【宮崎より、愛を込めて】親分‼️天然鰻が釣れてます‼️食べてっ。焼きますから。

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【宮崎より、愛を込めて】親分‼️天然鰻が釣れてます‼️食べてっ。焼きますからね。

宮崎農家アングラー「マー坊」からラインが入った。
「親分(私の事を彼はこう呼ぶ)オヤジと鰻釣りに行ってまして、焼きますから食べてみますか?」と何とも嬉しいお言葉。もちろん即答し「土用の丑の日」を楽しみにしていた。

週末は釣りやら柔道やらで毎週忙しくしており、あまり鰻には執着せずに慌ただしく時間ばかりが過ぎていたのだが、そんな時に自宅に届いた鰻。宮崎の田舎で釣れた天然鰻だ。

私は鰻が大好きなのだが、近年の国産鰻の高騰に当然食べられない。取れない、と言う理由で国産鰻の値段はヒトを馬鹿にするかの値段となり、そりゃ庶民の価格じゃないよとデカイ声で言いたいものだ(笑)

でも、思い出す…あの甘い醤油タレに香ばしい風味。そして脂を感じながらの鰻独特な土味がまあどうしようもなく空腹にさせるのだ。周りからは良い評価をされない中国産鰻を年に一度位で食べてきた。文句など、ない。それ程好きなのだ。

鰻の食べ方って、名古屋を境に最初に蒸すことをしてから焼く、いやいや西はストレートに焼いちまうぜ、的違いがあるようで(詳しくはわからないが)ミャアミャア名古屋生まれの私は、どうやら「尾張名古屋は城でもつ」だミャアとばかりに名古屋的食べ方がやっぱり好きなのかもしれない(笑)

ところで「尾張名古屋は城でもつ」って意味が気になったのでググってみた。

《「尾張名古屋は城でもつ」とは、誰が言い出した言葉かは定かではありませんが、
「伊勢は津でもつ、津は伊勢でもつ 尾張名古屋は城でもつ」と三重県伊勢地方の民謡「伊勢音頭」にも
歌われている有名なフレーズなんです。

… 従って、この言葉は、「尾張の名古屋は名古屋城のおかげで保つ、つまり繁栄している。」
という意味になります。》

だそうで、特別鰻ネタとは関係なく、増して宮崎県でスクスクと育った鰻に名古屋ネタを絡めてもなんだか変だから、食べ方とか何とかは、この場で持ち上げない様にしよう。

さて、宮崎農家アングラー「マー坊」から送られてきた写真。炭火で捌いた鰻を焼く様子に、まずは生唾。こりゃ美味そうだ。

雨が降った後はよく釣れるのだって教えてくれたのだが、そんなにたくさん釣れるのだろうか。

釣りを仕事にはしているが、鰻釣りは本職ではない。巨大ドバミミズがよいらしく、ドバミミズをシャフトの長めな針に刺して川へ打っ込むんだと。
ひたすらアタリを待ち、穂先に挟まれたクリップ鈴が、チリンと鳴ったらギュッと一度合わせを食らわせ、針がかりをしっかり確認してから寄せるのだ、とも教えてくれた。

焼いている写真を見て、興奮する。大好きな鰻が来るんだ。こんな姿で焼かれてるんだ。

出来る限り執着せずに意識して気にしない様にしていた鰻だが「送りましたよ」とのラインに居ても立っても居られない状態になってしまったのであった。

宮崎農家アングラー「マー坊」から送られてきた天然鰻。すでにマー坊とお父上様が焼いてくれており、それが冷凍になっていた。

レンジで解凍し、魚焼きグリルで再度加熱して、食べやすい短冊サイズに切ってから鰻のタレ汁に漬けながら煮る。
これで完了。

櫃まぶしの様にするか、丼ものにするか…悩みながらも、とにかくこの暑さを乗り切るには、宮崎産天然鰻の蒲焼きで精力善用しなくてはならない。

宮崎産地鶏卵も一緒に送ってもらったので、錦糸卵を真似て、薄焼き卵も散らして、いただく事にした。

さあ、実食。
焼き加減抜群。タレが鰻の脂っぽい肉質にガッツリと染み込んでいる。白米に汁だくまでは行かなくも、少し多めに蒲焼の甘い煮汁を付けて頬張る。

なぜだか、やっぱり奈良漬が食べたかったが、そのような高価なものはない。大丈夫、鰻だけで十分なのだ。

鰻の蒲焼を一切れ口に頬張り、そして白米を茶碗から掻き込む様に口に導入する。蒲焼と白米が口の中で混ざり合い、土味が少しする濃い鰻の味が鼻を超えてまで顔中に伝わる。

「これなんだっ、天然鰻の美味しさってやつはっ」養殖鰻しか食べた事のない私は、ここまで鰻のしっかりとした味が口に伝わることは今までなく、ひと口頬張っただけで、感動。

拳をぎゅっと握りしめ、その味に浸る。女房、当然無口。黙って箸を止めず、蒲焼を口に入れ続ける。

次男は苦手なようで、かば焼きのタレに錦糸卵を大量に丼に入れ、白米星人になっていた。

こうして初体験した宮崎産天然鰻の蒲焼き。ご馳走様をしてお茶を飲みながら女房は「ヒラマサ釣りもいいけど、今度は宮崎で鰻釣りに行って原稿書いたら?」と。

あのなぁ…平松慶が鰻釣りの原稿用意しても、どの出版社も扱ってくれないよっ。餅屋は餅屋。そんな会話をした鰻丼に感激した夕べでありました。

宮崎農家アングラー「マー坊」本当にありがとうございます!この暑さを乗り切ります!

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keitanhiramatsu