【やめてくれっ!かいぼり池の次はゴルリバーが…】土嚢で積止し水抜きが始まった…

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【やめてくれっ!かいぼり池の次は、大好きな、ゴルリバーが…】土嚢で積止し水抜きが始まった…

Goldic(平松慶の釣具店)前に流れている、川幅が1mもない小さな小さな小川。この小川は、上流(300mほど先)にある鈴鹿神社様で湧き水からの池の放水として流れている小川で、畑の水にも使用している用水。

毎日出勤の際には、夏も秋も冬も春も、河川内を覗き込み、小魚たちをチェックするのが癒しであり、日課であったのだ。それが今日は…。

座間エリアは番神水や龍源水といって湧水が豊富の土地柄、いくつもの湧水汲み取り場もあり、水の豊かなエリアなのだ。だから住宅地に流れる小さな小川で蛍の生息もあるし、沢ガニ、筋エビはもう簡単に見つける事も出来て、自然豊かな地域なのだ。

小さな小川に流れている水質が本当に良いから水中生物も生息し易く環境が良い。私は夏場ランニングをしながら、湧き水で喉を潤し、あまりにもランに疲れたら畦に流れる水路を見ては癒されたりもした。
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それほどこの座間というエリアは水に纏わる街づくりが出来ている市政だと思っていた…。が、しかし。

「池の水をぜんぶ抜く」でやられてしまった立野台公園の池の事は、先々週書いたばかりであり、その後も気になっては池をチェックしに行ったり、自身が説いた問題を何度も読み返し、どうにか出来ないものか、と考えたりする時間ももった。

たくさんの意見を頂き、その中には本当に勉強になるご意見もいただけたので、この先の動きをどのようにしていこうか、と考えていた矢先に、このコロナウィルス拡散防止策。少し池のことからテンションが弛み、自身の新型コロナに対する意識の方が強くなっていた時に、こうして大好きで毎日の観察を楽しみにしていた小川の護岸工事が始まってしまったので、これはもうどうしようもない程のショックと危機と焦りに包まれたのであった。

作業員の方々がウエーダーで身を包み、オレンジ色の大きなホースで積止してある下流の水を抜き取っている。私はカメラを向けた。嫌味ではなく、この現状を証拠として、また記録として残しておきたい、と思ってだ。

確かに小川の中にはペットボトルなどが沈んでいて、汚くも感じた。でもまだ冬眠している泥まみれになったアメリカザリガニの姿が見え、それを必死に写真に残そうとしていると工事監督者か責任者の方なのかなっ、私に思いっきり急いでよってきて「騒音申し訳ございません」という。

「騒音など全く問題じゃないですよ、ここの水、抜くんですか?」ド・ストレートに聞いてみた。ここにはクチボソやフナや小さな鯉、ドジョウなどがたくさん生息しているんです。と伝えるのだが「先ほど、鯉を上流に逃がしてきました」と慌てて言う工事関係者。

釣具屋の看板を掲げた当店なので、少し気にしているのだろうか…。それから私が小川の淵を見る動きをする度に「ここが壊れておりまして」とか「この植物を綺麗に伐採するために…」とか解説と説明を必死にしてくれる。

「お願いですから、これ(工事)やめるわけにはいきませんか?ゴミを取るだけでは無理ですか?」と私は言ったのだが、もちろん業者さん、お仕事ですもん無理ですよね。「役所からの依頼ですので…」の一点張り。

護岸工事までやっちゃうんですか?と追求して見たのだが「それまではわからないです。私たちは、まず水を抜く作業依頼を受けたものですので…」と。確かにこの担当さんが言うのも間違いではない。
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でもこの工事着工を受けた際に、完成する姿はきっと知っているはずなのだが、それは私にはこの時ひた隠しする。お店に一度入り少し考えていたが、やはりどうにも気持ちに納得がいかず、再びゴルリアーを見に雨の中チェックしようとすると、その工事関係担当の方がまた慌てて寄り添ってくる…。

写真を何枚か撮ったが物凄く工事関係者さんは嫌な顔をしており、私もこの写真でどうこうする気はないですが、でも事実だけは残させてください。と伝え数枚写してきた。

今日から護岸工事着工開始となる。これからどうなっていくのかを写真で残していこうと思っています。そして夏に再びクチボソやカワムツ、小鮒などが生息しているのか。コンクリートのアクで生物たちが住めなくなってしまった舗装された水路をこれまで何本も見てきており、それと同じになることの恐ろしさを抱えながら、見続けていきたいと思っています。

護岸工事。今は岩が重ねられ、その隙間にたくさんのザリガニが生息しています。苔も水草もたくさん生えています。だから生き物たちが気持ちよくこの暑い夏場も乗り切れて年を越して生息していました。

これから夏にかけ、そして冬にどのようになっているのか、を今文章で残しておきます。GWは毎年幼稚園児や小学生が親子で魚やザリガニ採取でとても楽しんでいた場所です。

これが私ができる小さな抵抗と魚たち、生き物を味方にしたメッセージであります。

今日から水抜きが始まり、どのような護岸工事がなされていくのかをレポート続けます。今日は、本当に悲しいスタートでありました。

無力さに悔しいばかりです。
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続く

【いいぶさ日記内、ゴルリバーネタ】
◉ゴルリバー/→https://kei-hiramatsu.com/2015/10/19/%E3%80%80ゴルリバー/
◉ゴルリバーに!→https://kei-hiramatsu.com/2010/07/08/ゴルリバーに!/
◉ゴルリバー2→https://kei-hiramatsu.com/2010/05/02/ゴルリバー2/ など

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