【危ねっ‼️コロが取れたじゃん…】ブラックホールウィールド120Lが危機。
私がブラックホールウィールド120Lにほぼ毎回の様に持ち運んでいるウエイトは34〜38kg。
カメラバッグを手荷物にするか、預けにするかは、季節によって持っていくウェアー類も違うので準備が大変。
毎回の遠征だからパッキン自体は慣れているのだが、ツアーや遠征が連打で詰め込まれる状況に陥るとなかなか荷物準備にも悩ませられる。
最近では、週末から翌日月曜までANA便を使用しツアー取材で福岡に行き、福岡から次に使うタックルだけは輸送移動させて次のホテル留めして一度自宅に戻り洗濯したいものだけ洗い、乾かなければコインランドリーへ走る。
翌日火曜朝から乾かしたウェアーを詰め込み、再び羽田空港へ。
しかし今回は使用する航空会社が違うのでJAL便搭乗となる羽田空港第1ターミナルに向かうのだ。
行きは《パタゴニア ブラックホール・ウィールド120L》だけで搭乗手続きが出来るから楽なのだが、帰りは輸送したタックル一式に《パタゴニア ブラックホール・ウィールド120L》が重なる。
相当な荷物量となるのだが、これが仕事。当たり前に必要なものを、現地で不自由なく使用出来る様にして置くことが私達プロアングラーの役目。だから荷物に妥協はしたくない。
かと言って馬鹿みたくやたらめったら、何処かの誰かさんみたいに選別出来ないセレクトではない。あくまでも必要最小限。必要最優先選別、を心掛けている。
それでもだ。
年間130日平均に減った私の遠征で使用頻度がすこぶる高いのが《パタゴニア ブラックホール・ウィールド120L》だ。
パタゴニア公式サイト ブラックホール・ウィールド・ダッフル 120L フライフィッシング Black
日本国内は当然の事、海外遠征にも間違いなく使用しており、私と常に旅を続けている相棒だ。その相棒が先日の1週間ハード移動でラストのラストで怪我をしたのだ。
丈夫で名高い《パタゴニア ブラックホール・ウィールド120L》だが、ウィール部分(タイヤ)のメインシャフトから外れ、ウィールド部分が機能しなくなってしまったのだ。もう、あと5分で自宅と言う場面で。
《パタゴニア ブラックホール・ウィールド120L》を抱える様にして自宅まで辿り着き、ブラックホールの中身を空にして応急処置。
外れた部分の写メを残しておけば良かったのだが、撮影する事も忘れて直ぐに直しにかかる。
六角レンチでウィールドを締める。あら、締めても締めてもネジは巻き付けられる。よくチェックしてみると、私が回した六角レンチと同じようにウィールド受けのシャフトが回転しているではないか。
本体シャフトがバカになってしまったかなっ、とウィールド部分をハンマーで打ち付けてみた。
再び六角レンチで締めるのだが、メインシャフトがレンチに合わせて回転している…終わったなっ。俄然としたが、完全なる故障だ。
使い込み過ぎだとは解釈したくなく、しかし相当な使用頻度である事は確かなのでパタゴニア直営店へ持参して修理依頼をお願いする事にした。
※パタゴニア鎌倉ストアーへ修理品持参。
連載原稿の入稿を済ませ、半日の猶予を作りパタゴニア鎌倉ストアーへ修理品を持参してきた。
この冬にファスナーが壊れてしまった2006年式ダス・パーカもメンテナンスが必要だったので一緒に持って行ったのだ。
鎌倉ストアーのスタッフさんに《パタゴニア ブラックホール・ウィールド120L》の故障内容を詳しく説明する。
おおまか内容は伝わり、修理見積もりは後日との事でGWが終わったら、またロケ遠征出張旅が始まる。なんとしても直したい。
だいたい、ダス・パーカのファスナー交換でも3ヶ月掛かると言われた。
パタゴニアが推奨する《新品よりもずっといい》この声が広まり、メンテナンスセンターには大量に修理を待ちわびているパタゴニア製品がある。
5月から考えてもダス・パーカの修理は8月。まあ来季冬を意識しても大丈夫だ。安心した。
※ファスナーの下部分がこの様に白くなってくると、少しのテンションでファスナーが下から開いてしまう。寿命です。
《パタゴニア ブラックホール・ウィールド120L》とダス・パーカを預けて店内を見せてもらい帰路に付いた。
その道中。パタゴニア鎌倉ストアーから連絡が入った。
《パタゴニア ブラックホール・ウィールド120L》ウィールド部分を大至急パーツ交換し、無償で直して下さったと。
引き返そうか、と思ったが、パタゴニア鎌倉ストアーから自宅まで1/3まで戻ってきてしまったのでその旨を伝えると、送って下さる事になった。ありがたく【感謝】です。本当に嬉しい事。
パタゴニアスタッフによる早急な対応に驚き、パタゴニア製品をいつまでも末永く使い続けていきたい、と車中で感じたのでありました。
国内、海外遠征共に使い続けている《パタゴニア ブラックホール・ウィールド120L》。間違いないフィッシングギアとして大切に使い続けています。