【京都帰省。義父の七回忌】法事が胸に詰まったものを全て取り除いてくれたのだ。
GWを利用して、家族揃い義父の七回忌に京都へ出掛けてきた。
義父は難病(ALS)筋萎縮性側索硬化症で13年闘い、6年前の梅雨に旅立ちました。この時小生は癌闘病中であり、自身が入院していた昭和大学藤が丘病院の主治医に無理を言って外出許可を得て2時間だけのお見舞い。そして、義父の顔をみて30分後に還らぬ人となりました。
京都駅でひとり大泣きしたのを、今も忘れられません。自身が抗がん剤治療中だったので、葬儀にも参列出来ず、もしかしたら義父が小生の生命と入れ代わり、救ってくれたのかもしれません。義父とはそんなお別れでした。
釣りが大好きな方で、女房の実家に遊びに行っても、釣りの話ばかりしていました。今となると、形見になる義父から頂いた『竹竿』。
かなり古いものだと聞いており、梅雨時になると使う事は無くても必ず「竹竿」を継いで竿の感触に触れる様にしています。
亀岡市の実家で行われた七回忌。
お寺さんがお経をあげて下さり、その後はお墓へも。亀岡市内を車窓から眺め懐かしい風景を当時生活していたころと照らし合わせ、義父との会話を思い出したり、当時の釣り場などもみて回って来ました。
また、どうしても個人的に手を合わせておきたい場所があり、そちらにも行く事が出来ました。
学生時代のことですが、こうして手を合わすことで気持ちが和らぐのです。行けて良かった。これもきっと義父が呼んでくれたのだろう、と感じる小生。忙しい、忙しい、と日々の行動に追われているばかりではなく、こうした行動が自身の心のケアにも繋がるんだ、とつくづく感じた。
それと大阪から長男も七回忌に来てくれたので、その夜は義弟と長男と3人で実家近所の鉄板焼きのお店へ。
男同士だから、気兼ねなく飲め(長男はコーラ)今までなかなか顔を出せなかった胸のつまりも少し楽になった気がします。
翌日、朝から亀岡市内の池や小川をチェックしてまわり、ライギョポイントとタナゴ釣りの確認。次回実家に戻る際は各種釣具を準備して帰省しないとなっ。
長男は夕方から稽古(柔道部)があり、大阪へ戻るから、とJRの駅まで送る事に。その途中で京都のパタゴニアストアーへ寄って欲しいと。長男とパタゴニアへ行くと『これ、どう?』『これ、必要‼️』と買って欲しい光線を向けて来る。そんな時は女房に任せ、小生は目線を合わさない様にしているのだ(笑)
家族でパタゴニア京都ストアーに行った時の様子は、コチラ。
JRの駅に長男を降ろし、晩御飯を実家で頂く。
御飯後にひとり呑みたかったので、ふた晩続けて鉄板焼きのお店へ。ホルモンをアテにハイボールで気持ち良く酔わせてもらいました。
翌日は大阪へ。長男の大学に出稽古させてもらう予定を組んでおり深酒せず、京都の夜を満喫して来ました。