【パタゴニア 2019『FW19』】展示会はいつもの横浜「大さん橋ホール」へ。
毎年、夏前と冬の始まりに行われる「パタゴニア ディーラーショー」がインドネシアから帰国後翌日に行われており、会場の赤レンガ倉庫横にある大さん橋展示場へと行ってきたのである。
毎回、このイベント内容は来期新製品受注会なので内部情報は報告出来ないし、当然新製品の画像などもお知らせ出来ない。これは当たり前の事でご了承下さい。
逆に伝えて良いのは、パタゴニア社がいかに責任ある製品生産から販売をしているのか。環境的・社会的イニシアチブ。
その行動がわかるスクリーンメッセージで学び、どのように製品にいかされていると言う解説と納得出来る凄さ。
こういった内容をきちんとわかりやすく数字で伝えてくれる。これが実は毎回の楽しみでもあり、そして現実を見せつけられる怖さにも繋がる。
気温1度の重み。水温1度の上昇。1度上昇するだけでどれだけ自然環境への変化が起きてしまうのか。これは実際にフィールドという現場で常に小生もその重みと恐ろしさを実感し続けており、どうにかして「1度の上昇」をさせない様に考えて行かなくてはならないし、それ以上にここ数年意識付けし始めている。
製品を生産する時点で、もう企業として動いていかなくてはならない時期になっているのだ、と強く感じる。
あとは、来季の製品に期待して下さいね、と言う内容となる。
古巣WILD-1スタッフが福島で行なわれたコットン採集の様子がパネルに大きく飾られていた。そこを覗くと知った顔が掲示されており、懐かしさを感じながらコットン採取の様子を見せてもらいました。
小生も数年前に次男と一緒に自宅で「コットン栽培〜採集」をしてパタゴニア鎌倉ストアーに届けた覚えがある。
●過去の《いいぶさ日記》オーガニックコットン、こうなりました。2015年10月21日更新
来年の夏も出来るなら、やりたいなっ、そんな目線でコットン採集の報告を読ませていただきました。
お昼ごはんをいただいたのですが、オーガニックのお弁当。
優しい味に、ほのぼのとした時間もこのディーラーショーの楽しみであります。
製品説明を1時間ほど行なわれ、来期に向けての仕入れアイテムを絞り、これにて小生は終了。
午後からの製品説明ショーをお洒落で大好きな雰囲気の「大さん橋ホール」でしっかり聞き、波止場に走る海風を感じながらの帰路となりました。