大阪に来たら「食べる」事が楽しみでした。
安くて何食べても美味い、これが印象的でこれまでも大阪食ネタは『いいぶさ日記』でも随分と更新してきました。今回は4日間滞在での、特別ではない、あり來な普通の食事ネタを綴ってみますね。
1/30(月曜日)
午後は会場近くの「すき家」で牛丼を簡単に済ませる。写真なし。
夜は、別口のオンラインミーティングが終わってから、高校柔道部後輩の内村直也先生と晩御飯。ホテル近くにある串揚げ屋で乾杯。
ハイボールをガッツリ飲み、串揚げは10本お任せコース。カウンター席で様々な食材を出してくれます。
揚げたての串揚げは、塩やソースタレ、と食材に合わせて頂きました。釣りの話はなし。柔道ネタばかり。
呑みながら柔道ネタで盛り上がると、やっぱり柔道がしたくなる。しかし今はグッと我慢。足の怪我が忘れる位完璧に治して復帰したいからね。
商いに集中し、万全を尽くします。
1/31(火曜日)
朝は抜きました。
お昼は《道楽庵》にてランチ。ここ、京都で釣具屋に勤めていた頃から、中央漁具さんの売出し度に利用していたお店。定食屋さんで、その頃から変わらず《うなぎ丼》。今回もそのつもりで向かったが、時代の流れで値上げされており、手持ちが無く断念。
食券範囲内の《上天丼》を頂きました。天ぷらタレが甘くて、根菜類もあり、おまけに海老は3本も。満腹感最高でコスパも良く美味かったです。
晩御飯は、前日贅沢な外食をしたのと、立ち仕事で下半身が辛かったので、コンビニ飯。ハイボールを飲みながら、部屋でゆっくり頂きました。
《天下一品こってりラーメン》カップ麺があったので購入。説明通りに作ってみたが…。天一は学生時代から食べ慣れ、良く知ってるだけに、次はカップ麺ではなくてやっぱり食べに行こう…と決めたのでした。
2/1(水曜日)
この日も朝は抜きました。理由は、旧社屋のトイレが和式だから。
右足つま先に負担をかけたくない(痛いから)のでなるべくトイレはホテルで済ませておきたかったので。仕事中はトイレのストレスを持たない様に腹負担を軽くしたかったのです。
お昼はお約束の様に《道楽庵》で食券を利用してのランチ。
前日、小銭が無かった悔しさもあり、念願の《うなぎ丼》をいただく。ご時世の値上げラッシュは、こうした場面で直面。ご飯の量は変わらなかったのですが、何処となく感じたのはうなぎの大きさが全然違っていた…かなっと。
《【大好物を食べ続ける美学】今年も大阪で「うなぎ丼」を3日間食べ続けてみた。》2020年2月9日更新https://kei-hiramatsu.com/2020/02/09/post-17898/
記憶が正しいかどうか…は、ここで(同じ店)3日間毎昼うなぎ丼を食べたネタを見て下さい。
私も過去のブログを読み直してみましたが、うなぎの身が尻尾半身に当たってしまったのが、ショックでしたが、変わらずの味に大満足。ご飯大盛りはやめて、並で十分。嬉しいランチタイムでした。
晩御飯は、この夜もコンビニ飯にしようかと悩みましたが、ホテル前にある《鳥貴族》へ入ってみた。
展示会場からホテルまで10分掛からない。まだ辺りは明るかったのですが、どうしても黄色い看板の《鳥貴族》を見ちゃって焼き鳥が食べたくて仕方がない。勇気を出して入ったのでした。
《鳥貴族》はいつも柔道仲間とワイワイ食べ放題を予約して楽しませてもらっている所。
聖地的呑み場なわけ。そこをひとりで乗り込んだのだが、さて。いつもの食べ放題の癖は捨て、食べ放題で得た美味いものを選択してのんびり時間を楽しんだ。
メガハイボールに口直しのキャベツ。山芋鉄板に山賊焼き。シメはラーメン、と綴ってみた。我ながら、ひとり酒を楽しみ、更に大好きな焼き鳥で晩御飯を充したのでした。
帰りにコンビニでスイーツを買い、iPadに入っているムービーを観ながらの消灯でありました。
2/2(木曜日)
東横インの朝食、食べ慣れてきたので実は好き。早起きをしたので朝食をいただく。
部屋食べで、ランチパックにおにぎりやおかずを詰め、更に味噌汁2杯にキノコスープ。
朝ドラを観ながら、しっかり部屋で頂きました。
おかずは、和の味が美味かった。きんぴらごぼうやフキは絶品。こういう美味さが朝は嬉しいんだよなぁ。大満足でした。
実は和式トイレ問題、売出し3日目ともなると、お客様のご来場の同行も見えてきて、いざトイレを催しても新社屋トイレをお借りしよう、と。
展示ブースは私ひとりで立っており、ブースは出来るだけ離れたくないので悩んでいました。それが解消し、朝ごはんにたどり着けました。
ランチは《道楽庵》でうなぎ丼。この日も同じものをいただく。
ひとりでランチタイムを楽しむのだが、唐揚げ定食とか、カツ丼とか種類は豊富ながら「うなぎ丼」を迷わず注文。
同じ味を食べ続ける事で見えてくる何かを期待してるのと、味の表現を文字でどう伝えるかを口に含みながら考えて食べたいから。
鼻から伝わる匂いであったり、口に入れた時の舌触りであったり、ご飯とうなぎの脂を噛みながら伝わる魚脂味の円やかさであったりと、食事時に愉しめる時間が好き。だから同じものを選んでしまうのだ。
今日のうなぎ丼、うなぎタレの甘さと身が少し焦げた香ばしさを愉しみながら頂きました。
16時に展示会は終了し帰りの新幹線車内でお弁当を食べながら神奈川に戻った。地域クーポン券の残高を使い、駅弁を購入。お弁当は《うなぎ蒲焼と牛焼肉重》。
うなぎ、です。またうなぎ。食べるならとことん食べる、これが私スタイル。
新大阪駅から新横浜駅まで約2時間半。座席に付き、荷物を棚に上げiPadやらを用意し、お弁当を開ける。
しまった…弁当販売所にレンジがあったのだが、温めるのを忘れた。
弁当の蓋を開けると、縮固まったうなぎ蒲焼と、牛脂が白く浮いている…。レンジで温めるだけで旨さが倍以上に良くなるのに。
案の定、縮んだうなぎに感動はなく、冷えた白米の上に、パサついた牛肉がつまらなく載っているだけでショック。自分のミスだから仕方なく、黙々とお弁当を消化した。
やっぱり温めたら旨さは倍増しただろうな、と弁当を突きながらの反省。次はいつ乗るか予定ない新幹線で、次に同じミスをしない様にしたいな。
こうして、食べて食べて食べただけの内容で書いてみました。
土地の美味しい名産物や新鮮なお魚、豪快な肉、そんな食事ではなく、ありきたりな日常生活での単独出張先食事。
たまに掲載してきた、豪華な外食も時にはありますが、まあそんな場面は「稀」であり、こうした食べもので数多い出張のヒト駒をお伝えしてみました。
「地方に多くいく平松さん、現地で美味いものばかり食べてるんでしょ」これ、よく言われます。
でも派手な外食時ほど嬉しさから多くSNSに載せますが、意外と地味なんですよ、と言うメッセージが今回の文章でした。