【炎の乱取り祭り2月2回目】100人超の乱取会は気持ち良いね、八王子柔道熱っ。

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【炎の乱取り祭り2月2回目】100人超の練習会はやっぱり気持ち良いね、八王子柔道熱っ。


昨年の秋に膝の内側靭帯を怪我してから、半年間柔道から離れていました。

歳をとる毎に怪我の治りはどんどん遅くなるのが最近身に染みてわかります。「前はもっと早く治ったのに…」これ、最近の口癖。とにかく治りが遅いんだよねっ。捻挫にしても、靭帯にしても、肩も腰も背中も六軟骨も…。
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そんな痛い痛い、を克服して12月の末に少し乱取りが出来る様になり光明学園の初稽古をやり、そこからは仕事も忙しくなって来てバタバタしていたので、ほとんど練習は出来ていなかった。

1月の《炎の乱取り祭り》は学校側との予定が合わず行われませんでしたが、2月は2度あるというので、どうにか滑り込みセーフ(笑)直前まで時間の都合がわからなかったので焦ったりしたが、時間の確保も出来、次男と相陽中の道場生を連れて行ってきました。

日本工学院八王子専門学校の道場に入り、教官室でお着替えをしていると、巨大な人が入って来た。お互いに顔を見て挨拶をする。

「ん???」『ン?』どこか古い記憶に残る見覚えのあるツリ目のコワモテ…。そっか、今日は下出選手の柔道指導があったんだっ。完全に忘れてた。

…というか、すぐ顔を見て「あれっ?下出君?」って私の口から出たのが驚き、そして二人で高校時代のお話しを。

下出選手といえば、我々昭和44年組の強烈な選手でインターハイ重量級チャンピオン。横に71kg以下のチャンピオン(宮本功三先生)もいるから、私の年代のインターハイチャンピオンが同じ柔道場に二人もいるのだ。

とんでもなく贅沢な空間であり、もちろんたくさんの実力派先生方もいらっしゃる。とにかく身を小さくし前半の下出選手の講習会は女子高校生の講習内容の受け、その後の乱取りは元日本工学院八王子専門学校の助手と隅の方で乱取りさせていただきました。

大量の汗、練習不足の苛立ち、葛藤…。乱取りって嘘がない、嘘をつけない稽古で、その時の自分をしっかり見つめられる事が出来る。チカラ負け、足技の出し、組手、連続技、継続出来る体力と気持ちから出る気力。

ベストな状況って、やはり稽古をやり込んだ時の身体の反応だと思う。この反応速度を持続させるために稽古を重ねていくのだが、ネガティブな要素を引き出し、例えばまだ膝が治っていない、やランニングひとつ出来てないから…と自身が問う都合の良い言い訳がいくらでも出来てしまうのが『乱取り稽古』の姿に表れる。

私は痛感して『乱取り稽古の素晴らしさ』に気付いた。今更なのだが、今更でも気付けたから嬉しいし、その気付けた考えが宝物になる。一週間は7日間。自分のスケジュール以上に追加されていく毎日だが、それもコントロールしポジティブに受け止め、稽古出来る時間を自分から作り出したい。

今日は仕事か、じゃあ翌朝は少し早起きしてランニングだな、と試合に出ていた頃のモチベーションを再び持てたのが、いや気付けたのが今回の《炎の乱取り祭り2月2回目》なのであった。

また一からやり直ししよ。ゼロからで良い。翌日からランニングを再開し、道場指導でも身体を動かす事にした。毎日筋肉痛。でも柔道で得た筋肉痛だから、嬉しい疲れ。

仕事とはまた違うけど、こうしたモチベーションは仕事にも生きてきている。コロナウィルスで世界中が大変な危機になっているが、今だから出来る事を仕事でも柔道にも取り入れる前向きな姿勢で立ち向かいたい。

大好きな《炎の乱取り祭り》3月はコロナウィルスの拡散防止にて中止。それも仕方ない…良いじゃないか。

今回乱取り稽古に参加出来ないって人もひとりで腕立てしたり、ランニングしたり、世界柔道の動画を観るのも《炎の乱取り祭り》に通ずる道。

1か月の休みを無駄に使わず、次の乱取り稽古へ繋がる自主練で『楽しむ時間』にしようではないかっ。
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私はそう使おうと行動実行に仕向けます。また、いつも道場を解放して下さる日本工学院八王子専門学校の皆さん、本当に感謝しております。

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keitanhiramatsu