フリマでウロウロして長男を見失ったこともあったなっ(笑)

そうそう。長男のおむつが近所に売っておらず、売っていても、恐ろしく高かった(笑)
おむつを客注した覚えがある(笑)

なんたって、高齢者が多い街だもん。スーパーも、紀伊国屋とか、ハイクラスなスーパーを横目に大船まで買い出しに
良く出掛けた。

いつも、夏は半ズボン。ビーサン。どこへ行くにも。
自宅近所をビキニ姿で歩く海水浴客に常にドキドキし、視線を意識してたなっ(笑)

車で厚木まで片道2時間かけて毎日通勤で通ったけど、本当に海辺の生活は良かった。
今の座間が嫌いじゃない。好きだ。
でも、離れてみてわかった、海辺の生活。

常に海が生活の中に自然とリンクしていて、潮風が生活の一部だったんだなっ。

税金もおむつも、ミルクも野菜も高かったけど、歳をとったら、もう一度「海辺の街」に戻ってみたい。

【海楽 ECSTA-SEA】を読みながら、フッとそんなことを考えてしまった。
10年経っても、全く褪せていない内容の雑誌。
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きっと「海の生活なしでは暮らせない」ひとが創ったんだろうなぁ〜と思いながら、明日も他の号を読んでみたい。

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keitanhiramatsu