【座間市地域中学校柔道指導】今年は二校。柔道底辺拡大になるかなぁ。
公立中学校の体育授業で行われる「柔道」。今年も秋と冬に1年生の基本動作を中心と3年生の総合的動作の二学年を指導させてもらっています。
秋口に行った1年生は柔道衣の着方から礼法に繋がり受身と抑え込み迄を習得してもらいました。
冬の3年生はこれまで3年間学んできた「柔道」の最終的な動作指導となり、立技と立技から寝技への移行。
生徒さん達も毎時間元気いっぱいで興奮してくれながら楽しく柔道授業を進めてきました。
こうした「体育授業の中での柔道指導」の難しさは、例えば町道場の様に月謝を払って「柔道を学びに来る」事と違い、あくまで「体育授業の中の柔道」なのだ。
道場の様に聞きたい、強くなりたい、学びたい、姿勢でいる生徒ばかりではなく、言葉が悪いが「やらされている」感がある生徒もやっぱりいる。
様々な気持ちを持った生徒さん達をまとめながら「柔道授業」を行うことで難しさに直面したり、また自分の未熟さを再確認させてもらえる場面もある。
ひとクラス40人弱で男女合わせての今年のスタイル。昨年はふたクラスで男女分かれての指導もあり、その年により変わりがあるが、生徒さんを大切にお預かりしている以上、絶対に気が抜けない。
今指導している3年生は1年生の時から指導してきた生徒さん。
これからの人生で柔道に関わる時間など今後全くないかもしれないが、こうして指導させてもらっている生徒さんの中でひとりでもこの先柔道を始めてくれる、別の場面で続けてくれる生徒さんが出てくれたらなぁと思うのでした。
また私もこうして指導員として少しでも柔道に貢献できる以上、知識を増やし学びを続けていきたい。
常に前向き。常に勉強。常に努力。
さあ次の4限目に向けて、授業準備に取り掛かります。
(2時限と次の4時限目の間に、今日の「いいぶさ日記」を書いていました。)