【令和7年度 神奈川県柔道連盟春季審判講習会】鏑木文隆先生から学びました。

柔道

【令和7年度 神奈川県柔道連盟春季審判講習会】鏑木文隆先生から学びました。

「柔道」という競技ほど、試合ルール改正が多いのは無いのでは…と柔道指導者側の見解なのですが、他種目の指導者さんはどうお考えでしょうか。

今年も大きく柔道ルールが改正になりました。神奈川県柔道連盟が開催した審判講習会へと県立武道館へ。鏑木先生が講師を務めてくださり、13時より3時間の講習となりました。

今回の講習内容は大きく試合ルールが変更され3時間全てにおいて集中。しっかり聞いておかなくては選手に迷惑をかけてしまいますからね。その辺は真面目に向き合う平松慶です。

さて我々の中では【新ルール】と称して呼んでいますが、これがまた学ぶ事が多くて大変なのです。数年前に廃止された技の効果【有効】が復活され、組み手や寝技、場外際の定義等も変更されました。

今年の全日本柔道選手権大会をTVで観ていましたが、いわゆる【新ルール】に加えて全日本独自ルールまで加わり、TVの前で時に《❓クエッション》を出しながら観ていました。

独自ルールを解説者がわかりやすく説明してくれながら放送されていたので、ふむふむと思いながらも、私の中では「審判大変だろうな…」という思いの方が強かった今年の全日本TV観戦でした。

パタゴニア

GW中に、高校生団体神奈川県関東予選が行われ、高校生はこのタイミングから【新ルール】での試合になった。

私は審判ルール改正後の講習をしておらず、関東予選の審判に行く事はなかったが、GW中に都内高校2校が光明学園へ合同練習〜練習試合で来校された時に審判をさせて頂いたのでした。

都内2校の先生方も知った先生だったので、私の審判練習も理解して下さった。審判技量を磨くのは経験を重ねる事しかない。「恥をかいて学ぶ」事が一番大事なのをわかっている。【新ルール】で高校生の練習試合を14試合やらせていただきました。

この日最初に【新ルール】の大まかな違いを教えていただく。遠目に八巻先生にジュリーをしてもらい、主審で私が審判をする。

これまでの【有効】が【技あり】定義に加わっていて行なってきた審判を、今再び戻す感覚が難しかった。また寝技での抑え込み5秒で【有効】になる事、イコールしっかりと抑え込みが決まってからの宣言等が難しく感じた。

まだいくつもの変更ルールはありますが、まずはこの辺りを頭に入れ、練習試合での「経験」をさせていただき、後に講習会場へと向かったのでした。

シンコースポーツ神奈川県立武道館にはGW最終日にもかかわらず、神奈川県の柔道先生方が多数参加されていました。今回の審判ルール改正はそれほどに大きな内容なのだろう、と参加人数からもわかる。

鏑木先生のわかりやすい講習が始まり、前日に実際高校生の審判を【新ルール】で経験しており、これはとてもプラスになりました。

わからないまま受講するのと、一度でも経験して、その定義をしっかりと理解できることの有り難さ。前日に「恥をかいて学ぶ」ことに務めて良かった、と感じています。

今回の講習会、とても勉強になりました。この講習を次の高体連柔道審判で活かせられれば…そう思っております。

パタゴニア プロビジョンズ

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