【春のヒラマサを求めて】1/3午後からの出船、しかしウネリがまだ残っての沖。

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【春のヒラマサを求めて】1/3午後からの出船、しかしウネリがまだ残っての沖。

小生と深水さんは一足先に対馬入り。船長の奥さんが空港まで迎えに来てくださり、厳原町のホテルまで送迎してくれた。
「平松さん、メシいきましょうよっ」深水さん、とても空腹の様子。

ホテルにチェックインをして、おっさんふたりはさっそく晩ご飯に向かう。
厳原港近くの「金石館」が今回のホテル。晩ご飯は対馬で毎度の「居酒屋 汐路」ここに向かう。明日、明後日も鍋料理で晩ご飯を予約しているのだが、カウンターでふたりでお刺身やら、煮物やらを突つきながら釣りの話しもしたかった。だから、ふたりで「汐路」へと。

カウンターで大将や女将さん、お母さんらと話しながらの晩酌も素敵な時間。
先月行ったインドネシアの話しや、過去の対馬、沖縄、などの旅の話し、次の北海道の話し、農業の話し、などなど、尽きる事はなかった。
大勢での食事時には話せない内容も、こうしてふたり肩を並べてお酒を飲みながら食べる晩ご飯は、深い話しが出来る。あっという間の「晩ご飯時間」が過ぎていったのだ。

翌朝。
釣行メンバーが福岡発対馬便2便で到着し、ホテルへと入って来た。
今回の釣行は小生の連載「ヒラマサワールド」の取材を兼ねており「エイ出版社」の大本編集長、そして「名カメラマン」である奥井カメラマンも同行となっての釣行会。ピリッ、と気合いが入る。

奥井カメラマン。
小生が2003年までお世話になっていたスポンサー「スポーツザウルス」時代からのお付き合いで、たくさんの写真を撮って頂いた。ザウルスのカタログ写真なども撮影されていたし、廣済堂出版アングリング誌や地球丸のオフショア特集なども撮影して頂いたりして、気心は知れている。
小生がキッチリ結果を出せば、素晴らしい画像を撮影してもらえる、とあって、本当に集中しての3日間を予定していたのだ。

午後の潮に合わせて、厳原港から春漁丸は出港となった。ただ予報に反して、沖は見事な東風。これでは東側での釣りは不可能で、慌てて対馬西側へと移動する。
対馬は西と東とに水道で動く事が出来るので、風裏を探し易い。東側を移動中はウネリと潮波で激しく荒れた海を航海したが、すぐに水道に入り西側へ付くとベタ凪。三根沖までそのまま上がり、実釣開始。

潮の感触をラインとジグから感じ取り、ジグの操作をする。ただしゃくるのではなく、潮の動きを感じ取らなくてはヒラマサは誘えない。これ、重要なところ。

ジギングにおいて、重要視しているところは、次号のソルトワールド連載「ヒラマサワールド」にしっかりと綴ります。
ジギングの「キモ」って、どこなのか。これがわからないと、本当に釣果に差が出てしまいます。そのあたりをキッチリとお伝えしますので、お楽しみに。

この日は、本当に渋い一日でした。春田船長の弟船長(ふくさん)が沖で素敵なプレゼント。
赤ムツ(ノドグロ)漁が好調で、小生らに分けてくれたのだ。もう、今晩の「ノドグロ」の刺身が楽しみでしょうがない。
ヒラマサ、ブリ、となかなか口を使ってくれない状況であったが、小生、キッチリ魚はキャッチ。そのあたりの「キモ」も次号の「ヒラマサワールド」に書きますからねっ。

初日は午後からの釣りだったので、6時過ぎまでジギング、キャスティングを行い、終了。

ホテルに急いで戻り、楽しみの晩ご飯。
「ここが平松さんがよく通ってる居酒屋さんですかっ」Facebookに上げているネタをみている奥井カメラマンがぼそっと。(奥井カメラマンは、真冬でも短パン、ビーサン)これ、昔からの変わらないスタイルなのだ。

そう、大好きな「居酒屋 汐路」今夜は、地鶏鍋をお願いしていたので、沖で冷えた身体には最高だっ。
地元のお刺身、お母さんの煮物、などなどを各々注文し、初日の夜を楽しみました。全員で初日の乾杯!を済ませ、食欲旺盛にどんどん注文したものを食べていく。

当然「釣れるタマゴサンド」を潤ちゃんが出してくれて、みんな美味しそうに食べていました。
これ食べると、狙った魚が釣れる。これを食べないと、狙っている魚が釣れない。
そんなジンクスにもなっている「居酒屋 汐路」のタマゴサンド。

そして、タマゴたっぷりの「巨大プリン」

あちこち、食べ回らず、ここっと決めたお店を裏切らない行動がもしかしたらこうした「大サービス」に繋がっているのかなっ。
(地鶏鍋の〆は、ろくべえ。これ、芋のでんぷんで出来たもの。麺の様に頂く)

(鍋に入れる前の、対馬名物「ろくべえ」)

【あそこや、ここや、こっちやあっち。】
食べ物屋に限らず、どんなお店でも買う側の姿勢をしっかりと見せれば、売る側の心は響く。
ご来店下さったお客さんを「ひいき」してはいけないのだが、やっぱり心で感じられる商売は人情味が絡んで来る。
このお客さん、本当にお店に来て下さるなっ。そう思った時に、ついお客さんに情報のサービスや、テクニックのサービスを伝えちゃいます。小生も小売店をしており、口には出さないですが、その感情はやはり持ってしまいます。
それが、お客さんとのコミニケーションにもなり、お客さんとの信頼に繋がる。

対馬の「居酒屋 汐路」さん、本当にたくさんのサービスをして下さります。【感謝】ばかりです。
釣れているからっと、あっちの船、こっちの船。安いから、こっちの店、あっちの店…。心理は分かりますが、この後起きる事件に「ひとつのところを信じて付き合って来て、本当に良かった」と心から思える場面が今回の釣行でおきました。

それも後の【いいぶさ日記】に書いていきますねっ。

続く

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keitanhiramatsu