【メッセンジャーにて質問をいただきました】Q&Aとしてお答えさせて頂きます。

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【メッセンジャーにて質問をいただきました】Q&Aとしてお答えさせて頂きます。

※写真はイメージです。本文と関係ありません。
遠征が、重なる時期だったので即な対応が出来なかった事を質問して下さった方には深く謝ります。申し訳ございません。

質問を頂いた直後に地方遠征、そして連載締切の仕事を抱えていたのでバタバタしていました。
今月(11月の地方遠征が)直前キャンセルとなり途方に暮れた。ありえない…と思ったが、それを口にする事よりも次のスケジュールを作り直した方が利口だ、と判断し遠征で犠牲になっていた業務をこの1週間やりまくった。

これはこれでかなりプラスとなり、全てポジティブに物事を受け止め対応する意識転換が最近出来るようになった自分に驚く。
様々な本を読み漁っている小生。その中での人間形成本からたくさんのエネルギーをいただけた事も財産になっている。
『損して得取れ』『アホ‼️と付き合うな』最近、物事でひとつの山に向かう時、このふたりの言葉を胸で言い聞かす小生であります。

さて、個人的な近況感情をダラダラと書いてしまい、本文題名にてこのページを開いて下さった方に申し訳ございませんでした。

質問内容に沿って、平松慶的思考案をお伝えします。

Q)こんにちは。 以前にも質問に回答頂きありがとうございました。今回も平松さんのアドバイスを頂きたくメッセージさせて頂きました。
なにぶんオフショア経験は豊富ではないので、変な質問ですが宜しくお願いします。

私は、ほとんどの釣行で主に平松さんのプロデュースしたジグを使っています。
先日、その各ジグの中で軽めのウェイトのジグを使ってみたくドリフトチューンに80g、100g、ガミーに110gがあるという事でゴルディックの通販にて購入しました。(ドリフトチューンを使うのは、はじめてです)

使用目的は、キャスティングでヒラマサを狙うようなポイント、水深15m〜30mほどのシャローでトップで反応がない場合などに、ジグをアンダーキャストでなるべく遠投し距離をつくり、斜めに引いてきて、トップでは反応のなかったヒラマサなどがジグで釣れないかなと思いまして、それで、水深が浅いという事でなるべく軽めのウェイトを選択してみようと思いました。

質問ですが、まず一般的なドリフトチューンの使い方でマッチするロッドはケイシャフトのようなファーストテーパーでよろしいでしょうか?

また、このようなシャローでの使い方の時、ケイシャフト、ガミーシャフトなどmaxウェイト220gのロッドでドリフトチューン80g、100g、ガミー110gを使うと、やはりジグのウェイトに対してロッドが強すぎてバランスが悪いでしょうか?
普通80g〜110gぐらいのジグでジギングをするならライトよりなロッドだと思いますが、シャローのヒラマサキャスティングポイントでこの様な使い方をし、もし大型ヒラマサがヒットした場合を考えると、パワーのあるロッドが良いと思いまして。

ウェイトに対するロッド選択、そして、そもそもこの様な釣り方、現在、なかなかすぐには釣行できず自分では色々と試せないので、その前に何か平松さんにアドバイスいただき、後に自分でも試行錯誤出来たらと思います。

お時間の空いた時でよろしいので、変な質問ですがよろしくお願いいたします。

お答えさせていただきます。

※写真はイメージです。本文と関係ありません。
A)ご質問ありがとうございます。このスタイルは私もよく使うスタイルでして、徹底したシャローエリアのヒラマサ狙い時に理に適ったスタイルだと言い切ります。

私の連載『平松慶のヒラマサワールド第34回』にて全く同じスタイルを書いている稿があり、驚いていました。
狙い方を『フラットジギング』と提唱し、SALTWORLD vol.89に書いてあります。ちなみに表紙も小生です。ご参考下さい。

内容の返答ですが、私が選択するロッドは、ケイシャフト63MトルクPHKS-63Mフェイクレジュ64MLなどを使用します。

このロッドの特徴はどれも超ファーストテーパーで設計しており、メタルジグを操作させる部分はバット、絡む様なバイトをしてくる魚を掛けるのにロッドの先端部分をファーストテーパーに仕上げたモデル。

バット部分で水深のないエリアにメタルジグをスプーンやミノープラグの様に泳がせて探る操作をするためにロッドでバットまではあえて張りを持たせており、ミディアムテーパーの様に胴まで曲がる様な食い込みを重視するよりもメタルジグのリトリーブを重視しております。

水深がないエリアでのジグ操作はそれほど「引き重り」もなく、操作しやすいので、ボテム周辺を丁寧にジグトレースするためにもウエイトのあるジグを用いて使用する様にしています。

150gから200gくらいはフラットジギングで使用しますし、そのエリアで同船者がプラグをキャストしている際も同じ様にジグで水中操作し探る様にしています。

ジグウエイトが質問内容を見ますと、ちょっと軽いかなっと思ってしまいました。もちろん、ラインのサイズ、リーダーなども加味しての選択であれば、使えなくないですが、130g以上あると、操作がとてもし易いです。

水深がないエリアでのゲームとなりますので、このスタイルでのゲームは私もPEライン、リーダーのサイズを上げる様にします。
またリーダーは純粋なジギングであればフロロカーボンを使用していますが、キャスティングしての操作となると、ナイロンリーダーでの操作もあります。
フロロカーボンリーダーであれば、リーダーの長さを短くする様にしております。

イメージとして解説すると、まずペンシルプラグなどをキャストしているエリアにメタルジグを同じ様にキャストする。
水深が30Mと浅く、さらに起伏のあるエリア。根掛かりに十分注意し、ジグが着底するや否や、すぐにロッドを立て気味にしてロッドティップでメタルジグを弾く様に操作しながらのリトリーブ。

リフト&フォールも取り入れてのリトリーブになりますが、ジグのトレースゾーンをボトム近くにしたいので、出来る限りボトムコンタクトを忘れない様にしてロッドを立てる様にしてのアクション付けにしています。

バイトは水深がない分、強烈にいきなりロッドに負荷が掛かります。
はっきりとバイトが感じられるので、そぐにラインスラッグを取りながらもゴリ巻きイメージで寄せる様にします。

この部分はプラグでのバイト時と近いものがあり、意識して船に寄せ、そして魚と船との角度をなるべく真下にすると根ズレの恐怖から回避されます。
ファーストバイトからの寄せでモタツクと、根ズレにより、やられます。脇にロッドを挿み、ひたすら巻き続けてラインを出さない様にすることが大切だと思っております。

ジグのマテリアルとして、フックはアシストのシングルタイプ1本のみで私はセッティングしています。
強引さも若干必要なスタイルとしてシャローエリアでのゲームを作っていますので、その辺りがバーチカルなジギングとの違いでしょう。

こんな感じが私のシャローエリアをジグキャストし狙うスタイルですが、何かの参考にして頂ければ、幸いです。

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keitanhiramatsu