最終回【13吐く息白い、寒過ぎ皐月道東行脚】5/31 居残り2人は上陸へと向かう。

つり

最終回【13吐く息白い、寒過ぎ皐月道東行脚】5/31 居残り2人は上陸へと向かう。

昨晩、雨は止まなかった。降水量が増えると濁りが強くなり河川での遊びができなくなる。

居残り2人は午後13時の飛行機で羽田に帰る。最終日も濁りを気にしてだが、川に入る事にした。タイムリミットは2時間。主要河川を回るとどこもカフェ・オ・レリバー。もう時間もない。

最初の頃に入っていたポイントに向かってみる。そこでダメなら終了だ。30分でポイントに到着。次の場所を見ると、オッ、川遊びは出来るぞ。老沼ちゃんにポイントへ入ってもらい、私は河原で腰を下ろす。

座りながら今回の11日間、皐月の北海道行脚を振り返ってみた。

一発大物のシーズンに入った。そして、ドMな釣りにはなったけど、大物とのやり取りは経験した。60cm超えたサイズもキャッチ出来た。

何より雨が降ろうと、どうであろうと、11日間全ての日にトラウト狙いをして過ごしたんだ、と猛烈な満足感に包まれた。

パタゴニア

ノリさんはじめ、たくさんの方々にお世話になり、支えられて11日間釣り続けられたのだ。

釣りは仕事、と生涯の目標を立てた時、まさか淡水域に…とは思ってもみなかった。トラウトを仕事にする意識はない。でももしかしたら、この先、少し関係しても良いかな、いつかやってみようかな、それ位の感情はゼロではない。しかし今はまだ楽しませてもらっている。

魚を釣りまくり、魚を知り、その満足がまた違うカタチに現れて来た時に考え直してみて、今はまだ《平鱒 渓》を楽しんでいたい。

目の前にある澱みに、シンキングミノーをキャストしてみた。ボトムをたたきながら流していく。

『あっ⁉️』猛烈な根掛かり。必死になって回収し、グニャリと曲がったフックをみて、もう帰ろうかなと思った矢先に老沼ちゃんも川から上がってきたので、終了としたのでした。

バックウォーター様に戻り、タックルを片付ける。送る荷物やらを仕分けし、ラストにラーメンを食べ、『平松号』で女満別空港まで送ってもらった。

寂しさは次への活力、が私の行動モットー。お礼を伝え、また再び北の大地に舞い降りてくる事を楽しみに女満別空港を離陸したのでした。

ひととの繋がり、これまでのご恩、本当にこうして私達が北海道で遊ばせてもらえるのも、地元のアングラー方々の存在なしではなし得ません。感謝ばかりです。

パタゴニア プロビジョンズ

北海道でお世話になった皆様、本当に本当に、心から感謝しております。有難うございました。終わり

羽田空港は、暑かった…。

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