【宮崎産、地鶏生卵は宝石だ。】卵かけご飯だけでなく、黄身にひと手間かけて。

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【宮崎産、地鶏生卵は宝石だ。】卵かけご飯だけでなく、黄身にひと手間かけて。


赤いタマゴの殻をみると、嬉しくなる。それは宮崎の地鶏生卵を思い出すからだ。

スーパーで安く売られている真っ白な殻をした生卵よりも赤い殻の生卵の方が、黄身に旨味を感じてしまう。これは私の偏見だろうが、そう思ってしまうのだ。

〝宮崎県農家アングラー〟から親戚が作る地鶏農園の生卵を送ってもらった。赤い殻に守られた贅沢な卵だ。
興奮した。身震いしてしまう。

あの弾力のある濃厚な黄身、強靭さまでも感じられる白身も焼くと味を感じるほど。さあこの宮崎地鶏赤卵を楽しむぞっと手加えを考えてみた。

であるが、まずはとりあえず生卵を白米に贅沢にふたつ入れて食べてみた。
富山の甘い醤油を少しかけて。単純なのだが、やはり美味い。黄身が甘くて舌にあたる感覚がきめ細かく白米の甘みとまた違った甘さを主張する。

ちなみに白米も宮崎農家アングラーが作ってくれたお米。気持ちがこもった純白の白米にオレンジかかった黄身のトロみについ噛み込んで確認したくなるほど。
本来の『卵かけご飯』でない作法を口の中でしてしまうのだ。噛んで味が広がる卵かけご飯であった。

さて。
たまご掛けごはんを満喫したら、すぐに次の準備にかかる。以前もFacebookページで紹介した黄身を分離させて卵黄を使う『黄身漬け』。これを作っておきたかったのだ。

ステンレス製ボールに宮崎赤生卵を割っていく。15個近く割ったかなっ。それを準備したら、浅いタッパに醤油0.8:みりん1の割合で入れ、気持ち甘さが勝ってる位にした割合で漬けベース作成。

あとは大切な黄身を割らない様に漬けタッパに黄身だけを移し分けていくのだ。一連の流れは、これだけ。
もちろん白身は鰹出汁を入れて、ネギを切り、黄身をひとつ入れてだし巻き卵にした。

漬けタッパに黄身を入れ、それを冷蔵庫に移し保管。5時間も漬けたら、見事に黄身に味が染みている。

ただ私の好みは黄身が固くなる位が好きなので一晩以上寝かすのを鉄則としている。黄身の具合でお好みに。

さあ、好い加減に出来上がった「黄身漬け」
白米はやはり宮崎農家アングラーが丹精込めて作ってくれたお米だ。茶碗に白米を盛り、センターに収まりを良くするためにくぼみを作り、そこに「黄身漬け」を載せる。黄身は一晩寝かせたからお箸で持てるほど固みがついていた。
贅沢に黄身漬けをふたつ白米に載せ、いざ実食。

黄身を落とさない様に白米に載せながらお箸で挟み、口に持ってくる。お醤油の香ばしい香りが鼻に入り、一撃でそれら全てを口に入れる。そして、噛む。

…言葉に詰まってしまった。選択したい言葉が素直に出て来ないのだ。
柔らかくそれでいて滑らかな舌触りの黄身。甘過ぎず、醤油強くなく甘さがほんのり伝わる感じだ。噛む。飲み込む。
だまる。鼻で息を吸って『抜群だ』と心で解く。

黄身に付いた甘醤油と白米を口にかっ込む。身体中に糖分がまわり、意欲が向上する。脳がピシャリと冴える。元気になる瞬間だ。

ガツガツとその後食べ続けた。黄身をまた白米に載せ、白米と一緒に箸で茶碗の中で攫う様に口に入れ込む。これ、贅沢な飯だ。
白米の量が食べられ、味が染みて素晴らしいオカズなしのメシ。朝、昼、晩、の3食共に白米上を占領した「黄身漬け」を楽しみ続けたGWだったのでした。

たまご、感無量。私だけでなく、家族全員が白米上は黄身漬けが載り『目玉おやじ』が食卓で増殖したのでありました(笑)

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keitanhiramatsu