【Tシャツが切れている!】慌てた小生、ソーイングキットにて修理したのだ、の巻。

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【Tシャツが切れている!】慌てた小生、お店でソーイングキットにて修理したのだ、の巻。


「あれっ!首元が切れてるじゃん…」何気なく鏡を見た際に首元がザックリ切れているのに気付いた小生。
これ、Tシャツの話し。お気に入りのパタゴニアTシャツだったので、ショックは隠しきれない…。なぜこんなところが切れているの?それもハサミか鋭利の鋭いものでないとこんなにザックリ切れる事は無い。

店内で作業中に切れたのか?いや、そんな行動とってないし。
…がしかし、こうして切れている状態はどんどん切れ口が広がってしまうのも嫌だったので「ソーイングセキット」を引っ張り出して来た。

この「ソーイングキット」店内に置いてあったのも幸いで、さっそく店内で上半身裸になる。お客さんがいなかったのでこのタイミングだっ、と「縫い物おじさん」開始の準備。

上半身はだかで、お店のカウンターに脱いだTシャツを置き、一応シワを取る様に押さえて、縫う位置を確認する。

(画像をクリックすると、より詳しくソーイングキットの内容や、こちらからでもご購入が出来ます)
ソーイングキットから糸をTシャツに合わせながら色を選ぶのだが、Tシャツとマッチする糸の色がない。仕方ない…。
濃い色なら目立たないだろう、と勝手に決めつけて、いざ縫い針を持ち、糸を通そうとすると…。

全く針穴に糸が通らない。
困ったぞ。老眼ではない!と普段言い続けている小生であるが、今日この日「老眼」を認めざるを得ない状況に陥ったのだ。悔しい(笑)

しかし、針穴に縫い糸を通さない事には「縫い物おじさん」になれない。
ソーイングキットの中をガサガサしてみると、糸通しを発見。これを使えば、簡単だ。

よし。と意気込むのだが、今度は「糸通し」が針穴に入らないではないか。なんたることだ。
あまりにもショックであり、情けなく、落胆をするが、店内といっても「はだか」は寒い。今日は比較的暖かい陽気であったのだが、しかし寒いのである。「こんにちは!」とお客さんが来店されたら、はだかの小生を見てさぞかしビックリするだろうなっ。
寒さと、いつお客さんが来店されるか、というドキドキ感が拍車をかけて針穴にめがけて糸通しを頑張るのだが、先端が定まらない。

困ったぞ。
もう、勢いに任せて針穴当たりを糸通しの先端辺りで突ついていると「おっ!通った」ぞ。これでもらった、も同然だ。何だかこの時点で満足してしまう小生。

準備しておいた縫い糸をそこへ通し、縫い針完了。さあ、縫うぞ。
しかし、ここでまた新たな問題が発覚する…。この場合、どこから縫ったらよいのだろうか…。首元からなのだろうか。

わからない。でも縫わない事には、今の状況を進む事が出来ないので、下から縫うことにした。

ひと針毎に縫い口を確認しながら、切れたシャツを縫い合わせていく。最初はあまり気にならなかったのだが、何度か重ねて縫い続けていくうちに「縫い糸の色がめっちゃ目立つではないか!」と気付く。

しかし、もう遅い。ここまで来たら、この縫い合わせた部分もデザインになるだろう、ととにかく丈夫に縫い続けたのだ。
縫い物、は様々な縫い方があるのだろうが、小生、そんな教養は身につけていない。
ラインシステム(釣り糸を結ぶこと)ならいくらでも出来るのだが、裁縫はただ「縫い合わせる」ことしか出来ない。

愛犬に靴下をグチャグチャに噛まれてボロボロにされた時も、ひたすら「縫い合わせた」のだ。
その時の様子はコチラ→【直したぜ〜!手縫い好きかも!2015年11月18日更新】https://kei-hiramatsu.com/2015/11/18/直したぜ〜!手縫い好きかも!/

今回も同じ縫い方で離れたものが引っ付く、ことを信じて頂点まで縫い合わせていく。
「出来た」やっと縫い合わさった。これで大丈夫だろう、と安心する。縫い物って家庭科の時間にもっと練習しておけば良かった。そしたら様々な縫い方で見栄えもよく縫い合わす事が出来たのだろう。

しかし、こういう事って「困った時に実感」することで、きっと家庭科の勉強をしていた頃は「オカンがやってくれるはず」だとしか考えていなかったはずだ。

身を以て何にでも意欲的に学ぶことをしておけば良かったと後悔なんかもしてしまった。
それにしても。無事縫い合わせられたのだが、やはり縫い跡がキタナいよなっ。帰宅して女房に思いっきり笑われるだろう、と今から想像してしまうと、ちょっと悔しい連休初日の昼下がりでありました。

(目立たないかなぁ〜)まっ、良いか(笑)

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