「フィールドウォーカーズ」様ジギング講習会。IN北見。2日目実釣~ツアー計画。
昨夜のラーメンがまだお腹に残る感じが「失敗したなぁ…」と反省しながらの、明るい朝4時にホテル前のコンビニでアイスコーヒーからのスタート。
5時には引地船長がホテルに迎えに来てくれての、翌日も同じコースで能取漁港へと向かう。「網走刑務所」の看板を逆に向かい、港に着くと、昨日には考えられない車の数が港に。
この日は、メーカー主催のジギング大会が行われており、100人近いアングラーがブリジギングに参加されているとの事。「大会船と同じポイントになります、すみません」引地船長の気遣いに、申し訳なく思う。「大丈夫です。今日も全員安打!目標で頑張ります」と小生の意気込みを伝え、能登取岬沖に向かう。ポイントに近づくにつれ、物凄い数の船が見えてきた。
「かなり多いなぁ〜」このエリアでのジギング熱がしっかり伝わる。ポイントに着くと、他の船長と引地船長が連絡をとる。
「ホント、釣れてないみたいです」と小生に教えてくれる。引地船長は、船団を避けるように船を置き、しかし流れを読みうまく船がポイントの尾根にかすめるように入るポジションを取っており、絶品な流しをしてくれる。
2日目に「初めまして」のアングラーは2人。とにかく、この2人を中心にジギング講習会を組み立てようと考えた。
朝6時半。荒れ気味な沖がゆっくりと落ち着きはじめた。潮の時間は、あえてチェックしなかった。このエリアの素人の小生が、潮が、風が、など語っても全く説得力がない。
現場を目で見て、潮の流れをジグから感じ、身体で風を受け、船の流れを知りたい。「初めまして」のアングラーにジグのアクションをレクチャーしつつ、海況を感じ取るようにした。
「あまり、底潮が動いていないな」これ、すぐにわかった。それでも、2日目も乗って下さった北村さん、森君奥さんのセンさんが口を使わせる。
ブリは、初日ほどのバイトはないものの、しっかりと動かしているアングラーには口を使った。この状況下。実は初日好調であったアングラーは苦戦している方と、しっかり釣り切る方とはっきり分かれた。
釣果の差は、「ロッドの硬さ」。ジグの動きをロッドの弾性が殺してしまい、ダラダラした動きよりも、キレのある動きの方がジグへの反応が良かった。
前日と同じ、や今までの定説、などで頑なに動きを変えない方は、太陽光が高くなる時間帯からは、難しくなる。ベイトは、この日も変わらず船長がみんなに聞こえるように大きな声で「ニシンだ!」と言ってくれている。
ある程度メリハリのある動きで誘う事がキモになっており、それを全うしてくれた「初めまして」のアングラーは、きっちりブリをキャッチ。
動画はこちら→「初めまして」のアングラーもキャッチ!https://youtu.be/oMJ9PgRG2Yg
全員安打!を目標にしている小生の心を船長は感じ取ってくれているので、小まめにポイントを移動してくれる。
10時を過ぎた頃だろうか。船長は、大きくポイントを移動した。近日実績のあるポイントよりも、過去の引出しをガイドの勘でズバリと当て、誰もいないポイントで9割安打を達成させる。
黙って船長の動きを見ていたが、本当に素晴らしい。動いたポイントでバッチバチと魚を釣らせていく。
この日の様子は、こちら→2日目実釣の様子。https://youtu.be/1gJWEctwxFA
大会船は、途方に暮れていた様で、引地船長が仲の良い船長にこちらの釣果を伝える。すると…。100人近いアングラーを乗せた船団が、次々と我々の船周辺に近づいて来た。
「大会船、本気で困ってたんだな」見ていて、わかる。小生、この日も空気を読まない講師で、良型を釣らせてもらった。
中盤のメリハリした動きと、後半にホバーリングさせて釣る「線の動作」と「点の動作」を使い分けてブリをキャッチさせてもらった。
この日も9割のアングラーが、かなりの数ブリをキャッチ&リリースさせてもらった。かなり釣れた中、1名だけ釣らせてあげられなかったのは、小生の技量不足。反省…。
昼のロッドオフまで、とれだけ釣っただろう。リリースして、またキャッチ。リリースして、を繰り返し、サイズは4kg、5kgと良型ばかり。ジグの動き、ロッドワーク、等々沢山レクチャーさせてもらいました。
港に帰港するやいなや、雨雲が上空に差し掛かり、土砂降りギリギリセーフ。これも見事な船長の観望天気の技量。
今回、2日間しっかりと北見の海(オホーツク海)でブリジギングを楽しませて頂きました。帰港して、また近所の温泉に。「ツアー組んで下さいよ」神奈川のアングラーが小生がfbにリアルタイムで上げた内容でオホーツク海でのブリジギングをやりたい、と声をあげてくれている。嬉しい事だ。
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【ツアーについて】
羽田空港に金曜の午後入り、女満別空港に夕方到着。レンタカーで北見市内のホテルに入り、翌日朝より実釣。昼過ぎにロッドオフ〜温泉にて自由行動。
2日目も朝から沖に出て、昼に沖上がり、温泉にてゆっくりしてタックルを片付けて女満別空港へ夕方入り、羽田空港へ。解散。
このスタイルなら、2日目しっかりと釣りが出来る。
2017年夏は、2本ほど知床半島ジギングのツアーを組みます。美味しい北海道の食事を楽しみ、そして最高のガイドで釣りをさせてもらう。こんなツアーにしたいと考えております。日程やおおよその費用が決まったら、「Goldicイベント情報」にUPしていきますね。
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今回、初日10割り、2日目の9割り安打。
ちょっぴり口惜しさが残りながらも、楽しい二日間に引地船長に感謝ばかりであります。