【漂泊の牙 熊谷達也著を読んで】没頭してしまう内容に胸が高鳴り。

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【漂泊の牙 熊谷達也著を読んで】没頭してしまう内容に胸が高鳴り。

「東北の山奥で存在しない狼が人を襲う…。これは、絶滅した狼の生き残りなのか…。」

そんな見出しから始まり、スタートからぐいぐいと内容に引き込まれ、気付けば、いつもの二度読み。私は近所の日帰り温泉「湯快爽快」で炭酸風呂に浸かり、1時間程じっくり読書をするのがこれ以上ない贅沢と楽しみなのです。

読み込んでいくうちにいくつかの動物行動に対する表現で共感というか、共通する何かが見えてきたのです。それが職業にもなっている「ヒラマサとブリとの行動内容の違い」。

わかりやすく言えば…。

「犬の行動に対する、狼の習性と行動」これに重ね合わせると…「ブリの行動に対する、ヒラマサの習性と行動」。

パタゴニア

どうしても、私が追い求めているヒラマサに重ね合わせた考え方を持ってしまうのです。ブリがベイトを捕食する際、群れで追い廻し、多数でベイトを固めるから捕食は後ろからになる。

ヒラマサがベイトを捕食する際、徹底して間合いを保ちながら、一瞬の間で詰め寄り頭から叩き込む様なバイトの仕方で捕食する。

これはジギングでもトップゲームでも同じ事。

その説に似てると感じたのが、犬は群れで囲い込む様に獲物を狙い、たくさんの個体で捕食する。狼は捕食したい動物との距離感を単体、または少数で付け回し、狙った獲物の隙をみて、喉元に一撃に噛み付き、呼吸混乱を起こさせてから内臓を食い漁る。

捕食行動まであまりにも共通点があり、私は文章の中に入り込みながらいつしかヒラマサの捕食行動をイメージして読んでしまったのだ。

こうした動物行動を細かく文章に取り入れながらストーリーを続けていくのが、もうたまらなく入り込んでしまった要素であった。

ぐいぐいと…からの最初の一読、次は本文章内容を自分の考えと重ね合わせながらヒラマサと狼を相似させ結び付けながらの一読でした。

本ってやっぱり面白い。当然ですが、次も同じ作家さんである熊谷達也さんの本にしたのは言うまでもありません。税込110円の宝です。

読者する時間、私は想像力が膨らみまくります(笑)

パタゴニア

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