【北海道 生ラーメン、近所に売ってます‼️】ドンキホーテで入手して実食‼️
前回の北海道ツアー時に買って帰って食べ比べした、北海道ラーメン。
今月末も道東に行くぞ、と楽しみを伝えると次男が「次もラーメン頼むねっ」と。中2次男、北海道ラーメンが大のお気に入りとなり、いよいよ北海道に連れて行け❗️とうるさくなってきた。遊びで行ってるんじゃないんだけどなぁ…。
そんな時「ドンキ(ドンキホーテ)に売ってるで」と女房が地味にボソッと言う…。
「えっ‼️何でドンキに北海道のラーメンが売ってるの❓」と驚いたのだが、よくよく考えてみると、ドンキには地方の変わったB級食材やらご当地食品、隠れた名品に風土調味料なんかも他種に渡り販売されており、それを言われたら肯けたのであった。
仕事場前にドンキホーテがある。さっそく店を抜け出し覗きに行ってきた。
半生ラーメンやらが販売されているコーナーには驚く程の種類のラーメンが。当然、北海道だけではない。日本各地の有名ところのラーメンが塩、味噌、しょう油、トンコツ、と自己主張しながらも肩を並べていた。
さすがに撮影は出来なかったが、何かのタイミングで販売員さんに許可がもらえたら撮影してみたい。それほどの圧巻。
私は味噌ラーメンと自身イチオシ定番の山頭火らーめんを選んだ。
次男はトンコツ臭いが苦手な様だが、山頭火らーめんだけはしっかり受け付けるようで前回作った時も好評であった。
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北海道産の本物と言われる「味噌ラーメン」を実は食べた事がない。代名詞とも言われている味噌ラーメンを知らないのだ。
「味噌ラーメン」自体は北海道でたくさん食べてきた。ご馳走になった。しかし「この味が北海道味噌ラーメンだ‼️」と言われているお店に行った事がない、もしくは連れて行って頂いていたとしても、酔ってからの食べ歩きだから、舌と脳がクルクルパーになっており、折角のその時の喜びを正確に覚えていないのだ。
北海道でたくさんのラーメンをご馳走になって来ているが、飲んでからのラーメンは悔しくも味を表現した記憶を文章で表せるほど覚えていないのだ。情けない…。
「出汁が効いてた」とか「濃厚だった」とか、小学生以下の感想を無理矢理連ねてしまいそうになってしまいそう。だから偉そうにあそこのラーメンはこんな味、麺はこんな舌触り、だなんて書いちゃいけないのだ(笑)
さっそく休日のお昼ご飯を父作ラーメンにする。この日は私と次男だけ。家族四人の半数は居ない状態であり、次男とサシの昼飯だ。
しかし、スタートから最大なるミス。それはラーメンに添える具材が殆どないのだ。何か冷蔵庫にあるだろう…と有りがちなミスをスタートからやってしまったが、仕方がない。
モヤシを低温炒めしシャキシャキ感を保たせて塩胡椒を少々ふり、ごま油で味をしめておく。鍋に適量の水を沸騰させ、パッケージに書かれている通りに手を動かしていく。
再びミスに直面する。選択した「さっぽろ味噌 純連ラーメン」は、黄色い卵麺に対し、我が愛する山頭火らーめん塩、はそこまで黄色くない縮れ麺。鍋に沸騰させた湯で間切りをして麺を混ぜない様にしたかったのだが、そこまで大きな鍋ではなかったので断念…。
混種混合リレーみたく、普通の縮れ麺と卵たっぷり黄色ない麺をコブラツイストさせながら湯通ししたのであった。
ラーメンどんぶりには各々スープ素を入れ、少量のお湯で延ばしておく。スープが出来たタイミングでミックスジュースみたくなった白と黄色の麺をひとつのザルで湯切りする。
出来るだけ黄色い麺は味噌チームに、白い麺は塩チームに分けていれる。モヤシだけだと、あまりにも貧しく感じたので、シナレかけたネギをそれっぽく、刻んで完成。
父作、北海道らーめんの出来上がり。
まずは父は「山頭火らーめん」、次男は「さっぽろ味噌 純連」でいただく。
