『平松さんどうやって原稿書いてるのですか?』昨日ご来店下さった方から言われ…。

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『平松さん、毎回どうやって原稿書いてるのですか?』昨日ご来店下さったお客様から言われ…。


フィールドに出る際、必ず一眼レフカメラとメモ帳を持参し、結果が出ても出なくても、港であったり、乗船した船やその近くの街並を撮る様にしている。
泊まりの取材であれば、夕食に出して頂いたご当地名産物や雰囲気の良い居酒屋なども特別な課題が有る訳ではないが「パチリ」と撮る様にしている。
また原稿を書く事をイチから教えて下さった廣済堂出版のフィッシング編集長、もう無くなられてしまったが吉本万里編集長から「旅先に咲く花を撮れ」「空と海が入る港を撮れ」を今も守り続けているのだが、「フィールドノート」も持つ様にして気になったことなどを書き留めている。

昨日、3連休初日でご来店が少なかったのだが、お店にご来店下さったお客様から「これ、やっと買えました。」そう言われエイ出版社から発売して頂いた「平松慶のヒラマサワールド」をご購入して下さいました。

そのお客様から『平松さん、毎回どうやって原稿書いてるのですか?』こんな質問があり、原稿を書き始めた頃からの話しからフィールドで得た内容や感想を忘れない様にメモしているのです、だとかをお伝えした。

その方はカメラにはあまり興味が無かった様子であったが「iPhoneでの撮影は好きだ。」との話しが出て、小生もiPhoneのカメラアプリは多様しているので、使い分けなどで盛り上がったのでした。

Goldicにはソルトワールドを中心に様々なブックも取扱いをしており、近況書いた原稿など、雑誌を開きながら「この時は、こうで。あぁで。」などなど。
今日の【いいぶさ日記】は昨日お話しした内容をブログに綴ろうと思い、今回のネタにしてみました。

【mook本 平松慶のヒラマサワールド】


お客様:これだけ、全て1冊分の文章を作り上げたのですか?半端無い分量ですよねっ。

小生:大きく分けると、私が書いたもの。ライターがインタビューに来て文章を作ったもの。過去のソルトワールド で私が書いた釣行記を構成して載せたもの。これらに分かれますね。

お客様:平松さんが新たに書いた部分って、どこですか?どこが一番気合い入れて書かれたのですか?

小生:春夏秋冬に分けた、季節毎の攻略ページは大変でしたよ。「シーズンごとのヒラマサ攻略術」P52~P77
それに合わせて、季節と合ったウエアーを探し、ページに当てはめて頂き、「ヒラマサ」と「春夏秋冬」をそれぞれに考えて書く。
思い出せない時などは、過去の連載原稿を読み直したり、「フィールドノート」をチェックして、ワンシーズン毎に書き上げました。

お客様:それって、毎シーズン、いや毎回季節が変わる毎に同じフィールド(対馬など)に入っていたのですか?

小生:もちろん、です。そうでないと「釣れた記事ばかりになるし、シーズンを追ってフィールドに通わなくては、狙っている魚(ヒラマサ)のことなど書けないですよ。

お客様:私など「釣れている」と聞いて外房に走ったり、伊豆や相模湾などに行って釣りを愉しんでいますが、釣れない(釣れていない)時は行っても面白くないので行かないですよ。

小生:いやいや、もちろんそれが正しいですよっ(笑)しかし、私は「なぜ、釣れないのだろうか」を知りたいから、通っちゃうのですよねっ。また、同じフィールドで季節毎に入る事で地形や過去のデータ、そういったたくさんの要素を頭に刻み込む事でフィールドと向き合う、切り返しのワルい頭なのですよっ(笑)

【ルアーフィッシング 遠征ガイド】


お客様:それなら、こっち(遠征ガイド)はどの様に書かれたのですか?購入して読ませて頂きましたが、結構ページも多いですよねっ。

小生:あっ、こっち(遠征ガイド)ですか。これは出版される前に編集長から原稿依頼のお話しを頂いており、ただどこどこへ行った、という様な遠征釣行の様子よりもその旅先の雰囲気や普段とは違う目線での書き方をして欲しい。
またインドネシアに年間何度も通っており、その様子などを遠征フィッシング初心者が分かりやすい様に書いて欲しい、という依頼も頂いていたので、とても書きやすかったですよ。

お客様:遠征ガイドもたくさん書いてるのですが、その中で、どこを書く事が一番楽しい?楽?でしたか?

