【韓国・仁川周辺は温泉マーク】台風で帰国難民…。ロケスタッフと缶詰な時間。

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【韓国・仁川周辺は温泉マーク】台風で帰国難民…。ロケスタッフと缶詰な時間を楽しんだのだ。

9月下旬。韓国・済州島で無事にロケも終わり、仁川空港経由で成田空港まで帰るスケジュールで動いていた。

TVスタッフにスポンサー、その他仲間たちはJejuから金浦空港に向かう便でやたら機体が揺れて怖い思いをした。

…ヤバイかも。済州島でロケ中に海はどんどん悪くなってきた。これでもか、と吹く風は穏やかな海をかき回し、優しい羊さんの顔が牙をむき出し、狼の海に変えようとしていた。

その頃日本圏内は沖縄本島が台風直撃中であり、勢いは弱まることをせずに九州を包み込み、韓国方向に向かう予報図と、どの予報からも見れたのである。

…ヤバイかも。Jeju空港から金浦空港まではどうにか飛んだ。しかし金浦空港から成田空港行きの便はやはりクローズとなり、我々ロケ班を含む取材チームは完全に金浦空港に取り残される羽目となった。

幸いにもロケスタッフの中に在日韓国の方がいて、言葉の問題はなかった。韓国スタッフが実家に連絡をしてくれ、そして金浦空港からタクシーで移動出来る安宿を手配してくれたのだ。

この日、空港周辺のどの高級ホテルからビジネスホテルまでが全て満室。ディレイが金浦空港で多発して便を早々に変更してホテルが埋まっていく。だから人数が多い我々ロケ班を一斎で受け止めてくれるホテルは見つからなかったのだ。

しかし、そうこうしているウチにどんどん台風は近付いてくる。空港から離れ、地方の田舎ホテルに移動せねばならない。タクシーを4台連ならせ、海辺の町に向かう。

私は午前中のロケでグッタリとなり、タクシー中で爆睡。目が覚めるとどうやら『温泉宿?』と思う様に、日本で温泉を表す表現の♨️マークがあたり一面のハングル看板に描かれている。とにかくホテルを確保は出来た様で、ひとり部屋で鍵を渡された。

明らかにピンク電球型蛍光灯が廊下で燈り、部屋の中も薄い赤色の壁紙と大きなベッドに硝子張りの湯船がある浴室。
昭和な雰囲気満載。TVはローカル番組と日本人が出ているハングル吹き替え版のエロ動画。夕食迄の時間は2時間程あり、シャワーをして身体を休める。

当時、やっと携帯電話を持った位の時代なので、Wi-Fiやらネットやら、生活環境に密接している事など、無い。あるわけが無い。旅先に持参している読みかけの文庫本を開きながら日焼けした身体をエアコンで冷ます。

いつしか晩ご飯の集合時間になり、私は昭和連込薔薇色部屋を後に。ホテルを手配して下さった在日の方に聞いてみると、この様なホテルを利用する層は、いわゆる連込系が半分、あと半分は地方からの旅行者なのだそうで、ラブラブ満開❤️ホテルではないのだと言う。

確かにホテルロビーには日本の漫画単行本がビックリする位並べられており、Hだけが目的ではないのだ、と感じ取ることも出来た。部屋からみんな出て、近所の居酒屋さんにゾロゾロと向かう。

済州島(Jeju)滞在中も、撮影タイアップの絡みで焼肉、海鮮、焼肉、海鮮、の6泊であった。あまりにも晩ご飯が辛かったので、途中ロッテリアに抜け出した程。焼肉も海鮮も抜群に美味しいのだが、ホントはキムチなしの白米と味噌汁と漬け物が食べたかった…。

しかしここは地名のわからない田舎町。猛烈な田舎の雰囲気がする。なぜなら、入った海鮮居酒屋のメニューに「日本語や英語が一切ない。」まさしくローカルな場所なのである。

もう一つ田舎町だ、と断言出来るのが「キムチの辛さ」。観光客が行き来する様なエリアのキムチは比較的辛さを抑えていると思う。なぜなら、私が辛いモノが苦手であり、田舎などで食べるキムチは匂いも強いのだが、辛さが半端ない。だから日本語や英語記載の無いメニューにやたら強烈なキムチとくれば、そこは韓国の田舎エリアであると勝手ながら判断してしまうのだ。

「メッチュ、ハンビョン、チョセヨ…」と下手くそな韓国語でビールをお願いし、台風通過を覚悟しながら晩ご飯スタート。

ロケ班スタッフも台風で動けないだけなので仕事もなくリラックスムードだ。各々アルコールはショチュ(焼酎)であったりマッコリーだったりと。辛子で赤色になったワタリガニや小さな生きたタコを胡麻油と塩でいただいたりするのが最高。

チヂミなんかも食べ慣れており、海鮮モノをコチュジャンなどと合わせて晩ご飯を楽しんだのだ。

日本から隣の国KOREA。ヨン様韓流ブームがどうたら、と同時期に近い時期に私は韓国仕事が多かった。50回以上韓国に通い、こちらの人達と接しどこまで本音で付き合ってくれていたかは定かでは無いが私なりに判断する感覚も掴める様になっていた。

昨年、仕事の都合で都内新大久保駅エリアに行く予定があり「ここは日本のコリアンタウンです」と若いスタッフに紹介されたのだが、私が見る限りでは作り上げられた韓国親善フェアー会場のデカイ盤にみえて仕方がなかった。

新大久保駅エリアのコリアンタウンで人気と言われているチーズをふんだんに使った食べ物は、もしかしたら現在最新の韓国文化を象徴しているのかもしれないが、私が知ってた韓国文化はナッツ娘が産まれる前からの韓国なので、こんな文章を書く事自体『令和』には不似合いなのかもしれないなっ。

その夜、海鮮居酒屋からカラオケがある小さなスナックに流れ込んだ。母親より歳上の女性に韓国語を時間潰しに教えられながら、韓国文化で記録となる魚を釣り上げた夜は終わりがない時間でありました。

●韓国渡航回数:50回以上
●国内通貨:ウォン

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keitanhiramatsu