パタゴニア製品は毎年いくつもの新しいモデルがリリースされ、その都度でwebページでチェックしては直営店に足を運び製品を見に行くスタイルでお気に入りを探しています。
春夏、秋冬の大きなシーズン分時は新製品にワクワクしてしまいます。
特に今季FW23シリーズは《patagonia 50▶︎》50周年モデルがリリースされ、話題を呼んでいます。
お店(Goldic)にご来店された方からも「今期は、何がお勧め？」と聞かれ、アパレルをあまり取り扱っていないので焦っていたりして…。
そんなこともあり、直営店へ出向き、今シーズン「イチオシ」ネタを見にいっています。
早い時期から様々なファッション雑誌やアウトドア雑誌、webニュースなどでもトレンドページに多く取り上げられています。
それらに掲載されたネタを見ながら「私ならこれが気になる」とか目星をつけてwebページで入荷状況や在庫確認などもしてから直営店に向かう。直営店で実際に着心地や生地の確認をする。
仕事柄、1年前に新製品展示会で確認出来る環境なのですが。ただ、サイズ感だけは展示されているサイズがMサイズで統一されているので先行チェックのみになる。
私は実際のフィットサイズを探す様な「着て納得」する方なので、どうしても身体に合ったサイズ感が知りたい。パンツなら穿き比べたりしたいのです。こんな思いがあるので、直営店へと足を運ぶのです。
今回は、2023年9月に春夏モデルから秋冬モデルに変わるFW23の気になるモデルを平松慶独自の好み、目線で紹介したいと思います。
基本的には、フィッシングカテゴリー製品が中心でピックアップ。カテゴリーは他でも、私がフィッシングやトリップに絡むと感じているモノも所感などをお伝えしたいと思います。
完全に独断で決めてのピックアップですので、そこはご理解下さいね。
【ナチュラル・ブレンド・スナップT・プルオーバー #20530】
パタゴニア Patagonia ナチュラル・ブレンド・スナップT・プルオーバー PPLE L50周年モデルシリーズで、スナップTなんですが、胸にドラえもんみたいなポケットが付いている。プルオーバーだから、被りの脱ぎ着がしやすい深めのフロントボタン開閉も気になっています。
晩秋から真冬に、車内から出た時に簡単に身に付けられるのが特徴ですね。さっと着て、ガバっと脱げた。それでいて保温性も高くお気に入りになってます。
【メンズ・リバーシブル・シェルド・マイクロディニ・ジャケット #26215】
パタゴニア Patagonia メンズ・リバーシブル・シェルド・マイクロディニ・ジャケット BLYB Lロケ先地の晩ご飯は外食になりがち。気分も少し変えて街へ出て行きたい。行き帰りのウェアーは車内で脱ぎ着が安易に出来たり、空港や機内までの移動時にも気を使ってしまう。
アウターって、ついアレコレ持ち歩きたいけど、荷物の量も限られてる…こんな場面って、多々あるのです。でもリバーシブルなら1着で2つの楽しみ方が出来るよね。
暖かみを感じるフリース生地と、冷たい小雨でも凌ぐ事が出来そうな撥水加工（フッ素化合物不使用）が施されたリサイクルナイロン生地。旅に、フィールドに手放せない1着になる事間違い無しです。
【メンズ・ツイル・トラベラー・パンツ #56776】
パタゴニア Patagonia メンズ・ツイル・トラベラー・パンツ PLGY S「動きやすさ」「長時間穿いても疲れにくい」「フィールドで活躍出来る」これが私のアウター選びの基準。
膝の屈伸は動きやすさの必需になり、機内の移動時にも締め付ける様な負担が少ないから疲労感を軽減してくれる。撥水加工された表面は少々の雨や波飛沫など気にならない。
移動時にも、沖の現場でもタウンユースでも。カラーはアウターと合わせて考えたりすると、楽しみ方も広がりますね。
【メンズ・ナノ・パフ・フィッツロイ・トラウト・フーディ #84455】
パタゴニア Patagonia メンズ・ナノ・パフ・フィッツロイ・トラウト・フーディ STGN L本来は、インナーとしての役割が基本でベースレイヤーの上にこれを重ねてからのアウター着用としてが正解な使い方。
