【名称新たに。《釣りフェスティバル》】パシフィコ横浜での二日間。

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【名称新たに。《釣りフェスティバル》】パシフィコ横浜での二日間。

毎年開催されている日本で最大級のフィッシングショー。
テクニカル アウトドア ウェアのパタゴニア

その昔は東西で分かれ「東京フィッシングショー」「大阪フィッシングショー」と呼び分けていた時代もあるがパシフィコ横浜の前は幕張メッセでやっており、そりゃそりゃ盛大な釣具ショーでしたが、近年は大型チェーン店や問屋さんなどが地方で行うパターンも増え、日本中のアングラーが東西に分かれたショーで動く事も少なくなった。

それでも年内最初のフィッシングショーと言う事と都心エリア《横浜》での開催という事で来場者数も見込め盛り上がりを期待してのフィッシングショーが開催されたのだ。

当初予定は業者日からの会場入りを予定していたのだが、前日までのロケが押し~オシになり別件の仕事まで絡んできたので金曜日はお休みさせていただいた。SNSやLINEなどで「パタゴニアブースに顔出したけど、居ませんでしたね」的連絡もいくつかもらい、申し訳ないばかりであった。

土曜日、日曜日の、二日間は朝からしっかりパタゴニアブースにてお手伝いで立ちました。中央ブースと飲食店が並ぶエリアとの2ブースで今回パタゴニアは展開し、中央ブースは新しいウェーダー《スウィフトカレント・ウェーダーシリーズ》《ダナー×パタゴニア》のウェーディングシューズだけの展示品。
キャンプスペースでのパタゴニア展示ブースではトラウトを中心としたウエアーやバッグ類、またフライのタイイング体験も行われていました。

そして『アーティフィッシャル』養殖魚を河川に入れる事で生態系が滅亡していく…と言う何とも胸が苦しくなる事実のムービーを紹介したスペース、また自然保護へのパタゴニアが行う協賛事業としている紹介コーナーも設けた、他社とは違ったメッセージのあるブースに仕上がっていたのでした。

『アーティフィッシャル』は何度も観てきた。パタゴニアHPからでも無料で観ることが出来、海外の現状で痩せた河川に無理矢理魚達を放流し「失態」にも捉えられてもおかしくない程の状況をメッセージとして伝えている。
ハイキング・トレッキングに最適なウェア

『環境助成金プログラムと支援』コーナーでは関西に流れる有田川の在来アマゴの実態と北海道の流域の自然を考える会の取組が取り上げられていた。

私も今回初めて知ったのだが、河口付近の河川で土壌が弱くなり、様々な要因で砂、泥が河口部に流出してしまう。すると磯焼けに繋がり、昆布やウニの発育が影響してくる。昆布の光合成により、二酸化炭素が必要であれば、温暖化対策へと繋がっていく。河川にスリットを入れ砂の排出を減らす事で昆布の発育、ウニの生息がはっきりと変わっていった事実も説明してもらえた。

こうした草の根運動から繋がる自然環境への意識をメッセージとしたブースが2020年の釣りフェスティバルにおけるパタゴニア日本支社のメッセージなのです、と言うスタンスをアングラーの方々に響いてもらいたかった。

2日間ブースにいて、予想以上にアングラーの方々が自然環境保護への意識が高い、気にされているのだなぁ、と嬉しい思いを感じた。他ブースにおける人気プロによる講演会や新製品への着目が最優先される、いつもと変わらないフィッシングショーなのだろうな、と最初は思っていました。

しかしブースに立ち、お客様が「聞きたい」と求める話が商品ネタ以上に今回は自然環境保護への話であり、私も意識をより高くしてフィールドに向き合いたい、そればかりを思いながらのあっという間の二日間でした。

最終日、パタゴニア日本人初フィッシングアンバサダーの中根さんから晩ご飯のお誘いをいただいたのだが、不覚にも財布を自宅に忘れ、PASMOにある残高(900円弱)だけしか所持金がなかったので泣く泣くお断りしたのが悔やんでます。これも自己管理。ラストをミスった私は反省と、そして次に繋がる私なりの自然環境保護への目的を明確に出来た『釣りフェスティバル』でした。
パタゴニアオンラインショップはこちらへ

※画像は中根さんのインスタより拝借させていただきました。

パタゴニアブースにご来場下さった皆様、ありがとうございました。また私が不在時に遊びに来て下さった方々、お会い出来ず申し訳ございませんでした。また次の機会にお会いした際、フィールドと魚と環境保護を主題で話を盛り上げましょう。

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