【愛着あるVOLVO960…20年選手なだけに】入院です…老朽化だからね。

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【愛着あるVOLVO960…20年選手なだけに】入院しました…老朽化だからね。

私の愛車、ボルボ960は最近疲れ果てており様々な箇所が悲鳴をあげ始めてきた。生産されてから20数年…そりゃ、あちこち傷むよなっ。

ワンオーナーで譲り受け、はや15年。最初は前が見えなくなる程の大煙をはいてくれ、相当なヤンチャもの、と思ったがヤンチャなだけに付き合っていく内に味が出てきていよいよ手放せなくなってしまったのだ。

エアコン、足回り、エンジン、と金の掛かる部分はどうだろう全て直したんじゃないかな?

大場所が終わったら、小場所が次々と不調を言い始めた。キンキンにエアコンは効くのだが、土砂降りがまる1日でも続けば車内は水浸し。車で『雨漏り』しちゃうのだ(笑)

雨漏りしたところを拭いて乗る。レザーシートが近年劣化してきて穴が開き始め、そこに雨水が染み込めば、お尻はくっちょり濡れてしまう。イヤァ〜ンと座ってから感じる濡れ心地。でも、嫌いじゃない。

サイドミラーは折りたためるはずなのだが、曲がりもしない。別に曲げなくても問題ない国で生産されたのだから、そもそも曲げる必要など無いのだ(笑)

需要がない事への拘りがない北欧車の良いところ。1990年代人気車のボルボなだけに、そこはグッと我慢してるのだ。

パタゴニア Photo: Barbara Rowell

暑い日が続いてますよね。エアコンは効き過ぎる程なんだけど、たまに全く効かなくなるんです。たぶん機嫌が悪いから。

そんな時は4枚の窓を全開にすれば、外気の生暖かい風が車内に舞い込んでくれます。

でも、近年私のVOLちゃんの後部座席の窓は、ある一定の位置より下には下がらなくなってしまい、しつこく窓を開け閉めして窓がいよいよ開かなくなったら怖いので一定の位置より下には窓ガラスを下ろさない様に気を付けています。

VOLちゃんには夜空が見えてナイスムードになるサンルーフも付いています。あの可愛い娘ちゃんとナイトデートし夜空を見上げながら甘いムードにでも、と開けてしまったら最後。二度と閉まらなくなる恐怖があるので私は14年間開けたことはありません(笑)

最初の一年はサンルーフが嬉しくて開けたりしていましたが、ボルボ乗りの仲間が「サンルーフは開け閉めしない方が良いですよ。私は東名(高速道路)で真冬に全開のまま帰る羽目になりましたから」とホラー体験以上の、恐怖ネタを聞かされ、それからは開かずの扉にしています。※その仲間は940エステートを所有。

たまに天(次男)が開けようと触るもんなら、極悪お仕置きに近い怒りを見せ、軽く震え上がらせておきます。そうする事でどんどん家族一員はわが愛するVOLちゃんに乗らない様になり、いつしか「VOL、やめれば⁉️」だなんて私に聞こえない位置で話しているのが伝わってきます。

そんなVOLちゃんですが、あと10年は乗りたいと思い必死に手入れをしています。

今回入院させてもらったのは《ドクターV》さん。16号線沿いの南町田駅近くにあり、ボルボ専門誌なんかではよく目にしていた、いわゆるボルボプロショップさん。

そこで診ていただいて直さなくてはならない項目(見積書)はここでは見せられない程なんだけど、でも時間をかけてゆっくりお金を作りながら直していくのが楽しみであり、現状。

お金があれば、1週間でも入院させ、全部スッキリ直したいところだが懐具合もあるので、気長に直していきます。

《ドクターV》さんにVOLちゃんを預け、ストックしている90年代のボルボをみる。次に乗りたいと考えている240エステートは淡い色にしたいな、とか240前期のクロームパーツが多く使われている方が欲しいな、とか夢だけは膨らませてみていました。

パタゴニア Photo: Barbara Rowell

ドクターVさんのスタッフに聞けば、960よりも240の方が故障は多いけど、球数(生産数)が多いからパーツはまだたくさんありますよ♪と笑いながら言ってくれた。

確かに960はシリーズFF車最後の高級車としてボルボシリーズに君臨しており、中古パーツ自体は少ないみたい。だから、ひとつ直すだけで相当な額になってしまうのも当時の高級ボルボだけに仕方がないかも。

雨漏りもしちゃうし、電動シートは動かなくなるし、とにかくよく手の掛かる子なんですが、やっぱり可愛くて仕方がない。次の休みの日にはしっかりボディーを磨いてピッカピカに仕上げてあげたいなぁ。

塗装皮膜も日焼けみたく剥がれて見苦しい程なんだけど、まだまだ乗れるVOLちゃん。

20万kmまでは必ず乗ってやるぞ。だからお願い、これ以上壊れないでねっ、と治療後に帰宅までの帰路、車内でいい続けてきたのでした。

次の修理箇所は運転席のシートだなぁ。雨の翌日も乗れる様にしないと、ね(笑)

パタゴニア

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keitanhiramatsu