北海道へ、ひとり旅。久々に「遠征」へ出かけて来ました。今回の《いいぶさ日記》は「食ネタ」ではなく、「釣りネタ」(笑)
今回の旅は、【北海道 積丹半島でのブリジギング講習会】フィッシュランド美しが丘店様の初心者限定!ジギング講習..という事で、参加者18人中ほぼレンタルタックルで船に乗るのも初めての方も4人…。
やり甲斐のあるお客様でのスタートとなりました。
余市町に前日入りをしていた小生はブログでも書いた通り「食ネタ」を前夜祭として楽しませて頂きました。
船長宅に泊まらせてもらい、船長と朝5時半に美国漁港へ到着。
もう既に参加者の方はほぼ揃っており、予定通り6時より「ジギング講習会」開始。
テーブルと椅子を用意して頂いており、まずは座学から。
座学と言っても、この場に及んで難しいラインシステムやジグの結束等を話しても、絶対にこんがらがる!と思い、
「初心者限定!」なだけに、動作をキッチリ伝えようと考えていました。
その旨を主催者側に伝えると、OK!さっそくジグを投入してから、しゃくる動作やヒットしてからのファイトなど、「動作」を中心に講習を始めました。
今回の講習会は座学3時間と実釣5時間を予定されており、時間の組立てが難しい。
実釣5時間は、なんなくクリアー出来ると思ったが、初心者への座学3時間は多分聞いている方もツライと思う。2時間ほど集中して「釣り座学」を進めたが、残りの1時間は万が一の船酔いを考慮して、フリーな時間を敢えて設けてみた。
小生なりに考えたんだけど、果たして良かったのか、これは後に主催者側に聞いてみよう…。
座学中のフリータイムで、参加者に酔い止めを早い段階で飲んでもらった。
初心者への講習座学だから、その辺りも考えてあげないと…と薬を飲んでもらうタイミングを計っていたが、その辺りの話もしっかりしておいた。
弁当を陸で食べ、トイレも済ませて、完璧な状態に。後は釣るだけ。
参加者の皆さん、釣り欲をMaxにし、9時に乗船。船は征海丸、阿部船長。美国漁港を出港し、積丹岬方面に向かう。幸いにも、海はベタ凪。気持ち良く晴れてくれている。
移動中、参加者の顔色をチェックしながら、最初のポイントまで向かった。女性アングラーも6名参加して下さっており、水分補給やトイレのことなども座学で話しておいたので、それほど心配はなかった。
船は最初のポイントまで20分ほどで到着。
「水深52m。ボトムに反応あるよ」船長からのアナウンスに、ジギング開始。皆さん、ジグを落として行く。
根掛かりが心配であったが、ボトムの様子がそれほど起伏も激しくなく、スムーズにしゃくり始めている。
着底がわからない人がラインを出し過ぎてお祭りすることも多々あったが、それなりに「カタチ」になっている。
「おっ!来た!」ひとりのアングラーがヒットをする。小生が座学で伝えたのは「ヒットした人のしゃくりを真似して下さい」これ、重要だと思う。
全くのジギング未経験者が何人もいたので、小生も一定の基本的な「ジャカジャカ巻き」をして見せたが、仲間通しで話しながらしゃくっている時の方がきっと分かり易い。
ひとりがヒットしたことで、皆さん活性も上がり、ふたり、三人、とヒットが続く。
今回、18人のお客様が講習会に参加して下さり、小生の目標は「全員安打」。船長もポイントを小忠実に変えて、反応の良い場所にどんどん動いてくれる。お昼を過ぎた頃、「あと7人で…」と主催者の佐藤さん。
小生も必死に見守るのだが、潮の動きが止まってしまった。ロッドオフが14時。
結局6人が安打を取れず、であったが、釣ってる方は、ひとりで8本という釣果もあり、「全員安打」を達成出来なかったが、そこそこ満足出来た講習会でありました。
フィッシュランド美しが丘店の佐藤さんの音頭で今回「初心者限定!ブリジギング講習会」を催して頂け、本当に嬉しかったです。
これからも精力的に北海道のジギングシーンに絡んでいきたいと思っています。
短い夏の北海道。今年は3度のジギング実釣を予定しています。来年度はもっと増えるんだろうなっ、と密かに思っている次第であります(笑)
講習会参加の皆さん、本当にお疲れさまでした。これをキッカケとして、是非ジギングを続けていただければ、と思っております。