【水中でメタルジグの様にプラグを操作】最近強く感じる事とは⁉️

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【水中でメタルジグの様にプラグを操作】最近強く感じる事とは⁉️

※ヒラマサワールド、第1回の様子

私はメタルジグを操作し、水中で狙うターゲットを命のない鉛ルアーに生命的な動きを付け引きつける釣りをしています。

随分と前ですが、「ソルトワールド誌」内容特集でメタルジグの操作は、川の釣りに通ずる。と書いてもらった事がありました。

インタビュー&ライターはくるべさん。編集長が高橋大河編集長だった時代で、ケイタンジグがセンセーショナルな時代背景でしたね。

メタルジグの操作ひとつで、どこに転がるかわからない、まるでラグビーボールの様な動き。

この動きをみて、元ラガーマンであった玄界灘、海楽隊メンバーの仲間から「フェイク(騙す)ジャーク」だ、とラグビー用語を取り入れてのジャーク名称をもらった程。

激流の中でスパンカーではなく、ドテラ流しで探り当て、誘い続けていくには、船と潮流れの当たる角度や、潮流そもそもの理解、魚(ターゲット)とエサ(小魚、アミやイカを含むベイト)との向き合い位置まで考えての話。

更にヒラマサやブリ、カンパチと言う青物御三家の捕食行動となる「動体視力」を学び、その捕食行動を取り入れた誘いにピシャリと光が当たった時代。

流れの中で、どう誘い出し、引きつけるかがキモでそれを例えて、「川の釣り」と現して解説したものでした。

川で狙う魚(ターゲット)は、季節に寄って瀬に着くか、深場で低活性時に目の前を通過する運動量の最低限行動で捕食出来るエサ捕食の状態やら、様々。

これら全てが海で狙う魚(ターゲット)と狙い方が見事な迄に当てはまり、組み立てがしやすい状態を作り出す。

そんなメタルジグ理論を本当に川で狙うスタイルと当てはめて擦り合わせる行動をここ近年、北海道で試している。

《平鱒渓》と言いながら、初心者で楽しませてもらっているが、水中でのルアー操作は、相当に慎重で分析し理論付けた試験を繰り返しています。

私が何でも恥なく来るのは、初心者だから。初心者だから、あれもやってみよう、これもやってみよう、と色々やれる。

もし経験値の高いベテランが私と同じ事をやったら、きっと驚かれるだろう。

随分前だが、ロウニンアジを釣る際に、強烈なスピナーベイトを作って欲しい、と人気ルアービルダーにお願いした。

その話は却下されてしまったが、最近、フックにブレードを付ける釣りが流行っているが、これは、15年も前にトッププラグで釣果を爆発的にだしていた。ライギョでもそうだし、シイラでもGTでも。

だから、経験値が高いとベテランなりの目線で否定も絡んでくるし、理論派が許されない場面ともなる。

こうした体裁などがそれ以上の研究を足止めしたりする傾向になり、延びしろが足らなくなる。

私はオフショア開発でなかなか難しい事もこれまでして来たが、フレッシュ(淡水ゲーム)域は自由に出来るから、人目が気にならない。

先日更新した《2021年道東アメマス狙い》YouTube番組で最初にカレイをジグミノーで釣っているが、あれは河川内の地形が知りたかったから、ボトムが引連れるジグミノーを用いて調査していた時の釣果。

パタゴニア

最初からミノーを投げても、川の干満が関係する筋での地形はわからない。わかるのは、操作がしやすいジグミノーだ。

これをカウントダウンさせ、川の中での潮筋で登り潮と下り潮との位置を見分け、地形変化を把握しておきたかったのだ。

流れがあれば、地形は変わる。地形が変われば、魚のエサとなるベイトフィッシュ(プランクトンを含む)の居場所が見つかる。そこが魚の付き場なんだと簡単な概案が出来上がるのだ。

10月上旬に入ったオホーツク海でのブリジギングの時も、全く一緒。

オホーツク海でブリを狙う際、何かのストラクチャーに付いたブリを狙うのではなくて、完全に潮がさす向きと魚との角度。

これが川の釣りと比例して、何もない場所でブリを探し当てた結果となっているのだ。川であらためて練習する。水深がない場所だが、使うルアーは軽い。だから、組み立てはほぼ同じ。

川でもリップレスのジグミノーで魚を釣り上げられるのは、潮に同調させ、魚が溜まる位置に送り込めて、そこで丹念に探り続けられるから。

だから、水色の悪い川での釣りは魚を引き出す事が出来るし、水中操作が組み立てられるのだ。

今年の北海道〜道東での海でブリ、川でアメマスは、どちらも同じ釣り方。全くと言ってよい程、同じ狙い方でしっかりと魚を獲る事が出来た。

これは、海の釣りを徹底的にやってきたからなし得た事であり、川の釣りが上手い、とか経験値が高い、からではない。

川(フレッシュ)の釣りは初心者だから自由な発想で伸び伸びと釣りをし、自分なりの理解で組み立てられたから、釣果に繋がったのだ。

※ソルトワールドvol.56に私のメタルジグ理論を特集してもらっております。随分と前ですが(笑)

川の釣りは、まだまだ勉強したい。勉強し甲斐がある。その経験を海で活かせられるし、ね。

ロウニンアジの付く位置って、ニジマスと似ている。太陽光と潮の時間周りで付く位置は相似するし、激流の中でのトップウォーターゲームではプラグをアプローチするコースひとつで釣果がはっきりする。

川の釣り、面白い。それは、釣れる魚が必ず居て、そこをどの様に流すかだけで反応するかしないか(面と、裏)、がハッキリするから。

海の釣りでも全く同じ。サーフェスでの釣りでもボトムからのジギングでも同じなんだよね。私は最近、そんな組み立てばかりして川遊びを必死に実は研究しています。

釣りは、楽しく。でも、いつも真剣に向き合っています。

パタゴニア

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keitanhiramatsu