【カルティバ ダブルフック使用感】「オーナーばり」既製品の販促エトセトラ。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 0

【カルティバ ダブルフック使用感】「オーナーばり」既製品の販促、分析エトセトラ。


私が使用する「つりばり」をサポートして下さっているメーカー【オーナーばり】社。

オーナーばりさんとのお付き合いは20年以上前。その以前は「がまかつ」さんにお世話になっていたのだが、がまかつさんは何かを100伝えれば、120にして返して下さる、凄くサポート力とテスターに対しての愛情があった事に今でも感謝しています。

しかしあまりの待遇の良さや甘い環境でぬるま湯に浸かっていては、アングラーとしての向上が磨けない、と当時オフショアテスターを探していたオーナーばりさんに移籍。

釣り仲間全員に「なぜ?なぜ?世界のがまかつだよ」そう言われたのを今もしっかり覚えております。がまかつさんから離れて、バカ扱いまでされた程。

確かにがまかつさんと接したい釣り人はメチャクチャ居ると思います。それも全て分かった上での移籍。
だから今でもがまかつさんには感謝しているし、大好きなブランドです。

しかし移籍先の『オーナーばり』さんとも二人三脚で新しい製品を切り拓いていかなくてはならない。この思いを貫きたかったのです。

最初の取っ掛かりは海外輸出製品からの国内需要アイテムの選択、使用してからの販促、そんな事でした。

タイミング良く、自身が提案したジギングスタイルにドンピシャとなるフックをオーナーばり製品のマイナーフックで見つけ出しており、その特殊なフック形状を理にしてヒラマサの20kgをキャッチした「アキツイスト フック」5/0.6/0.7/0.8/0とジギングで使用出来るサイズがドンピシャであたり。

このフック形状の特徴とヒラマサジギングで使用するメタルジグとの相性でマッチングさせたもの。

アキツイストはジギング界で一時ブームとなり、たくさんの方々に使ってもらう事が出来、次のSJ-43TN(当時はTGゴールド)へと開発は進んだのでした。そんな時代を経て、今は既製品フックの使用を徹底的にやっています。

既製品アシストフックを平松慶が使用?なぜ?

色々な方から、またロケ中にカメラマンさんや取材に同船された編集部の方から良く言われました。

「自分で結ばないのですか?」です。相当に言われました。オリジナルの結束方法があるのに、です。

今も私が既製品のパッケージに入っている出来合いフックをわざわざ出し、メタルジグに装着している姿…。ロケ中でも乗合船の時でも、です。一般的な見方だと「あれ、アシストフックを結んであるものを忘れた?足らない?のかな?」だと思うのです。
初心者の方でさえ、そう思った、て先日も言ってました。

私自身、自作したフックへの信頼度は1000%です。この1000%は自分への信頼も有りますが、自分への「責任」も多く、切れた、抜けた、刺さりが悪かった、バランスが崩れた…様々なアシストフックに纏わるマイナス部分が含まれて来ますが、それらを跳ね除けるのは自分が結んだのだ、と言う覆すことの出来ない事実だけなんです。

だから本当はここ一番、に使いたい。そう思う事も有りますし、自身が結んだフックはバッグ内に潜んでいます。でも私は既製品アシストフックをあえて使い、それで人前で釣ってみせて『製品の信頼度』を伝えたいのです。

自信過剰なのかもしれませんが、私が既製品アシストフックを使用し、そのフックで厳しい状況で魚を掛ける、大型魚を既製品アシストフックでキャッチする、こうした事の積み重ねがひとつの製品に対する絶対的に信頼度の幅を上げたり、人気度を深めたりするんじゃ無いかなぁって思うのです。

初心者のアングラーが右も左もわからない状態で「ヒラマサを釣りたい」と言う。夢を現実にさせようとして絶対に私は釣らせてあげたいためにフィールドに連れて行く。そんな時、やはり使用しやすく強度テストも信頼度が高い製品を勧めてあげる事で使う側も安心する。本当にそう思っているのだ。

先日、千葉県外房へヒラマサジギングのロケで入った。その時にお店のお客さんで初心者も含めて同船しました。
私は自分のロケを成功させねば、とスタートから飛ばして釣りを展開していました。

そんな時、フッと既製品アシストフックのバランスがズレていたのが分かり、直ぐに交換。既製品アシストフックの交換をしている姿を初心者アングラーが見ていて、質問をくれました。「なぜ、変えるのはですか?」

針先は伸びていないし、見た目の傷などもない。針サイズを変えるわけでもなく、チモトの長さも同じモノと交換した。
「なぜだろう…」私も初心者時にベテランさんがその行動をしたらきっと考えてしまうだろう。

バランスが悪くなったのはチモト内に仕込まれているフロロカーボンが捻れたから。まあ海藻を毎回かけて、引きちぎってからジグを漂わせる様な動きもしていたので、針先のアマサも気になっていたのだが。

私はそれだけで新品交換をしてしまう。交換する事で魚からのアプローチにも的確に対応出来、安心して掛けてからのファイトができる。

初心者さんは私にジグごと見せてきた。針先が根掛かりでアマクなっていた。この際だから、と私と同じように既製品アシストフックを交換。交換をして直後にタイミング良く、目標だったヒラマサを直ぐに釣ることが出来たのだ。

偶然ではあろうが、初心者アングラーはもうJT-27 6/0のトリコ。これが無いとジギングが成立しないほどになってくれたのだ。
こうした地道な関わり合いが信頼をうむ。釣り針って魚との繋ぎ合わせ。魚を「掛ける」ために無くてはならないもの。

釣り針が無かったら、魚釣りは成立しない。だから針に対する拘りは大切だし、本当は自分に合ったしゃくり方やジグの好み形状なども加味して形状のフックを探すのが一番なのだ。

でも初心者さんはそんな事絶対にわからない。だから、私は既製品アシストフックばかりを使用しているのです。

現場でパッケージから出来上がっているアシストフックを出し、ジグに結束する姿。
みんな驚いてくれますが、カルティバ の既製品アシストフック、完成度が高い製品で信頼を持って使えます。


今日は既製品アシストフックのお話でした。

スポンサーリンク
patagonia
パタゴニア
patagonia
パタゴニア

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

keitanhiramatsu