【2022年 メタルジグリミテッドカラー】今季Ltdカラーの真髄に逼る。

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【2022年 メタルジグリミテッドカラー】今季Ltdカラーの真髄に逼る。

限定カラーやオリジナルカラーには、それぞれ色への理由がある。

理由が伝えられなくても、その配色にこだわりは必ずある。今回は、2022年リミテッドモデルの解説を伝えたいと思います。

私の持論《いいぶさ日記》にドットカラーへの細かな説明がしてあります。時代より早かったかな❓そう言える内容だと思います。

理解してもらえたら、嬉しいし、理解出来た時に効果の実感を得てもらえたら、幸いですね。

【※ドットカラー効果の術が解説されています】
【メタルジグ釣れるカラーの、その理由】ドットに対する持論公開。2022年1月27日公開 https://kei-hiramatsu.com/2022/01/27/post-22449/

パタゴニア

No.58《ピンク.G(グロードット)/クラッシュホロ》


細かなクラッシュホロが貼られ、定番となる鮮やかなピンク色が背に着色されたデザイン。ブリを狙う安定カラーとして定着されているピンク色はその日一番に落としたいカラーとして選出した。

昔、日本海丹後半島でブリを狙っていた際、何故だかピンク色しか反応せず驚いた事があった。どんな形状のメタルジグでも「ピンク色」が施されているカラーパターンだけにブリが当たる。

水深80mエリアで太陽光が届いていない水深で「ピンクバック色」だけに当たる。

ピンクバックを後に考えてみたのだが、水中ではピンク色の部分だけが黒く見え、背に塗られたピンク色の細さがクローズアップされたのではないか、と船長らと話した思い出がある。

ヒラマサとブリが共存しているエリアでも、なぜかブリはピンク色を好んで口を使ってきた。

こうした「実釣に於けるカラー効果」を長年体験してきたデータにより、ピンクバックを今回選択。それにグローカラードットをプラスし、こうしたカラーパターンが出来上がったのです。

長年の体験が信頼になり、はっきりしたグロードットの効果を合わせ、釣果優先型として青物を狙ってもらいたい。

No.59《ブルピン.G(グロードット)/ダイヤホロ》


ブルーバックとピンクバック。両方のカラーがひとつのメタルジグに描かれたスタイルが、今回のカラーベースになっている。ダイヤホロは懐かしさもあり、平成初期に人気となった親しみのあるホログラムパターン。

《ブルピン》と言う、良いとこ取りのカラーパターンにダイヤホロの派手さを加え、活性の高い青物狙いに打って付けのパターンに仕上がった。

ブルーピンクカラーは、地方で人気は絶大。北陸エリアや東北や北海道などでは外せないカラーパターン。

地域で長く愛されてきたカラーであり、その信頼度は絶対的な事。ブルピンは外せないよ、と地方取材に行った際に地元アングラーからよく耳にする。

今回、各地方でモニターをしてもらっているアングラーからの絶大なる信頼とアドバイスを多くいただき、限定カラーとして選出させてもらった。

ブルーピンクにグロードット。既に他サイズへのリクエストも多いのが、嬉しいところ。

No.60《赤金.Gドット/ゴールドホロ》


今回の赤金カラーは、これまでのいわゆる塗りとは違い、ホログラムに重点を絞りました。

シルバープレーンのホログラムを貼ったのではなく、独自入手したトラックなどのデコレーションで使う「金色のプレーンホログラム」をそのままメタルジグに貼り、他メーカーにはない《ゴールド》を出す事に成功した。

ゴールドベースのホログラムに赤色で味付けする事で、一般的な「アカキン」カラーにはない、なめらかな赤金カラーを描く事に成功。

色の使い方はそれこそ限りなくあるだろうが、ベースを金色にした着色はこれまでに類がなく《当社調べ》同じアカキンカラーでも、高級感の出た配色になった。

また、メタルジグや釣り針に金色を取り入れる効果は古くから実証されており、その効果は抜群。太陽光が斜めから指す時間帯、朝イチや夕暮れなど、太陽光に陰りが出ている時間帯に青物の捕食行動が活発となり、鈍く輝くアカキンに口を使う。

こうした実証をカラーパターンに組込み、このカラーが生まれたのです。

No.61《ブルーB(バック)ドット/ウロコホロ》


徹底して、ベイトを意識したカラーパターンにしてみました。

人気のウロコ模様に見えるホログラムをベースにする。それだけでも充分に使いたくなるカラーパターンに1日を通して迷った時にリセット出来るブルーをバック(背)に配色。

見た目もスッキリする爽やかなカラーパターンが出来上がり、すぐにでも使いたくなる組み合わせに成功した。ウロコ模様のホログラムは玄界灘や中国四国地方からのリクエスト。

やはり青物が常にベイトとしているイワシがメタルジグから一瞬でイメージ出来、信頼して青物を探り続けるからだろう。私もカラーパターン化するテスト段階で「これは玄界灘のデカマサが狙えるぞ」と確信した。

カラーパターンの実釣テストでも良い結果が現れた。使い手が嬉しくなるカラーパターン、それがこのブルーB(バック)ウロコホログロードット。

青物狙いで今すぐ使いに行きたいお気に入りカラーパターンに仕上がりました。

今回Gummy 、Gummy-fat、KEI-JIG、KEI-JIG SHARP 4機種はウエイトと形状に合わせた狙い方を選択し、ブリやヒラマサ、カンパチなどの青物やマグロなどを基準に設計されています。

これまでの経験と知識を重ね合わせ、全カラー(4パターン)地域密着で考案してきました。「釣れる色」ってやはり有ると思います。

《※サイズ展開 Gummyは160g,180g 、Gummy-fatは160g,180g,200g、KEI-JIGは150g,180g,200g、KEI-JIG SHARPは150g,180g,200gになります。》

私はこれまで他社様スポンサー様との共同開発で何十種類ものメタルジグをリリースしてきました。

メタルジグが釣れる、と言うフィールドテストは無着色による、鉛の無垢でメタルジグの水波動で釣果をテストし、形状が定まった瞬間からカラーパターンの試案に入ります。

一般的ないわゆる定番カラーパターンはこれまでの実釣実績でさほど悩むことは無かったですが、リリース期間を定めて限定カラーとして世に送るには相当な考えと時間を費やします。

「間違いなく釣れる」と確信出来た時の喜びは、壮大なもの。

是非、今回のリミテッドカラーで青物ジギングをたくさんの方々に楽しんでもらいたいと願っています。

パタゴニア

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