北海道で知った《山わさび》味。
北海道へ訪れる度に様々な食べ物を知り、感動し、感謝してきた。北海道は何を食べても美味しい‼️と断言出来るのですが、私はグルメ思考ではない。
行列が出来るお店に並んでまで食べるより、並んでいる時間を他で使いたいタチ。だから食通には到底成れず、ごく普通の味覚しか持ち合わさないオッさんなのであります。
こんな私が「これ、美味いっ」と言っても信憑性に欠けるのですが、今回の《山わさび》醤油漬けは素直に美味しいと感じられる逸品でした。
北海道滞在時にアングラー仲間の加藤達也さんが北見市内で買って来て下さり、帰りに持たせてくれたのです。「家族みんなで食べてね」と。
《山わさび》の食べ方は様々な様で、私が北見の居酒屋さんでいただいたのは、冷や奴に山の様に盛られた《山わさび》。これは、ヤッコを箸で摘みながらワサビの味を鼻で感じてグビッとするスタイル。
豚を串で焼いたのにも《山わさび》が添えられていた。豚は塩で焼かれて、山わさびと見事に合った味を覚えてる。
お刺身は、ニシンの刺身。これ、絶品でした。生姜をやめて、山わさびで。
干したホッケにも添えてみた。焼きホッケの身を豪快にほじくり出し、山わさびを添えていただく。
どれも忘れられない美味しさでした。
焼肉やジンギスカンに添えて食べたのも嬉しい思い出。贅沢な牛肉に山わさびを挟み、ガブっとやった時の口に広がる肉の旨みと山わさびの香り。また食べたいよなぁ。
あれこれと例を挙げてみましたが北海道にこれだけ通うと、色々な食べ方が出来、最高で最強の引き立て役、と感じています。
ただ今回は主役級の食べ方で味わってみました。
以前、白米に《山わさび》を山盛り乗せてひと口で食べて…と言われ、死にかけた思い出がある。だから、あの食べ方だけはやめておこう、と決めていたのですが、香りヨシ、味ヨシ、鮮度ヨシ、だったので、懲りもせずに再チャレンジしてみたのでした。
お茶碗に、炊き立て白米を粧う。湯気が立つ、ホカホカの白米。これに、フィッツロイの様に切り立った岩盤を作るイメージで《山わさび》を載せてみた。
山頂部分をお箸で伐採するかの様にお箸で取り、いざ口に運ぶ。「モフッ」といく。
「ギャャャャャャァ…。」であるが、声が出ない。「ゴホン、ゴホン、ゴゴゴホン、…」猛烈に咳き込む。
口の中で《山わさび》が噴火したかの様に暴れている。
猛烈な刺激に鼻が麻痺をし、涙目を越えて、完全に泣く。目が覚める凶暴な辛さ。
水を飲んで、取り敢えず消火成功。ホッとした。
しかし、赤の辛さではない。何だろう、どう表現したら良いのだろう。辛いのは総合的に苦手だけど、世界各国の辛ネタは少々経験はしている。
焼ける様な青唐辛子でもなければ、インドネシアの辛さでもない。
筋肉質で活発だけど、品のある礼儀正しい辛さと言えば良いのかなっ。私はそう表現する。質の良い、天才肌の辛さ、これが私が感じた《山わさび》の味。
2度と口にしたくない、と決して思わない、それよりも、量を少しにしてわさび味を楽しみたい、と言う気持ちになる。沢で育つわさびとは、侘び寂びが違う、コレの上品さにご満悦となったのでした。
《山わさび》の感想を適当な言葉を羅列しただけの、本質が伝わらない文章になりましたが、その後、毎晩豆腐に載せたり、お刺身に添えたりしながら、ゆっくり北海道の味を今も楽しませてもらっています。
ただ…。これも試して失敗した例になりますが《山わさび》のお茶漬けだけは、やめた方が良いかなぁ…と。
口にお茶漬けを運ぶ際、湯気が強烈になり、咳き込んで鼻に白米は入るわ、咳き込んだ際に口から白米が噴射するわ、で大変お行儀が宜しくなかったので《山わさび》に慣れていない方は、おすすめしません事を書き残しておきますね。
《青のり 山わさび入り》これは、白米モリモリ君になれます。磯のりの旨味と、山わさびの少々な香りが絶妙な美味さになっています。
これは相当にオススメです。
優しい味でした。
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