【KEI-JIG SHARPの使い方と術】最近、爆釣はシャープで極めてます。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 0

【KEI-JIG SHARPの使い方と術】最近、爆釣はシャープで極めてます。

Gummy シリーズとして、《点の動作》がGummyやfatに対し、KEI-JIGやSHARPは《線の動作》で位置付けています。

この《線の動作》による実地調査による研究が楽しくて仕方がない。

そもそもメタルジグにおいて潮の動きが釣果に大きく関係してくる事はずっと唱えてきた事なのだが、昨年位から特に意識して《線の動作》について執着する様になった。

「水中で、メタルジグはどの様に見えるのか。」これを常に徹底して頭におき、アクション付けをしています。

今回は《線の動作》で魚を誘う。海中を縦割り、横割りで区別し横割り(層)攻略の解説を参考にしてみて下さい。

水深のあるポイントで広く探りたい場合、船からバーチカル(真下)で狙うと、対象魚が回遊する位置を広く探る事が難しくなる。

スロージギングの様なバーチカル中心の狙い方なら対応が出来るが、スピニングタックルのワンピッチ操作では、どうしても探る範囲が狭くなってしまい、活性の高い時間帯でしか勝負が難しくなる。

パタゴニア

したがって、SHARPのトレースゾーンはどこなのかをまずは頭に置きジグを投入していく。

SHARPの形状をみると、3:7でリアウエイト配置になっている。これは、GummyやGummyfat の様なフロントウエイト配置では無いので同じウエイトで落としても必然的にSHARPの方が沈むスピードは速くなる。

リアウエイト配置なだけに、落ちていく姿勢も一定に近くブレが無い。水深のあるポイントでも、他社リアウエイトのジグに引けを取らないのも特徴だ。

リア(お尻)部分のウエイト配置に対して、ヘッド(フロント)部分は落ちていく時も、引き上げる(しゃくり上げる)際も極力水抵抗が掛からないような薄さと水流に負荷を持たせない形状構造で仕上げているので、スムーズと、安定ある沈下姿勢を創り上げる事が出来ている。

だから、落とすスピードは速く、しゃくる時のストレスが無い、使いやすいメタルジグになっているのだ。

ただ、しゃくりを止めた時の沈下姿勢はリアから落ちていくので、食いの間(ホバーリング等)の姿勢はなかなか取れないのは理解して欲しい。

私がSHARPを選択するタイミング、シチュエーションは、ある程度飛距離を出せる様な、ミヨシ位置やトモ位置での釣り座であったり、潮流が速くメタルジグが機敏な動きを要する時、そして水深のあるポイント等に好んで使う様にしている。

シャローエリアでも潮流が速い時にはワンピッチアクションでしゃくるスピードの強弱をロッドワークで入れながら探ってやる。

ディープゾーンではバーチカルな動きも頭に入れて、メリハリを付けたしゃくりで青物を誘う様な使い方をする。

水深のある日本海丹後エリアや富山、新潟等でブリを狙う際、近年有難い事に釣果が出ており、定番ルアーの位置付けをしてもらえる様になってきた。

また、伊豆半島、御蔵島や銭洲といった、潮流が強くて水深のあるエリアではキハダマグロやビンチョウ等の釣果が激しく報告されてくる。

私自身も御蔵島ではSHARP235gが最も使いやすく、しっかり釣果に繋げている。

ボトムにはやく着底し、ディープゾーンでヒラマサやカンパチを狙う思考で攻めて、ヒラマサ以上にキハダマグロからの反応が良かった経験も何度としており、使いやすいだけでなく、釣れる要素がしっかり詰まったジグであると実感している。

欠点として、Hot’sからリリースしている《KEITAN-JIG》と同じコンセプトを取り入れたヘッド(リア部分)の薄さが、魚を取り込んだ際、フックが魚に掛かった状態で暴れる事でフロントアイが曲がってしまう場合がある。

《KEITAN-JIG》まで薄くはないが、全長を持たせない分、リアへのウエイト配分を多くし、アクションの妨げにならない様なフロント設計をしているので、魚を取り込んだ後はメタルジグへの配慮も意識してもらいたい。

今テスト開発しているSHARP250gもしくは、260gのリリースは今期秋から来年頭に計画されているが、SHARPの形状なだけに、Gummyと合わせて300gクラスのシリーズ展開にも繋げていきたい。

もう少しテストを重ねていきますので、そちらも是非ご期待ください。

SHARPはディープエリアが主流なイメージのジグですが、シャローエリアでも中層を長くトレース出来る形状になっており、GWが済んだ頃からのヒラマサ狙いでも効果的。

リーリングスピードを緩めれば、リアウエイトなだけにトレースゾーンの立て直しがしやすいので、ゾーンをキープしやすい。

線の動作として探るスタイルの場合、ジグのスピード調整が使い手のキモになる。

Gummyの様な使い方とは違い、SHARPは徹底して攻めの姿勢が主力なジグ。オラオラで攻めて春夏秋、これからのシーズンに使い込んでもらいたい。

※KEI-JIG SHARPの2022年リミテッドカラーが販売になりました。ぜひ、このタイミングで入手してGWやこれからのシーズンにお役立てください。《Goldic HP》https://goldic.shop-pro.jp/?mode=cate&cbid=143976&csid=33
パタゴニア

スポンサーリンク
patagonia
パタゴニア
patagonia
パタゴニア

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

keitanhiramatsu