長男、大産大から帰省。自身「親の気持ち」が少し分かった夏。

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長男、大産大から帰省。自身「親の気持ち」が少し分かった夏。

長男、大産大から帰省。次男、大興奮。
長男がこの春から大阪産業大学に進学し、柔道を続けてくれており、柔道部が夏の解散となり、オフで帰省。
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小生も名古屋から京都へ大学柔道部で進学したので、同じ環境をたどってくれている。しかし、小生は「柔道部寮」での生活であったので、たぶん長男との学生時代とは違うのだろうな、と思っているが、まあ、それは環境の違いだから、あえて何も言わない様にしている。
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次男は久々の「お兄ちゃん」に興奮を隠しきれない様で、「まだかなぁ〜、まだかなぁ〜」と首を長くしながら兄の帰省を楽しみにしている。女房も、顔には出さないが何処となく普段よりも機嫌が良い。家族が揃うって、こんなに嬉しい事なんだなぁと実感。
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小生が学生時代、寮が解散となり帰省しても、ほぼ自宅には居なかった。高校時代の仲間と遊び呆けて、自宅には着替えして、寝る。また直ぐに出て行く。の繰り返しだった。

長男は同じ光明学園の一級上の先輩と帰省し、夜遅くに帰宅。逞しくなった身体を見て、小生も嬉しかったのと、この先怪我だけは注意して欲しい、と願うばかり。
小生、大学の2回生になって、頚椎の大手術をした。半年間寝たキリの状態は、まさに「地獄」としか言えない状況。
意欲果敢な時期の寝たキリ状況は、ノイローゼになり、身体を治すはずが、心の病いにもなってしまい、今思うと両親に迷惑かけたなっ、と反省が嵩む。
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「あの頃の年代に長男も育ったんだなぁ」次男と無邪気に笑う長男をみて、フッと思ってしまった。

女房は、冷蔵庫に入りきらない程のお肉や魚、野菜、としっかり準備して長男の帰省を迎え入れたが、主役の長男は帰省中、1度も女房の手料理を食べず、海に行ったり、街に出たり…と少ない休日をフルに動き回っていた。
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長男が大阪に戻る日、もちろん小生は仕事に出ており顔を見る事は出来なかったが、「また冬に帰るね」とLINEが来て、文章で会話出来たから、それもヨシだよなっ。

自身を振り返ってみると、大学卒業からそのまま京都の釣具店に就職し、あっという間に結婚。26歳で結婚だったので実際はあっという間でもないのだが、振り返えるとこの時期のスピードはやたら早く感じて仕方がない。

小生が結婚する時、父親からの提案で家族で1泊、温泉宿で過ごす事になり、大人5人(小生、長男。2つ違いの弟2人)でひと部屋で寝ることになった。
父親は、次男(私の下)もこの年に結婚が決まっており、「母親を私と次男が挟む様に布団を敷いて寝ろ!」と言い出した。
何とムチャクチャな事を…と思いながらも、その日、母親の横で寝たのだが、今この歳になり、父親が言った意味が、わかり始めてきた。
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冷蔵庫いっぱいに食材を買い、何も言わずに長男の好きな様にさせていた、女房。唯一、帰る前にチキンライスを次男と。

手料理ひとつ、食べずに遊び回る長男に文句も言わない女房を見ていて、胸が詰まった。
この冬の帰省は、1日でいいから女房の「晩ごはん」を食べる様に長男に伝えたい。でも「オヤジ!ウルサイなぁ〜」と思われるんだろうなっ。
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長男と同じ頃の小生なら、間違いなく思っちゃうだろうから。次に長男が戻ってくるのは、冬。その時は、また柔道の乱取りでもして、息子の成長を身体で感じたい。

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keitanhiramatsu