【おじさん’sガッツリ乱取り稽古】福平塾日曜稽古、今日も始まります⁉️
5/22、5/29と2週続けての福平塾柔道時間。
私は5/22に左足ハム肉離れをやってしまい、今日はギッチリテーピングしてもらい稽古に参加。今回も湘南宮本塾をお借りして、中学生中心に集まり、内村直也先生の背負投講習会も開いてもらいました。
初心者に対しての背負投の指導方法、ケンカ四つ、相四つの入り方、中学生にはまだ必要ないかもしれないけど、奥エリを持たれて頭を下げられた場面からの入り方など技術の高い入り方をガッツリ講習してもらいました。
今日参加してくれた大磯中柔道部員さんらも、わかりやすく指導してもらえ、乱取り稽古になった時には講習会で学んだ入り方を試す場面もみられ、有難い稽古時間になりました。
私は、と言うと左足裏太ももが肉離れしてしまいましたが、それでもしっかり汗を流せた事に感謝。
相四つで奥を叩かれる場面の背負投は、私の今の課題。どうしても90kgの階級だと169cmしかない私の身長では上から潰されるケースが多く、分ける対策ではなく取りにいく組み立てに悩んできた。
相四つで前エリを持たれた場面からの背負投は、吊り手のコントロールで一本背負投などでの技出しをしてきたが、頭を潰される事からの準備が出来ていなかった。
対策方法を学んだ事で勝てるか、と言えばこれからの反復稽古や数多く乱取りしていき稽古を重ねていかなくては無理なのはわかっている。
ただ「知ってるか、知らないままか」の違いは大きく、今後の課題としていつか試合で使えるように自分のものにしていきたい。
また福井学先生や宮本功三先生らとの組手論は毎度稽古後の研究で少しずつではあるが、身に付いてきた。組手の速さを技出しの速さに連動出来てきたら、もっと柔道が面白くなると最近強く感じています。
こうした、学びながら考えている柔道の大切さを50歳を越えた頃からヒシヒシと感じており、体力や筋力に頼らない理論も生涯柔道を続けていく上で絶対に必要だし、今からでも遅くない、と身体に染み込ませていきたいと思っています。
また過去学生時代に学んできたスタイルを初心者向けに伝えようとしても、スムーズさはありません。
自分がやってきたスタイルをそのまま初心者に伝えても、コーチング力の足らない私には上手く伝えきれず、初心者を指導する場面でこれまで悩まされてきました。
スペシャリストからそういった疑問や質問をいただける事も、自身の引き出しを増やすチャンス。今回学んだ事は、必ず自分自身で反復してから、所属チームに伝えていきたい。
5/22は自分自身のガンガン稽古、ハムをやってしまった今週は指導者側の指導勉強がかなり出来たのが嬉しい時間でした。
「ゼロポジション」などいきなり伝えても初心者は分かりにくいですから、その噛み砕いたコーチングを学んだので今週の部活指導に役立てていきたいと感じています。
高校時代からの、同じ釜の飯を食ってきた内村直也先生から学んだ事、同期おじさん’s宮本功三先生、福井学先生から学んだ組手対策や体捌き、どれも宝物。
これからも、どんどん中学生らにプラスになる様な練習会を続けていきますね。ほんと、今回もたくさんの学びをいただき感謝です。
もしこの稽古会に参加されたい方は、連絡いただければ次の予定をお伝えします。
稽古環境を毎回与えて下さる湘南宮本塾さま、またコーチとして顔を出して下さる先生方に感謝です。