【3/3札幌アイビックSW商談会出張】あっという間の3日間札幌滞在に感謝。
最終日、気持ちの良い朝を迎えた。
雲ひとつない、快晴と宿泊していた札幌プリンスホテル。朝食はホテル前にあるコンビニでパンひとつ購入。
あっという間の札幌出張もこれにて終了。お昼過ぎの便で羽田空港へ戻るスケジュールになっていた。
チェックアウトの11時までホテルで荷物をまとめてゆっくりし、佐藤典之さんが新千歳空港まで送ってくださる手順。仕事現場から迎えに来てくれ、感謝。
「平松さん、腹減りましたね。昼メシしましょう。」と車を回してくれる。
ススキノの離れにある《豚丼 まむろ》へ。雪のシーズンもお昼時に行ったが、ここの豚丼が絶品なんですよ。
北海道に通い始めて数年前に帯広ではじめて食べた豚丼。これぞ北海道の味だと興奮した思い出があるのですが、札幌滞在時には毎度この《豚丼 まむろ》に連れて行ってもらう。
朝イチからガッツリ現場仕事をしてきたノリさん、かなりの空腹状態で白米をガッ付きたいと。私もまむろの豚丼が楽しみでならず、喜んで向かった。
店内には、地方からだろうか、ひと組のお客さんだけ。ラッキーだ。
毎度の「上盛り」をお願いし、しばし二人で雑談。釣りの話をしているのだが、調理場から醤油の甘い焼き匂いが店内に広がってきて話どころじゃなくなってきた。
うなぎやカレーライスといった「香り」で食欲を刺激する感覚は完全に卑怯である。特に空腹状態であれば、思考力が食欲に制覇され脳の理性が破壊されてしまうのだ。
「はい、お待ちしました」と運ばれてきた、豚丼。お味噌汁と漬け物が添えられた、ザ・丼メシ。
白米が詰まったどんぶりの上に、これでもかと香ばしく焼かれたタレたっぷりの豚がドカッと乗っている。ふたり共、無言になり丼に手を添えた。
白米が見えないから、豚をずらしてアマダレが染み込んだ茶色の白米をお箸で掘り、口にする。甘くて優しい味に言葉が出ない…。
身体を動かした後でも、二日酔い気味の人でも、絶対に文句は出ないだろう、と舌が言う。
白米を口にかっ込んで、焼かれた豚を重ねて口に運ぶ。柔らかい豚。しかしはっきりとした甘焼き味と本来の豚脂汁がぎゅーっと口いっぱいに広がり、更に鼻口を刺激する。
切り替えしは、たくあんと味噌汁を交互に。味噌汁もたくあんも、どちらも味が濃く無いのも、豚の旨味を引き立てるためだ、と無言で感じる。
「ごちそうさまでした」。感謝の気持ちで、手を合わせる。
単純に美味しかった。朝食をコンビニパンひとつで我慢して良かった。こうして二泊三日の短い北海道札幌出張も終了。
釣竿は今回無かったけど、仕事中心の時間を紹介させてもらいました。ありがとうございました。