でも私は昨年、ワンサイズ大きめのXLを入手しタウンユースでアウターとして重宝しました。
ナノパフは保温力が有りながら驚くほどに軽い。真冬に外出着として使いましたが、とても便利でした。今季は本来のサイズLサイズを選択し、もう少し多機能な使い方をしようと思っています。
他の製品に比べて、イメージはスリムフィットを感じています。アウターとして選ぶなら、ワンサイズ大きくても良いかなっ。ただ、肩から袖にかけてのダブ付きは否めないなぁ。
とにかく軽い。コンパクトになる。フィールドに持ち込みやすい。便利です。
【メンズ・コットン・ダウンジャケット #26845】
パタゴニア Patagonia コットン・ダウン・ジャケット CUBL L《パタゴニア50▶︎》リミテッドモデルシリーズ。ダウンジャケットですが、表面生地にはコットンが使用されており、真冬のキャンプ時に気にする火の粉も穴が開く心配がいらない。
古いデカタグが貼られリミテッドシリーズを前に出している辺りも今後入手困難になるだろう予想は立っている。
直営店には「おひとり様1着」記載もされていて、限定人気も伝わってくる。「気付いたら、無い。パタゴニアあるある」筆頭になるアイテムだと思っています。気にしてる方は、在庫があるうちに入手しておく方が良いでしょう。
【ウィンウィン・ブラックホール・キューブ6L（ミディアム） #48517】
パタゴニア Patagonia ウィンウィン・ブラックホール・キューブ（ミディアム）６L BLK ALL
以前このページでも紹介しましたが、ブラックホールキューブシリーズの特別仕様にあたるウィンウィンモデルは、このタイミングでも筆頭です。
通常のキューブ6Lよりも使用している生地などの違いで若干価格は上がっているが、フライングフィッシュも大きく描かれ、持つ満足度は高い。
継続性のある製品なのか、イレギュラー的なリリースなのか分からない所も気になります。私は機能性の高さは知っているのでデザインとイレギュラー性を取って入手しました。
【ウォーン・ウェア・リペア・ロール #49565】
パタゴニア Patagonia ウォーン・ウェア・リペア・ロール BLK ALL旅先にリペアキットを携行して纏めれる2つのロール式ケース。パタゴニアではリペアキットを収納し、どこでも直そう的展開でリリースされていますが、私はこれをLJ（ライトジグゲーム）用ケースとして重宝しています。
製品の特徴は、いくつにも分けられたマチがあり、そこに小物が収納出来ます。釣具は小物類が多く、メタルジグを交換する際に、他の必要パーツも一度に手が届く収納が出来るので使いやすいのです。本来の使い方ではない紹介ですが、こんなアレンジも便利ですよと思考を変えてお伝えしています。
不必要なプラケースを増やすより、ずっといい。
今回は完全なる、平松慶目線でピックアップしてみました。
「欲しいなぁ」と思った時に頭で描く事は、選択したウェアーはどんな場面で必要とし、訪れた土地の天候や気温などを思い浮かべて選んだか。
またアウターを選んだなら、ボトムスは何を選択し、どんな生地や機能で何が合うかなぁと考えながら書いてみました。
身体はひとつしかないのですが、洋服って様々なシチュエーションで使い分けて着るのが楽しみであり、私の様に日本各地を四季動く者としたら機能性の優れた製品にどうしても目が入ってしまうのです。
パタゴニア製品は決して安いウェアーではありません。そんな簡単に手が次々と出るブランドじゃない代わりに「着てる誇り」なんて気持ちが湧いてきます。
壊れたり傷付いたりしたら、ブランドが責任を持って修理アフターを受けてくれる。地球環境を常に考えて生産されている。こうした企業方針がしっかりしているパタゴニア製品だけに、たくさんの方にお薦めしたく紹介しました。
朝晩は気温もゆっくり落ち着いてきました。あなたに合った一着が見つかると良いですねっ。
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