【北海道 厚岸の牡蠣にニヤリ‼️】贅沢ミルクの味を満喫してます。

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【北海道 厚岸の牡蠣にニヤリ‼️】贅沢ミルクの味を満喫してます。


牡蠣は寒い時期になると恋しくなる味であり、11月を過ぎた頃から無性に食べたくなるのだ。

生が一番好き。ボイルもたまらない。酒蒸しは興奮し、焼きで納得する。
フライでも嬉しいのだがフライにするなら一枚で衣をまぶすのでは無く3つ一緒にまとめてパン粉に包み、ジュッと揚げる事が約束。こんな食べ方が小生の最も季節を感じた好物のいただき方なのである。

さて、そんな牡蠣の話だが今まで嬉しかったのは福岡滞在時に華汐丸の海楽隊 東野船長に連れて行っていただいた糸島半島の『牡蠣小屋』
ここで食べた牡蠣は多分5kgは軽く食べているだろう量(殻を含めての重さです)。自宅からマヨネーズ、チーズ、醤油にワサビに西洋がらし。ケチャップからタバスコからありとあらゆる調味料を準備し、炭火で牡蠣を焼き様々な味で楽しませていただいたのだ。

★《動画アリ》 九州糸島半島の牡蠣小屋でケイタン牡蠣をいただく2★https://youtu.be/L4NHzenNKaY
当時の記憶がいつになっても舌と脳がしっかり覚えており、歳を重ねる毎により『牡蠣好き』度合いが増していったのであった。
そんな話をいつだったかなっ、北海道の仲間と話していたら『こっちの牡蠣は小ぶりですが、身がしまって味が濃厚です。是非食べてもらいたい!』と言ってくれたのを嬉しい気持ちで期待し牡蠣漁が始まった3月初旬に送って下さったのである。

発泡スチロールの箱にはひと塊りがしっかりとした新鮮取れたての牡蠣がびっしり入っていた。

さあ、どうやって楽しもうか。少し悩んでみた。
北海道、厚岸の牡蠣を調べてみたらどうやら『酒蒸し』が一番本質の味を引き出す食べ方の様で、即座に調理法を決定。
重くがっしりとした厚岸牡蠣を丁寧に洗い、フライパンに日本酒を入れ厚岸牡蠣を並べる。着火しガラス蓋をして厚岸牡蠣の様子を見ながら安いホワイトワインを用意した。

2分も蒸さない位でうっすらと厚岸牡蠣の口が開き出す。すかさず厚岸牡蠣をひとつ取り出し、貝開きで平らな合わせの殻をえいやっと開く。
二枚貝なので簡単に開き、真っ白でぷりっぷりの厚岸牡蠣とご対面する。貝柱をナイフで外しそのままナイフに乗せて口に運ぶ。

口に入れた瞬間に磯の香りを越えた牡蠣のあまいミルク味がいっぱいに広がる。『美味い…』

軽く火を通した程度で最初のひとつをいただき、厚岸牡蠣のポテンシャルの高さにただひたすら驚いたのだ。
濃厚な味、と言う意味がよくわかったが舌で感じたこの凝縮された牡蠣味を文章で表現する事の出来ない悔しさ。それ程この味を伝えたいのだけはわかって欲しい。

深い側の牡蠣殻に溜まった牡蠣汁をふうふうしながら啜る。
牡蠣の身から絞り出たエキスは白濁し牡蠣の存在をさらに引き立てるのだ。『美味い…』

牡蠣の身でニヤリ、牡蠣のエキスでニヤリ。ホワイトワインをちょっと呑み、また酒蒸ししている厚岸牡蠣を取り出す。
フライパンには5つ程しか厚岸牡蠣を載せられず地味にコンロ前で立食い牡蠣を開始したのである。

次はタバスコを軽くかけてレモンをキュッと数滴垂らしてパクリとやる。ガッツポーズものだ。そして牡蠣エキスをチュッと啜る。もう止まらない。

次はマヨネーズ。パクリ。そしてチュッ。ホワイトワインをきゅ。さあ立飲みは本格的になって来た。フライパンをふたつ用意し、発泡スチロールに入った厚岸牡蠣を次々と洗いフライパンに載せていく。
交互に出来上がる厚岸牡蠣の酒蒸し。それを小生ひとりがタバスコやらケチャップやら粗塩やら醤油やらを交互にしパクリ。そしてチュッ。ホワイトワインをきゅ。と楽しみ続けたのだ。

発泡スチロールの箱は気付けば1/3しか残っておらず、新品で開けたホワイトワインはほぼ空瓶に近いところまで呑んでしまっていた。
ホワイトワインでの蒸しはやらないで日本酒での蒸しに徹した。何故なら北海道の方が一番美味いと言うスタイルを崩したくなく、その味で食べ尽くしたかったからだ。

徹底的に食べる。厚岸牡蠣を知りたいから、厚岸牡蠣の味を舌と脳に刻みつけたかったから。
女房、そんな小生の様子に近寄らず、次男は牡蠣がまだ苦手な年頃。だからほぼ独占した厚岸牡蠣の酒蒸し立食いパーティー。

『ガン焼き』なる食べ方もあると仲間から聞いた。
ガンガンの中(ドリフのコントで上から落ちてくる缶の大きなやつ)に炭火をおこし、そこで厚岸牡蠣やらサロマ湖牡蠣などを焼くスタイルの様で漁師料理だときいた。
この食べ方は何としても今年のオホーツク海釣行時には楽しみたいと思っている。何としても食べてみたい。

さて。
福岡糸島半島で食べ尽くした糸島牡蠣と今回初めていただいた厚岸牡蠣。

糸島牡蠣はとにかく大きく食べ応えのある牡蠣で満腹感が半端ない。
厚岸牡蠣は小粒なのだが予想を超えたプリプリ感と、味が濃い。

よって小生の牡蠣軍配は東西引き分けとなり、後日お互いを再確認する必要があると判断した平松慶牡蠣奮闘記であった。

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