K-FLAT【オーロラ/ミラーパターンの配色がキーポイント】釣れるカラー解析。

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K-FLAT【オーロラ/ミラーパターンの配色がキーポイント】釣れるカラー解析。

メタルジグによるカラー解析を過去、何度かこの「いいぶさ日記」に書いてきました。私はメタルジグを成形するにあたり、テストサンプルで徹底して行う「約束事」があります。

それはテストサンプルジグの無着色テスト。最初は目(アイ)も付けず、ナマリ無垢素材で魚の反応を確認します。私なりの次に進むテスト基準は『他社(自社製品を含む)着色済みメタルジグよりも断然圧倒して釣果を出す』になります。これは相当勇気が必要です。

こうしたテストって、もしかしたらその日の釣りが完全に無駄(無駄ではないのですが…)になり、釣果に繋がらない場合もあります。過去、多々ありました。

ジグの形状も他社タイプと出来るだけ合わせて、ベイト(エサ)の関連性も並行して合わしてテストしています。そのテストで初めて納得出来て、次は着色済みのモノをテスト。このテストは既にナマリ無垢素材で魚からの反応を得ているので、例えばHP用の入れ換え画像を撮影したり、注文書やブログに使う素材用として撮影をメインに釣果を繋げています。

こうしたメタルジグのいくつものテストを経て定番追加カラーをリリースしたり、年毎の限定カラーに仕上げたりしております。

今回の「いいぶさ日記」は年毎の限定カラーを提案し、釣果に繋がったカラーの解析をしたくページを取りました。

K-FLAT株式会社HPにはまだ記載漏れの定番カラーもありますが、今年提案させてもらったカラーの3色はフィールドで最大なる効果を既に出してくれています。

そのカラーはボディホログラムをミラータイプにして背中(片方だけのバック塗装)に3色をセレクトし着色。ブルー、ピンク、グロー、の安定3色でNo.38:オーロラ/ブルーバック、No.39:オーロラ/ピンクバック、No.40:オーロラ/グローバック、と名称分けしています。

それぞれのカラーに対しターゲットを設定。ブルーにヒラマサ、ピンクにブリを意識して。グローはカンパチ。あくまでも狙う対象魚を設定したのは私の過去得た経験からであり、絶対ではない。しかしブリはピンクによく反応をするし、グローは深場のカンパチに効く。ブルーバックはヒラマサ狙いに近年よい思いをしており、この場面にもイメージを適用したのだ。

パタゴニア

今回の限定カラーの特徴はミラータイプのボディホロに対してのバック位置の色分け。ミラータイプのホロは水中で周りの色に同色するかの様に周りの色をボディに写し入れる。

写るカラーがミラーだから同化し残されたシルエットとなるブルーやピンク、グローカラーだけが水中で浮き彫りになる。これが一番重要で、浮き彫りになったカラー部分がベイトに見せ、カラー部分だけになった時点で見えるモノは小さく細いベイトと相似しヒラマサやブリ、カンパチが捕食したくなる、捕食しやすくなる、と言う理論に繋がるのだ。

実際に太陽光がどれくらい届いているかわからない100M以上の水深ある魚礁で試してみたりした。

結果は2020年3月15日発行《ソルトワールドvol.143『平松慶のヒラマサワールドvol.86』》にガッツリ書かせてもらっています。リリースした限定カラー。その時のベイトサイズやベイト行動に合わせてジグ形状を選択して欲しい。

ソルトワールドロケ時はガミージグの様な細長くホバーリングするタイプの方が好調であり良型のヒラマサやブリをキャッチする事が出来た。また先週の御蔵島ではガミーの様なホバーリング姿勢を作り上げる動きよりもケイジグやケイジグシャープを短なピッチで一定のワンピッチジャークで誘うアクションの方がカンパチにもキハダにも良かった。

限定カラーはK-FLAT株式会社定番ジグ全ての形状にリリースしております(2月頭より随時発送開始)。

どうぞこの春からの武器に選択してくださいね。 

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keitanhiramatsu