小生:どの項目もこの「遠征ガイド」は私は書きやすかったです。「遠征」って、ひとりで行く時などは自身が色々頭で組み立ててタックルやら現地を予想しながらの旅準備をしますが、仲間と行く際は、仲間に伝えなくてはならない。
それを文章に纏めたでけなので、毎回書いている「ヒラマサワールド」よりよっぽど楽に書けました。

「連載」の『ヒラマサワールド」って「ヒラマサ」が必ずカンムリに着いています。
「ヒラマサ」の事を書かなくてはならないので、それこそGTやマグロやカツオ、サワラにブリ(※ブリは北海道で書かせてもらいましたが)といった、その時の旬な魚種を書くのではないのです。
「ヒラマサ」について書かなくてはならない事が本当に大変ですよ。それに比べたら、遠征ネタの原稿はいくらでも頭に入っているので、どんどん書く事が出来ますね。

お客様:そうなんですねっ。でも「遠征ガイド」これ、本当に面白かったです(笑)「平松流“海外遠征をより快適にするグッズ”」P124~125は勉強になりました。
ポカリ(ポカリスエット)の粉末などって、凄く便利ですよね。リップクリームネタも笑えました。

小生:あれ、全て実体験から出た内容です(笑)それに「インドネシア GT&ネイチャー観光の旅」これなんか、帰りの機内でほとんど書き上げちゃった原稿ですから。

お客様:飛行機の中で原稿書いちゃうのですか?

小生:書きます。機内は集中して原稿が書けます。クラウドのアプリを使い、iPhone、またはMacBook Airで旅先、機内、トランジットでの時間など、いくらでも「書き足す事」が出来、あっという間に6000字〜8000字の文字量なら書けちゃいます。

お客様:休む暇、無いですね…。

小生:いや、本当に原稿書きって「慣れ」ですよ。「これ、書きたい」と思ったら、フィールドノートにでも、iPhoneにでもどこにでも書き足して残しておける。それを思い出しながら書けば良いし「慣れ」で書き残す事も忘れない(笑)

お客様:頭良いのですねっ。

小生:待って下さい(笑)私は小学生から高校生まで国語の成績はいつも2。良くて3 。大学の卒論はフルコピー(笑)

お客様:わっ!一緒だ(笑)

【連載 ヒラマサワールド】


小生:ですから、毎回こっち(連載 ヒラマサワールド)は常に新しい事、いつもと違う発表、感じ方、そういった「変化」を常に頭の中に入れておきながら文章を作らないといけないので大変です(笑)

お客様:毎回、楽しみにしてるのですよ!北海道のブリネタ(紋別)も勉強になりました。

小生:ありがとうございます。そう言って読んで頂けると思うと、やりがいになります。嬉しいです!

お客様:次のソルトワールドは何を書くのですか?

小生:北海道に今年の夏、通いまくりました(笑)ブリ狙いで(笑)「ヒラマサワールド」の題ですが、この夏の時期だけは「ブリワールド」にさせて下さい(笑)

昨年も夏の北海道ブリネタを書いて、その後にヒラマサをいつもと変わらない釣行で見て来たのですが、北海道ブリを徹底的に分析して思ったのは、ヒラマサを狙う際にたくさんのヒントが見えて来る。水中を組み分けして探る事が出来るのが、大きな収穫でした。
今までブリはヒラマサ狙い時の外道、でした。しかし、その外道をホンメイとして見つめ直し、その対象魚に向き合う事で、また新しい探り方やつかみ所が出て来たのです。
だから「北海道のブリワールド」はもう私の中で外せません(笑)

お客様:もう書いたのですね。次号、楽しみです。

小生:ぜひ、ぜひ。今日話した内容を思い浮かべながら、次号が発売された時に私の「ヒラマサワールド」読んで下さいね。

お客様:はい!そうします。ありがとうございました。

こんな会話が1時間ほど続き、お客様は帰られました。
実は、この文章、iPhoneの録音機能を使って、録音していたのです。お客様と話している時に「あっ、この話し【いいぶさ日記】に使ってみよう。」そう思ったのです。

それをどう書き残そうか、と思ったのが録音機能。
画像撮影で「ムービー」にしておき、画面だけ裏返しにして、音だけを拾う。それをこうして文章にしてみました。

思ったより意外と簡単に出来ました。
この考え方なら、フィールドでのリアルな感情や感想、状況も録音して残す事が出来る。それを後に文章に仕上げれば、より臨場感ある文章が出来上がるかも。と思ったので。

なにせ、文章を作り上げる頭など持っていない、おバカな小生。少しでも文章に変化をこれからも付けていきたいし、新しい発見があれば、残していきたい。発表したい。そう思っての試行錯誤でありました。

お客様との会話、原稿についての内容だったので、嬉しかった。お店は休日でご来店も少なく暇でしたが、こうした【いいぶさ日記】へのネタ作りのテスト、実際にフィールドへ立った時にも役に立つテストが出来て、良かったです。

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keitanhiramatsu