【ニュージーランド・オークランド】モーテルでラグビー観戦。ハカに感激。

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【ニュージーランド・オークランド】モーテルでラグビー観戦。ハカに感激。

夕方のオークランドは涼しくなって来た。3月。日本とは気候が逆だよ、と言えば分かりやすいのかな。

気温16度。ロンTに薄手のパーカーなどを羽織れば丁度良い気候なのだろう。しかし小生は遅めのランチにお腹がタプ付いているのが嫌で、オークランド市街を2時間ほどランニングしてたっぷりの汗を流したのだ。

TBS某プロデューサーはそんな小生の姿をみて呆れ顔で「どこまでストイックなの?」とチャカしてくる。それでも気候や街並みを見て感じながら走る時間は小生にとっては幸せな時間なのだ。

モーテルに戻る直前にスーパーで現地ビールを何本か購入し、そして部屋の熱いシャワーを長く浴び、ナッツと共にビールを飲むだけを楽しみにしていた。
モーテルは国際空港近くにあり、様々な国の宿泊者で埋まっていた。ジョギング姿でホテルに戻ると、小生の姿に相槌を打つ。片手にはしっかり瓶ビールが入ったビニール。ニヤッとするデッカい白人。なんだか、照れる。

部屋に入り、すぐにバスルームへ。
ドバドバドバッと最初に大粒の冷水がヒマワリの様なジャグから流れ落ち、その後に勢いよく湯気を上げながら熱湯が出た。
ジョギング姿のままシャワーを浴び、一枚ずつ衣類を脱ぎながら身体の先に洗濯し、シャワーを浴びながらの洗濯完了。
室内は異常なまでに乾燥しているので、翌朝にはきっと全て乾いてるはず。
身体を拭き、あまり精度の良さそうではない冷蔵庫からビールを引っ張り出してグビッとひと口。最高に旨い。

パンツ一枚で巨大なベッドにドカっと座り、テレビのリモコンを操作して観たい番組を探す。
とりあえず、全チャンネルをチェック。日本のアニメ、チャイニーズのドラマ、国内のニュース…。ひと通り全てをチェックした時に感じたのは小生が子供の頃にゴールデンタイムのチャンネルを回した時に感じた、アレだ。

『野球ばっかりじゃん‼️怒』
どのチャンネルを回してもプロ野球の試合ばかりで、他はNHKや教育テレビばかり。今ほどバラエティー番組もなかった時代だ。そして小生野球観戦にそれ程興味無かった時代のアレなのだ。
「今日は、つまんねぇ‼️」と母親や弟達と話した思い出がある。まさに、その時を思い出したのだ。
(NZではこんな食事ばかりだった…)
しかし、ブラウン管から映る様子で日本と違う事がある。それは、放送されているスポーツが野球ではなく『ラグビー』なのだ。
どのチャンネルをチェックしても『ラグビー試合』が放送されており、こんな様子は日本ではほぼ絶対にないであろう。
チャンネルをチェックし、4局も5局もラグビーの試合が放映されている。ラグビー好きの人ならどのチームだ、どんなプレイヤーがいる、どうのこうの…エトセトラ…と話も出来るだろうが、小生ラグビーにはそれほど『お熱』が無いのだ。
しかし、ニュージーランドの方々はこのゴールデンタイムに家族揃い規則正しく晩御飯を食べた後にきっとどこかのチャンネルのどこかのチームを由緒正しい応援の仕方で観戦しているのだろう…。

そんな事を思いながらチャンネルを当てもなくチェックしていると、ひとつの画面に釘付けになった。

ハカだ。
真っ黒のラガーシャツに白い葉っぱが胸に飾られ、チカラ強そうな男達がチカラ強く声と全身を使った動きで表現している。
一瞬にしてブラウン管に釘付けだ。
チカラコブを露わにし、ガシッと握り拳と四股を踏む様に下半身にも緊張感が伝わる無駄のない動き。

『カッコいい‼️』ゾクッと身震いがした。それ程の迫力だ。
これまで何かの都合で「ハカ」は何度か見たことはテレビであった。しかし、このニュージーランドの地で、ラグビーばかりのチャンネルに嫌気がさしている中に飛び込んで来た「ハカ」は格別。

そのまま当然「オールブラックス」の応援となった。
ベッドで足を伸ばし瓶の洒落たビールをグビッとラッパ飲みをし、ナッツを時折口に投げ入れ、いつしか『エセラガーマン』になっている小生がいる。
(NZのビール。なかなかいける味でした)
ラグビーのルールも詳しくわからない、そんな小生でも観入ってしまう程の試合を楽しませてくれ、ニュージーランドの夜は普段のトランジットにない有意義な夜であったのだ。

当然、翌朝はオールブラックスに感化されランニングを決め込んだ小生であったのであった(笑)

●ニュージーランド渡航回数 2回
●国内通貨:NZドル

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keitanhiramatsu