【抜群な釣果を齎す!】アルミ張りカラー無くなるよ・・・寂しいけど。
今日は、一昨日まで行っていた、山口県の川棚温泉より、島根のルアー船
“海峡号”にてお世話になった時の、お話し。
ヒラマサを狙いに、今エイ出版社「ソルトワールド誌」内の連載、
「ヒラマツケイのヒラマサワールド」の取材ロケで、
急遽、山口に飛んできました。ホッツの南氏と共に。
カタログ撮影と、連載の実釣を含めた釣行ロケ。
・・・ふと、
「九州、山陰方面は、比較的ヒラマサの数も多いし、釣り易いよね・・・」
・・・と以前、こんなことを、あるメーカーのテスターの方に言われた。
うん、もちろんそうだと、思うよ。
でも、状況が悪い時もあるし、行けば必ずやヒラマサが釣れる
・・・そんなフィールドはまず無いと思うんだけどなぁ〜・・・。
そんな言葉が頭の中でありながら、山口へと・・・。
「このところ、キンチャクも入って、ヒラマサが食わんのだ〜」
僕らが到着しなや船長からの、言葉であった。かなり、渋いらしい・・・。
そして、「逆潮でなぁ〜、全然くいよれへん・・・」・・・とも。
アンダーな気分での、翌朝のスタートとなったのであった。
“海峡”の森田船長とは、もう古くからの知り合いで、たくさん
お世話になっている。
何でも聞けるし、船長も、言ってくれる。だから、こんな言葉も、
出たのだろうなぁ〜・・・。
「ケイ君、フェイクジャークと、ワンピッチ(船長のスタイル)で、
今回は勝負やで・・・」と飲み会の時に・・・。
そんなぁ〜、フェイクだけじゃ、魚は見つけれませんよぉ〜・・・と
逃げたものの、船長とのヒラマサ勝負が始まったのだ!!
青物?!の先手を取ったのは、まず僕であった。
・・・しかし、釣れたのはサゴシ。
でも船長は、「ヒラマサじゃからなっ!!」と強く言ってくる。
前日の夕食?飲み会?!の時には、「食い渋っている」と言っていたし、
「逆潮」だとも、言っていた。網も入っているし〜。困ったぞ。
船中誰にもアタリのない1時間が過ぎた頃であった・・・。
「きたっ!!青物じゃぁ〜!!!」・・・ヒラマサの4kg強。森田船長が言う。
「ケイ君、これよりでっかいノンを釣らにゃ、いかんぞ〜」と。
KEITAN JIG200gのアルミカラーに、それまで付けていた
グリーンホロから交換した。
これは、今まで僕の中でタフコンディション中でも釣果が出てるカラーだ。
ホロではない、アルミの鈍い発色が、効くと信じている。
これを、超☆スローで跳ねさせないように、食わせを入れてみる。
潮に当てるように、もわっ、もわっ、とKEITAN JIG200gを
操作してやる。
“くっ!”を!!バイトだ。・・・食わせを入れるも、乗らないで終わる。
中層だっ。いるぞ、ヒラマサ。
もう一度、その層をねっちりと探ってみると、
“トン!”と、ショートバイト。そのまま、巻き合わせをすると、
「ごんごん、ごん、ごん、ごん!」ヒラマサだ!!
それも、デカイぞ。Fake Lez.64ML房総ペニンシュラのソフトティップで、
超☆ショートバイトを乗せた。“トン!モアァ!”位なショートバイトを
しっかりと拾うことが出来、その後は、安心してファイトに持ち込めれる。
フェイクジャークでの誘いではない、今最も好きな、冬の誘い方で。
タフなコンディション下に掛けれた1尾。11.5kgのヒラマサ。
この後、ヒラマサは続くことは無かった。
「九州、山陰方面は、比較的ヒラマサの数も多いし、釣り易いよね・・・」
・・・と以前、こんなことを、あるメーカーのテスターの方に言われたが、
決して釣り易くはない。
その言葉を鵜呑みにはしていないけど、
魚が多くたって、狙って獲らなければ、難しい状況の時もあるんだよ、
そう革めて、感じたのであった。
今回自信を持って使った、KEITAN JIG200gのアルミブルー、
現在あるだけで、今後生産の予定は、ないとのこと。
(カタログ落ちカラー)
どんどん新色も出てくるであろうが、アルミモデル、あの鈍い輝きが
タフコンディションのヒラマサに効くと信じる僕にとって、ちょい寂しい。
ルアーは、カラーじゃないよ。
もちろん、そうだろうけど、釣れたカラーは、つい信じちゃいますよね。
・・・ちなみに、ヒットしたブルーアルミのケイタンは、サゴシ君に、
スパッ!!とその後、やられて、あっけない幕切れとなってしまいました。
ったく、サゴシの野郎っ!!(笑)
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