【縫もの楽し。でも見えない…】《デイリー・ヘンリー》ロングTシャツ補修中‼️
「首周り、めっちゃ破れてるよっ」洗濯物をたたみながら女房が私のロングTシャツを渡してくれた。数年前に入手したパタゴニアの《ロングスリーブ・デイリー・ヘンリー#52260》はお気に入りのアンダー用シャツ。
ネルシャツなどの下着には定番の様にセットで着用しているのだが、生地が身体に馴染み、やられ感もバッチリ出ており本当に気に入っている。
出張先や遠征先のホテルでパジャマ代わりに着て寝たりもするし、当然会社への出勤時の着用率も高いのだ。
この冬時期ってロングTシャツにフリースのベストって組み合わせやロングTシャツとネルシャツやスナップTジャケットなどの組み合わせが気に入っている。だからアンダー用としての着用率が生地のヤラレに比例してしまうのである。
「裁縫しなくては‼️」さっそく裁縫箱を準備し、縫針に糸を通す。…がしかし、針穴が見事な程、見えないのだ。
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糸先を舐めて尖らせ針穴に通そうと頑張るのだがまあ、通らない。「これ、使ったら?」老眼鏡を渡された。
令和元年までは意地でも使わない様にしてきたが、もう見栄も意地もいらん、と思い老眼鏡をかけてみた。
めっちゃ視界が広がる。ん?広がるとは表現が違うな。めっちゃ視点が合う。そう、視点が合い、みやすくなったのだ。
さあ、着疲れしている《デイリー・ヘンリー》裁縫開始。
ひと針ひと針縫い続ける。生地と全く同じ縫い糸は無かったから目立つかもしれないが、明らかに違う色ではないので許しておこう。
顎周り、後頭部周りは生地が擦り切れてきた様な破れ方だから補強も兼ねて重ねて密に縫う。コツコツと縫う。次男がそんな私の姿を面白がり写メを撮る。私は縫うのに必死。
視点が合いよく見えるから縫っていて楽しい。よく見えるから縫う。しかし、解けているところもよく見えるから縫う作業が終わらない…。結局、10箇所近く縫針を通して補修した。
気に入って着続けているから生地も痛むのはわかるけど。しかしよく縫ったなぁ(笑)
ところで。今回直した《デイリー・ヘンリー》だが、今着ている普通のロングTシャツをチェックしてみたところ、いくつかデイリー・ヘンリーとは違う処理の仕方に驚いた。
一番生地にチカラ(負担)がかかる肩部分の縫い合わせ部分や首周りをチェックするとデイリー・ヘンリーにはない強化補正が施されていたのだ。
バイヤステープ状で糸が解けない処理がキッチリされている。黒いロングTシャツは生地の色が抜け始めているが、全く縫い目の解れもなく丈夫なのだ。フィールドで過酷に使用する事を優先されているからそう簡単には解れてはいけない。
《デイリー・ヘンリー》はその点下着に近い着心地を優先した弱い優しい生地なので仕方がないのだろう。
今日はガッツリ縫い物をした。これでまた破れを気にせずに街着で《デイリー・ヘンリー》を着用出来る。
私が着ている《デイリー・ヘンリー》やロングTシャツは全てMサイズ。Tシャツの下に着るアンダー代わりのモノを選ぶ場合はSを用意するが、街着はS。春先や秋口など、ロングTシャツだけで過ごせれる時期はLサイズを着るのでサイズが様々になってしまうがこれも好きなブランドだから仕方ないかなっ。