【おじさん’s梅雨明け稽古に汗が溢れて】湘南宮本塾道場で夏稽古。
定例となった7月の湘南宮本塾をお借りしての《福平塾》。
茹だるような暑さで本州中が危険な気温になっているが、元気なおじさん達はこの日も柔道衣を着て朝から稽古に励んできました。
中学生は本戦地区大会が始まり、追い込みの時期にもなっている。
少しでも稽古ができる環境を、と福井学先生と私とで環境提供を努めて始まった福平塾、今回は福井学先生が諸用にて来れず、試合前の細かな技術指導は私には出来ないので、その代わりに今回もスペシャルな先生方に技の講習会をして頂きました。
参加してくれたのは中学生、高校生、大学生、実業団、柔道部教員、とたくさん。中学生にはたまらない贅沢な環境が整った。
稽古内容は、いつもの通りで回転運動からの打ち込み、その連続で要所を捉えた動きを付けての実戦を意識した打ち込みに。もうそれだけでも汗が止まらないほど。
この稽古環境は宮本功三先生からの発信も有り、私らの同期周辺が集まり、意欲ある人達が集まるのだが、現役時代は強化選手として名前を連ねていた人も多い。そんな方々からの技の指導は、日常では味わえない興奮もあり、技術改善にもなる。
打ち込み反復が終わり、二人のスペシャリストから技のご指導をいただいた。
巴投を芝明朗先生から講習していただく。軽量級中学生や高校生もいたのでしっかりとした技の基本を学ぶ事により引き出しも増える。
技に入る手捌き、足の位置など丁寧に教えて下さり投げる方向に対しての体捌きなど分かりやすい解説が素晴らしかった。
背負投に関連する崩しを内村直也先生に。DVD『背負投の入り方57』を観られた方も多いのでは。
今回は背負投を掛けたい時の、ひとつ前の動作を相四つ、ケンカ四つ、と分かりやすく解説。私も背負投を使うので必死に学ばせていただきたいました。
ふたりの講習会を1時間ほどやっていただき、乱取り稽古へ。3分で回して23本。
技の講習会で学んだ事を試す人、もっと踏み込んで教えてもらっている人、おっさん同士でガツガツやる人…其々に有意義な時間になったと思います。
私も同門後輩になる内村直也先生と乱取り。先輩に気を使わない技の速さでガンガン攻めてくるのに必死に対応するだけで精一杯(笑)。楽しい時間になりました。
こうして今月の《おじさん’s柔道時間》も終了。講習していただいた先生方、有難うございました。
福井学先生が不在で寂しかったですが、また機会を見つけ開催しようと思います。それにしても、暑かった…。