定番の山頭火らーめん塩は、やっぱ、美味い。盛り盛り食べてしまう。が、しかし、さほど濃くない塩とんこつベースに対し、中途半端なモヤシ炒めはあかんかった。
相四つ組手で釣り手から取りにいく様なもの。モヤシ炒めの薄さに良い様にやられ、気付くと優先権が麺ではなく、モヤシ炒めになってしまっていた。
また、ネギの量も失敗。口の中に生ネギが生えてきている位にネギネギしい味になってしまい、見事に山頭火らーめん塩とんこつの旨みはデリカシーの無いトッピングにやられてしまった感、満載。
釣りでも柔道でもルアー投入、組手ひとつにもデリカシーは必要。
これ以上は文章に残せないが、ある釣り人と駿河湾にカツオ狙いに行った時、全員ヒットしている中でひとりだけ全く釣れない今こそプロアングラーがいた。
その人は今は抜群に上手い釣りをするのだろうな、と想像はするが当時は女性アングラーの方がキャスティングにしても、魚を掛ける事も1000倍上手かった。
一昨年かな、釣り博でそのプロのキャスティングムービーが流れていたので、見入ってしまったが、やはり箇所箇所で当時を思い出させるデリカシーの無さが残っていたのに笑えた。
そのプロを否定してるのではなく(個性もスタイルとなるので…)、セオリー、基準、基本、は絶対に大切だ‼️と言う事をここでは伝えたかった。
塩とんこつ味に薄まってしまうシャキシャキなモヤシ炒めを入れたら、どうなる❓モヤシ炒めで薄くなってる口の中に、渋さ満開の枯れる寸前ネギを入れたら、当たり前にネギ渋味の濃厚さばかりが強くなる。
サーフェスで食っているナブラに向かい、重いファーストシンキングのプラグを投げて沈めたら、どうなるだろう…。食い気のあるベイトを持ち上げているターゲットは沈下速度の速いプラグに気を取られ、ついて行き、そのタイミングでベイトボールはバラけてナブラは無くなってしまう。
こうした基本動作がどの場面でもあるはずで、私みたくデリカシーのない組手やラーメントッピングで素敵なラーメン味は全く違う世界に進んでしまい、台無しになってしまったのだ。
次男がガッツく「さっぽろ味噌 純連」ラーメンは濃厚味噌で、七味が合う。
★左組手のセオリー通りに組んできた釣り手をズラし組勝てて先に技を出す事が出来ている。
次男、ひたすら無言で口を使う。
★船の位置とナブラを打つ仲間との連携や基本動作がわかっているので、いつまでもナブラは沈まない。
柔道の組手、ナブラ打ちの釣り、わかる人しか理解出来ないかもしれないが、味噌らーめんネタなら分かると思います。
そう、濃厚味噌味に抜群なモヤシ炒め、ネギの渋味も味噌味が旨味に変えてしまい、絶賛を伝えてくれない程、美味かった様子。
私もひと口もらった。どんぶり鉢を戻したくない程にベストマッチ。
反する次男は「全国の決勝(柔道試合)で八巻先生と天がやる様なもんだね…」と迄の表現。※八巻先生とは、次男が尊敬する先生のひとり。
どれもオヤジ作ラーメンながら、味噌を八巻先生、塩を天、と表現した言い回しであったが、釣りで例えたら、支障が出るかもしれないから先の表現位で、治めておく(笑)
とにかく、十人抜き、十五人抜き位の差がある試合(これは柔道表現)で私が作った塩とんこつ味は完封されたのであった。
「父さん、モヤシはいらなかったね。あっ、ネギも‼️」
おい、ちょっと待て。「それじゃあ、父さんのトッピングはダメ出しじゃん」と伝えると…
「右組手の相手に、左捌きの位置で右組手だよね」と難しい表現で遠回しに私を否定してくれた。
ラーメン作りの基準は学ぶまでは頑張らないけど、最低ラインの味の基本は覚えとこう…あっ、それ柔道もかな。ひとり残った塩とんこつラーメンを食べながら反省したのであった。
この試合(ラーメン作り)、近くにいつでも買いに行けるのがわかったので、もう少し塩とんこつを学んでみます。
まず基本は、パッケージ写真のトッピングを真似る事。そして札幌で毎回食べてる味を思い出す事からスタートだな。
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